こんにちは、ユキです♪
初めて親になる、という人生の一大イベントを目前にして、足がすくんでいた私は、世の中にあふれている「子どものしあわせ」を謳う情報の多さにおどろき、混乱しました。
そして、集めた情報が増えていくほど、いろいろな方針に左右され不安が高まる、という逆効果に悩まされました。
そこで、私は氾濫している巷の情報に背を向けて、当時の私の日常生活の場・臨床心理学科という学問と研究の舞台で手に入る「子育てに関する研究結果」から得た知識を元に、娘を育てることに決めたのです。

今回の記事のテーマは、【プレママ期】。私が実際に取り入れていた毎日の習慣で、役に立ったと思えることを綴りましたので、もしよかったら参考にしてください。
実録:心理学博士の天才児子育て・毎日の習慣 【プレママ期】
- 食べ物・飲み物
- 運動
- 心がけ
- まもなく誕生する赤ちゃんへの知育
- 【プレママ期】キーワードはリラックス・「メンタル旅行」の方法
注意事項:
この記事の内容は、スイスで飛び級認定を受けたひとり娘の子育てにあたり、私が毎日の習慣にしていたことを綴ったものですが、記載事項と同じ習慣を実行すれば天才児・飛び級児が育つと主張しているわけではございませんので、あらかじめご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。
食べ物・飲み物

野菜と果物がメイン、炭水化物は控えめに
プレママにオススメのメニューを参考にして、野菜は体を温める根野菜(ジャガイモ・ほうれん草・にんじんなど)を中心に、果物は食べたいと思ったものはなんでも食べていました。
ただし、ブドウは糖分が多いので、食べすぎないように気をつけていました。
なぜか普段はそんなに好きでもない食べ物が頭に浮かび、どうしても「食べたい」気持ちを抑えられない日々の連続。
例えば、朝起きてすぐ、無性にほうれん草が食べたくなり、身支度の合間に冷凍ほうれん草を解凍して朝食にいただくことが何ヶ月もマイブームで続いていました。
母親が口にした物は、すべて赤ちゃんに影響を与えるので、私が欲しくなった食べ物の1日の摂取量の目安と、食べ物が赤ちゃんにどんな影響を与えるのかをチェックしてから、食事するクセをつけていました。意識しないで食べると、いくらでも食事できるような状態でしたので。
おじゃこは毎日
親友が日本からわざわざ送ってくれたおじゃこも、毎日欠かさなかった食品のひとつ。
娘が虫歯なしで成人することができたのは、この時期に良いカルシウムを摂取したからではないか、と私は思っています。
ちなみに、子どもが健康な歯の持ち主として成長できるように、親がサポートしてあげることは、親から子どもへの一生もののプレゼント。わが家で実行していたデンタルケアの詳細については、コチラ↓の記事でご覧ください。
料理にはオリーブ油
私がプレママ期に履修していた神経生理学の担当教授はすばらしい方で、誕生する子どものために親が注意を払うべき点を、休憩時間にいろいろ教えてくださったのですが、そのひとつがオリーブ油の摂取。
このとき以来、料理にもサラダにも、意識してオリーブ油を利用するようになりました。
食事はこまめに
大げさでなく、1日10回くらいに分けて食事をしていました。というのも、私はつわりがひどくて、空腹感を感じると吐き気が止まらない状態だったのです。
そして、少量とはいえない量を毎回食べていました。
例えば、自家製のポテトサラダ+全粒粉のクラッカー数枚+チーズ+オレンジ半分というコンビネーション。
食べる量はけっして少なくなかったのですが、体に必要なものばかり食べていたせいでしょうか、プレママとしての体重の増加量は少なめのレベルだったので、担当のお医者様にずっと心配されていました。
かなり重いつわりに悩まされていた、私のプレママ・食い尽くし体験については、コチラ↓の記事に綴りました。つわりのひどさは、お腹の赤ちゃんの知能が高いサインかも? ←そう考えることで少しでも、つわりがしのぎやすくなりますように。
アルコール・カフェイン・お砂糖は完全にカット
私は普段からお酒を嗜まないので、アルコールに関しては習慣を変える必要はなかったのですが、問題だったのはカフェインとお砂糖。
大のコーヒー党(日頃は1日8杯ほど)プラス甘いものに目がない私なのですが、どちらも赤ちゃんにとってはオススメのものではないので、コーヒー・砂糖は離乳期まで完全断ちしていました。
娘は私と正反対で、甘いものにはまったく興味がない子に育ちましたが、この時期の食生活が関連しているのかどうかはわかりません。
運動

