【研究で判明】妊娠中私が毎日摂取した食品は賢い子どもを育む物!

飛び級児成長記

妊娠中に母親が摂取する栄養は、赤ちゃんに直接影響を及ぼします。

アメリカとイギリスで行われた研究によれば、妊娠中の母親が摂取していたビタミンB 12とビタミンDは、成長した子どもたちの頭の良さと関連があったと、報告されています。

まったくの偶然なのですが、プレママ時代の私は、ビタミンB 12とビタミンDが豊富なある食品を、毎日食べていたのです。

今回の記事のテーマ:

【妊娠期間に食事で子どもの育脳】

  • アメリカとイギリスで行われたコホート研究:結果の最重要点
  • ギフテッド児の妊娠期間に、私が毎日食べていたビタミンB 12とビタミンDが豊富なある食べものとは

【妊娠期間に食事で子どもの育脳】母親の栄養摂取と子どもの知能の関係

【妊娠期間に食事で子どもの育脳】母親の栄養状態と子どもの知能の関係

妊娠中の母親のビタミンDビタミンB 12の摂取状態が、成長した子どもの知能に関連していたと報告しているのは、アメリカとイギリスで行われた出生前コホート研究です。

【疫学豆知識】出生前コホート研究とは何か?

【疫学豆知識】出生前コホート研究とは何か?

コホート=ある特定の同じ属性を持つ集団

例えば…

2000年に出産予定だった女性の妊娠期間中に調査開始
→ 喫煙する/しない・ビタミンDの摂取量(十分/足りない)など、出生前の胎内環境に関するさまざまな要因のデータを集める

2006年の段階では、成長した子どもの発育状況を追跡調査
→ 研究の対象となるテーマ(例:子どもが6歳になった時点でのIQ)を、妊娠期間中に母親が摂取していたビタミンDの量(十分/足りない)のグループで比較

というのが、出生前コホート研究のあらましです。

出生前コホート研究は、親の要因(生活習慣や家庭環境など)と子どもの発育の関連性を長期間にわたり追跡して調査するので、実際に影響のある要因がデータから浮き彫りになる、大変意義のある研究の形態。

ただし、大規模で長期間の研究が必要となるので、費用がかさむことがデメリットです。

関連サイト:国立保健医療科学院 <序論 出生前コホート研究とは何か>

【妊娠期間に食事で子どもの育脳】ビタミンDの影響:アメリカの研究

【妊娠期間に食事で子どもの育脳】ビタミンDの影響:アメリカの研究。IQが高い子ども

アメリカのテネシー大学で行われている「CANDLE」研究の結果です。

<検証の結果>
妊娠中ビタミンDを十分に摂取していた母親から生まれた子どもたちが4〜6歳に成長した時点で測ったIQは、妊娠中にビタミンDの摂取が不十分だった母親から生まれた子どもたちと比較すると、高かった。

【妊娠期間に食事で子どもの育脳】ビタミンB12の影響:イギリスの研究

【妊娠期間に食事で子どもの育脳】ビタミンB12の影響:イギリスの研究。b12が少ないと頭が良くない

イギリスのブリストル大学が報告した「ALSPAC」研究の結果です。

<検証の結果>
妊娠中のビタミンB 12摂取が不十分だった母親から生まれた子どもたちは、ビタミンB 12摂取が十分だった母親の子どもたちと比べると、

  • 生後24ヶ月の時点:語彙が少ない
  • 生後38ヶ月の時点:言葉をつなぐ力に欠ける
  • 6歳の時点:会話力が低い
  • 小学校4年生と6年生の時点:算数が苦手
  • 13歳の時点:数学のテストの成績が悪い

【妊娠期間に食事で子どもの育脳】ギフテッド児を産んだ私が毎日食べた物

【妊娠期間に食事で子どもの育脳】ギフテッド児を産んだ私が毎日食べた物

まったくの偶然なのですが、プレママ時代の私は毎日欠かさず、ビタミンDとビタミンB 12が豊富なある食品を食べていました。

それは、「小魚」

親友が日本からわざわざスイスへ送ってくれたもので(ありがとう、Mちゃん)、塩分過多にならないように、無添加の小魚を毎日10匹ほど(私が食していたのは1匹4x1cmくらいのサイズ)。

正直に申し上げると、私は小魚があまり好きではないのですが、これも子どものためと思い、ちょっと我慢(笑)。

妊娠1ヶ月目からスタートして、授乳期間もずっと食べ続けていました。

小魚以外でビタミンDとB 12が多い食品を知りたい方もいらっしゃると思うので、コチラ↓にリンクを貼っておきますね。

外部リンク:
骨粗鬆財団 <ビタミンDを多く含む食品> (閲覧日2022/05/25)

公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット <ビタミンB6/B12の働きと1日の摂取量>
(更新日2021/10/21)(閲覧日2022/05/25)

【妊娠期間に子どもの育脳】散歩はビタミンDを増やすのに最適

【妊娠期間に子どもの育脳】散歩はビタミンDを増やすのに最適

小魚摂取と共に私が毎日のルーティンにしていたのは、お散歩。時間は毎日1時間ほど。

もともとは、出産後の体力作りとして始めたのですが、天気の良し悪しにかかわらず、外を歩くだけで紫外線を浴び、皮膚の中でビタミンDの生成につながるとのことなので、結果的に良い影響があったのではと思います。

ただし妊娠4ヶ月までは切迫流産のおそれで歩行も禁止だったので、自宅での日光浴を心がけていました。

ご自分の体調に合わせて、無理のないようにするのが一番です。

関連サイト:
国立研究開発法人 国立環境研究所 <体内で必要とするビタミンD生成に要する日照時間の推定-札幌の冬季にはつくばの3倍以上の日光浴が必要->
(更新日2013/08/30)(閲覧日2022/05/25)

【妊娠期間に食事で子どもの育脳】ビタミンDとB 12摂取はオススメ

今回の記事でご紹介したアメリカとイギリスのコホート研究の結果が示しているように、妊娠中に母親が十分なビタミンDとB 12の摂取を心がけることは、成長してからの子どもの頭の良さに好影響を与える要因だと思われます。

私はサプリメントなどには一切頼らず、食べ物からの摂取のみでした。

そのほか、プレママ期に私が大切にしていた毎日の習慣については、コチラ↓の記事にまとめてありますので、興味のある方はどうぞご覧ください。

そして、つわりのひどさが誕生してくる子どもの高い知能に関連していると思えば、つらい時期を少しでも乗り越えやすくなるかもしれません。私自身の体験をまとめた記事は、コチラ↓です。

皆様、お体を大切になさってくださいね!

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