天才子役としてデビューして以来、学問と芸能活動の二足の草鞋を履きながら、ますますご活躍が目覚ましい芦田愛菜さん。
テレビ出演やインタビューでも、常に人並外れた頭の良さが光る発言と、好感度の高い振る舞いで話題になる芦田愛菜さんに関する情報は、ネット上で大量に見つかりました。
ただしそれらの情報のほとんどは、「まことしやかに」伝えられていること。
情報発信者がはっきり特定できない噂話だけでは、実際に行われていた芦田家の子育て法がわかりませぬ。
そこで私は「芦田愛菜さんご自身の発言内容」を公開しているメディアに注目。
芦田愛菜さんご本人の回答から判明した、「芦田家の子育ての秘訣」を以下にご紹介していきます。
【芦田愛菜さんが神童に成長した理由】プロフィールでたどる学芸両道
- 2004年兵庫県西宮市で誕生
- 2007年ジョビィキッズプロダクションに入る(現在まで在籍中)
- 2010年テレビドラマ「Mother」に出演
- 2011年テレビドラマ「マルモのおきて」で主演(連続ドラマ史上最年少)
同ドラマの主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」で歌手デビュー(第62回紅白歌合戦で最年少出場記録を更新) - 2012年第54回ブルーリボン賞を史上最年少受賞
- 2013年映画「パシフィック・リム」でハリウッドデビュー
- 2017年慶應義塾中学部に進学
- 2018年NHK連続テレビ小説「まんぷく」にてナレーション担当(史上最年少)
- 2019年「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」で祝賀メッセージ献上
「まなの本棚」を小学館から出版 - 2020年映画「星の子」出演
- 2022年「同世代で憧れる人」ランキングで1位
慶應義塾女子高等学校在学中
<参照サイト> フリー百科事典 ウィキペディア日本語版:芦田愛菜(閲覧日2022/05/27 09:00 UTC)
2022年5月末現在、芦田愛菜さんは内部進学で慶應義塾大学の医学部に進学が内定か?と、いくつかのメディアが報道していますが、ご本人はまだノーコメントなので、この情報の真偽は今のところ不明です。
【芦田愛菜さんが神童に成長した理由】秘訣は幼少期からの読み聞かせ
自他共に認める本の虫である芦田愛菜さんは、2019年には「まなの本棚」という初書籍を、小学館から出版しています。
まだ6〜7歳の頃、テレビ出演した際にも、毎日本を2〜3冊読み、本を借りてきたばかりのときには、一気に20冊も読んだことがあるとお話ししていたキュートな愛菜さん。
ご自分が読書家になった理由について、
- 1〜2歳のときからご両親による読み聞かせがあった
- お父様も読書家
という2点だと、芦田さんご自身が数々のテレビ番組でコメントしています。
読み聞かせが成功するためには、子どもの発達状況から「わかるようになっていること」を考慮するのがポイント。以下の記事に、1〜2歳児への読み聞かせの重要点を綴りましたので、よろしければご覧ください。
そして芦田愛菜さんのご両親も、きっと0歳の時から有益な「プレ・読み聞かせ」のお時間を過ごしていたのでは、と私は想像しています。0歳児への読み聞かせのコツは、コチラにまとめてあります。
【芦田愛菜さんが神童に成長した理由】6歳から図鑑を愛読
「小学館の図鑑NEO」シリーズのイメージキャラクターだった芦田愛菜さんですが、実生活でも「図鑑NEO」シリーズを6歳から愛読していたとか。
2021年、体験型デジタルミュージアム「ずかんミュージアム銀座」がオープンした際、現地を訪れた芦田愛菜さんは、館内のさまざまなゾーンを体験中の様子が、本当に楽しそう。撮影だからというのではなく、非常に好奇心が旺盛な芦田さんの性格が伺えました。
関連リンク:ずかんミュージアム銀座
【芦田愛菜さん】6歳から愛読する図鑑の影響で病理医学に興味を持つ
「小学館の図鑑NEO」シリーズの中では特に、「人間」の1冊がお気に入りとのことで、この本はいつもリビングに置いてあるそう。
また医学、ことさら病理医という職業に興味を持ったきっかけも、愛読書「小学館の図鑑NEO」シリーズの「人間」に影響を受けたとのことです。
12歳で1000冊以上の本を読破したという芦田さんは、「最も魂が震えた本」として、2012年にノーベル生理学賞・医学賞を受賞した山中伸弥教授の「山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた」だと語っています。
ちなみに芦田さんが山中伸弥教授の自叙伝を読んだのは、9歳(!)のときだったそうです。
山中伸弥教授の座右の銘、「人間万事塞翁が馬」に感銘を受けた芦田さんは、将来辛い出来事に直面しても、辛い体験をチャンスと捉えて前向きに歩みたいと考えていらっしゃるそうです。
自ら進んで学ぶ姿勢が就学前に身につけば、子どもは「学びが遊び」の延長と感じるので、学ぶこと自体を自然に楽しむようになるのです。そのためには、お子さんが「なぜなに期」のうちに、読み聞かせで図鑑を取り入れることを、私はオススメしています。記事はコチラ↓。
【芦田愛菜さんが神童に成長した理由】ご両親との固い絆