- 毎日のお散歩を小1時間ほど
- 気が向いたらDVD/動画でピラティス
「子どもが産まれたあとも、継続できる運動はなにかしら?」と考えると、自宅で特別な器具を必要とせずにできる選択肢しか私には残らなかったので、毎日のお散歩を日課に取り入れました。お散歩なら、ベビーカーを押しながらできますしね。
お散歩は、体重管理・リラックス効果があるだけではなく、いろいろなご近所さんと知り合いになるきっかけを私に作ってくれたので、当時日課に組み入れたことは大成功でした。
ピラティスは、子どもの誕生後、元の体重に戻すためにも役立ちました。ピラティスは音の出ない動きばかりなので、自分に都合の良い時間ならいつでもひとりでできますから、大変便利でした。
気分転換に、笑える記事をお探しの方は、よろしければコチラ↓の記事へ。わが家の日常の一コマです。
心がけ:ストレスをためない前向きな姿勢

学業・家事・子育てと、はたしてマルチタスキングですべてのコトをこなすことが、私にできるのかな?とさまざまな悩みは尽きなかったのですが、気にしても悩みは解決しません。
自分が直面するとわかっている問題は直視して(例えば保育所:どの保育所を、週に何日・何時間利用するのか)、具体的な解決策を探す。対策を講じたら、「まぁなんとかなるでしょ」くらいにのんびりと構えて、クヨクヨしないという方針で乗り切った方が、ストレスの少ないプレママ期をすごせていいと思います。
親が経験するストレスレベルは、まだ産まれていない子どもの発育にも影響を与えてしまうので、死海の天然塩をふんだんに入れてお風呂タイム+むくんだ足にはラベンダーオイルでマッサージという2点セットが、私のストレス対策の日課になっていました。
まもなく誕生する赤ちゃんへの知育

【プレママ期】知育のメインテーマ
- 赤ちゃんへの語りかけ
- 好きな音楽を聴く
この時期、プレママさんと赤ちゃんがコミュニケーションを取るのに最適の手段は語りかけ。まだ誕生していない赤ちゃんにも、きちんとママの声が届きますからね。
日課になったお散歩の途中では、私の目に留まった季節の移り変わり・天気の様子・木や草花が運ぶ香りなどを、まだ生まれぬ娘に話しかけていました。
また、通常から自宅ではクラシックラジオをかけっぱなしにしていたので、そのまま習慣を継続していました。
そして、なんとなく気分が晴れないときの私のジョーカー、QUEENのヒットメドレーも、定番のひとつでした。
【プレママ期】Dr. ユキのお宝キーワード=「リラックス」

私自身がそうだったのですが、まもなく家族の一員になる赤ちゃんのために、良いといわれることはすべて試して、万全の体制で迎えてあげたい!と、いろいろな準備を進めるあいだ、かなり肩に力が入っていたのです。
母になる不安を打ち消すためにも、手を抜けないわという感じで、ムキになっていた状態とでもいうのでしょうか。
でも、育児はマラソン・トライアスロン・アイガー登山のコンビネーションを、予想もつかない全天候の条件下で行うようなもの。
どんなに完璧な計画を立てたとしても、現実では思いがけない出来事に直面するのが人生なので、育児の長丁場をうまく切り抜けるためにいちばん大切なのは、
「親が息抜きの仕方をおぼえること」
ではないか、と思います。
【プレママ期】オススメのリラックス方法は「メンタル旅行」

子どもが誕生すると、否応なしに24時間マルチタスキングの生活が始まるので、自分が息抜きをしたいときに、いつでも、どこでも使えるリラックスの方法を探し出すことが大切。
そこでオススメなのが、「メンタル旅行」。
- リラックスした姿勢で、目を閉じる
- 鼻から息を吸い、口から息を吐く深呼吸を10回ほど
- 海辺・草原・森のなかなど、心地良い場所を思い浮かべ、その場にいる自分を想像する
- 想像はできるだけ具体的に:
例)海辺で横になり、リラックス/耳に響く波音/顔に優しく注ぐ太陽の光/鼻をくすぐる潮風 - 体のすみずみまで息を送りこむようにゆっくりと呼吸を続ける
- リラックスできたと感じたら、最後に3回ほど大きく深呼吸して目を開ける
「メンタル旅行」は、心理学の認知行動療法で使われる息抜きの方法を、私がアレンジして自宅バージョンにしたものです。
たった3〜5分ほどでも、信じられないほどのくつろぎ効果が得られる方法なので、ぜひお試しください。
「メンタル旅行」は、ゆったりとしたお風呂タイムだけではなく、トイレ休憩の数分でも使えるテクニックなので、こまめにストレスを発散するのに最適だと思います。
娘の誕生後、しばらくのあいだワンオペになることがわかっていた私は、以前の旅行先からいちばんお気に入りの海辺を「私専用のプライベートビーチ」に選んで、しばしばVIP滞在を楽しみました。
子育ては大変だけど、とっても楽しい。そして振り返ると、あっという間の出来事。
親御さんがリラックスして、「今」目の前にいるお子さんとの瞬間を大事にして楽しむことが、家族全員のしあわせにつながるはずです。
ママさん・パパさん、応援しています!