本の読み聞かせは、子どもの心と頭が健やかに育つための栄養を、たっぷりと与えてくれるステキな魔法。
子どもの発育に合わせて、才能が無理なく伸びるように、ギフテッド育児で心理学博士の私が実践した0−3歳児への読み聞かせのコツをまとめた記事です。
読み聞かせの影響を青少年で検証したドイツの研究結果【効果抜群】
本の読み聞かせが子どもの発達にもたらす効果を青少年(10−19歳、505人)で検証した、ドイツの読み聞かせ推奨財団による研究結果の概要をまとめた記事です。
毎日の読み聞かせが子どもの未来に与える好影響を知ることができる、貴重な情報です。
【0歳児への読み聞かせ】赤ちゃんのわかることをふまえて親子のふれあい
読み聞かせは、0歳からスタートすることを私は推奨します。
ただし、0歳児への読み聞かせでは、「赤ちゃんがわかること」をふまえた上で、絵本を読んであげることが大切。
読み聞かせによる親子のふれあいが、さらに楽しく、充実した時間になるように、0歳児の触覚・聴覚・視覚の発育の特徴に合わせた読み聞かせのコツをまとめました。
【1歳児への読み聞かせ】生まれつきの好奇心を伸ばす
まわりの出来事に興味津々の1歳児。1歳児の「見る/知る/まねる/わかる能力」を読み聞かせで伸ばすコツ、そしてわが家で実践していた読み聞かせ方法の一例を、ご紹介しています。
【2歳児への読み聞かせ】非認知能力の向上を目指す
2歳児への読み聞かせでは、非認知能力の向上を目指しましょう。才能を最大限伸ばし、充実した人生を歩むためのカギは、非認知能力の有無にあります。
2歳児の発達の特徴に合わせ、「選ぶ/考える/知る/話す」4つの要素を付け加えた非認知能力を伸ばす読み聞かせ術のご紹介です。
【3歳児への読み聞かせ】賢い子特有の思考回路育成を図る
地頭の良い子が育つかどうかは、なぜなぜ期真っ只中の3歳のときに、好奇心を探究力に変換する「学びのプロセス」が身につくかどうかで決まる、というのが私の持論。
なぜなぜ期の子どもが必要としていること、そして一生役に立つ「賢い子特有の思考回路」の成長を促すことができる、図鑑を利用する読み聞かせのコツをまとめました。
将来実りのある読み聞かせの極意は、「親子で楽しむ」こと!

ヒトは皆、強制されることを嫌います。ですから、「3歳までに読み聞かせ1万冊のノルマを達成するために、今日は絶対10冊読まないとダメ!」などと、親御さんの肩に力が入りすぎの読み聞かせになってしまったら、それこそ本末転倒です。
好奇心でいっぱいの子どもと同じ目線になって、世の中を見渡してみると、あんなこともこんなことも、この世界は不思議なことだらけ。
あたりまえの日常を「楽しい!知りたい!」と思う子どものみずみずしい感性を親御さんが大切にしてあげると、自然に「本の存在」が欠かせないものとなり、親子で楽しめる読み聞かせの時間が増えるはずです。
飛び級児に育った娘の成長を振り返り、「頭の良い子を育てる秘訣」をたったひとつだけ選ぶのなら、私は迷わず「毎日の読み聞かせ」をチョイスします。
子どもの心と頭の健やかな発育にとって必要な栄養がいっぱい詰まった読み聞かせを、ぜひ親子で楽しみながら活用してくださいね。