コチラ↑の動画では、芦田愛菜さんが「お母様の存在について」コメントなさっています。
母は唯一絶対的に私の味方でいてくれる人…母の存在があるからこそ色んなことにも挑戦できたり、チャレンジしようとか頑張ろうかなと思う気持ちになれるっていうのもあるかなと思います。
引用元:YouTube動画 マイナビ・ニュース <芦田愛菜、母への想い明かす“絶対的な味方”「母の存在があるから頑張ろうと…」 『日本郵便 2021年度 手紙 新コミュニケーション発表会』>
また、2021年8月公開された映画「岬のマヨイガ」での舞台挨拶では、「家族の存在について」芦田愛菜さんは以下のように回答しています。
いつも一緒にそばにいてくれて、私のことを支えてくれて一緒にいるとすごく安心できるというかほっとできるそんな存在です。家族の存在にはすごく感謝していますし…家族が応援してくれるから私も何か新しいことに挑戦しようという気持ちになれたりします。
引用元:YouTube動画 シネマトゥディ <芦田愛菜、大竹しのぶ、粟野咲莉ら登場『岬のマヨイガ』初日舞台あいさつ【トークノーカット】>
コチラ↓がその動画。
子どもが持って生まれた才能を開花させるためには、親子間の愛情の絆が不可欠だと、ブログの別記事で、私もお伝えしました。その理由は、親子間の絆と探究心には、深いつながりがあるため。詳細はコチラの記事でどうぞ。
【芦田愛菜さんが神童に成長した理由】ご両親は徹底的に裏方役

この記事を書くにあたり、数多くの芦田愛菜さんに関するアチーブ情報を探索した私の印象に残ったのは、芦田さんのご両親が「出しゃばらない」方々だということ。
国民的大スターで、好感度もNo.1、しかも芸能活動と並行しながら中学受験にも大成功。
「まなママの子育て100の秘訣」なんて本を出版すれば、ベストセラーになることは確実なのに、芦田愛菜さんのご両親が表舞台に登場した様子は、まったくありません。
これは、「子どもの人生は、子どものもの」と芦田愛菜さんのご両親が、キチンとご自分たちの「親としての立ち位置」を理解していらっしゃることの表れ。
子どもに突出した才能の兆しが見えた途端、子どもの人生で主役を演じようとする親御さんは非常に多いと、私も身近で何度も体験してきました。
芦田愛菜さんのご両親は裏方に徹して、愛菜さんの才能開花をサポートしたからこそ、現在の素晴らしい芦田愛菜さんの成長につながったのだと、私は確信しています。
【芦田愛菜さんが神童に成長した理由】社会性をご両親が育成
週刊女性PRIMEの記事によれば、芦田家では愛菜さんの幼少期から社会生活に欠かせない挨拶やお礼の言葉が身につくような教育方針を徹底していらしたようです。
芦田さんご自身がこの点に関して発言しているアチーブを、私の検索では発見することができませんでした。
しかし、幼い頃から敬語を正しく操り、どんな場面であっても、適切に対応している芦田さんの素敵な立ち居振る舞いをあらためて認識する機会となったのは、「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」ではないでしょうか。
お祝いのメッセージを捧呈した芦田愛菜さんの凜としたお姿、そして才気あふれる文章の内容を、素晴らしい伝達力で語り上げた芦田さんは、すべての面でお美しくて、私は非常に感銘を受けました。
【芦田愛菜さん神童説の一角】短期間に上達したマンドリン

中学入学時、歓迎祝いで先輩の演奏を聞いて感動し、マンドリンクラブに入会することを決めたこと。そして、クラブに入会するまで、マンドリンを弾いたことはないと中1の時点で語っているのに、わずか2年で腕を上げた芦田さん。
なんと2019年1月に放映された「新春しゃべくり007」では、高島ちさ子さん率いる12人のヴァイオリニストの皆さんと、マンドリン演奏で共演していらっしゃるのです。まさに芦田愛菜さんの才能の片鱗が伺える、最速の上達ぶり。ただただ、圧巻!
【芦田愛菜さんが神童に成長した理由】どの家庭でも実行可能な育児の秘訣
2022年6月で18歳、まもなく成人という芦田愛菜さんが、学問と芸能活動の両分野でたぐい稀なる才能を発揮できた秘訣は、
- 幼少期からの読み聞かせ
- 本が生活の一部である生活環境を親が作る
- 親子間の丈夫な愛の絆を育む
- 子どもの人生は子どものものと尊重する親の姿勢
- 幼い頃から育まれた社会性
といった天才育児の必須事項を、芦田愛菜さんのご両親が実践してきた賜物であることが、芦田さんご自身のテレビ出演時やインタビューの発言検索から明らかになりました。
家庭で行う毎日の小さな心がけで、子どもの人生に大きな実りをもたらす例が、素敵な女性に成長を遂げた芦田愛菜さんではないでしょうか。
今後の芦田さんのさらなるご活躍が、とても楽しみです!
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ベルン大学の医学部は、慶應義塾大学と京都大学の医学部と提携しているので、心のどこかで芦田愛菜さんが留学先に選んでくれないものかと、期待してしまう私。
芦田さんならあっという間にドイツ語もマスターして、大学の講義にも難なく参加できることが確実!