【わが家のギフテッド児】2歳児での特徴/伝達力・自習と妖精の友人

飛び級児成長記

自らの体験だけではなく、まわりで起きた出来事をすべて吸収していた娘が、自分の経験を取材レポーターのように報告し始めたのは2歳のころ。もはや、「2歳児は見た!」状態でした(笑)。

話の伝達力が伸びるとともに、いつの間にかひとりで文字の読み方をおぼえた娘が、自分で本を読むようになったのも2歳のとき。

自ら進んでトイレトレーニングに挑み、3日間でおむつに別れを告げた娘は、保育園でちょっとした「おむつバイバイ」旋風を巻き起こしました。

「毎日、もう楽しくって…」とコメントしていた娘の心の友は、妖精はんにょ。娘にとっては、かけがえのない大切なお友達でした。

【わが家のギフテッド児】2歳児での特徴①伝達力の高い実況報告

わが家のギフテッド児、2歳の時に伝達力の高い実況報告で保育園の1日を話す

娘は1歳半のときに、週2回・4時間ずつで保育園に通い始め、2歳になってからは週2日に保育時間を増やしていました。

すでに1歳後半から、娘は保育園での1日を話すようになっていました。

例えば、

  • 今日いたお友だち/お休みだったお友だちは誰か/お友だちの服装
  • 今日いた保育士さんは誰か
  • おやつに何が出たか/味はどうだったか(娘はグルメと判明しました)
  • 保育士さんと何をして遊んだか
  • どんなドラマがあったか(ケンカ・お誕生日・特に楽しかったことなど)

といった内容について。

1歳半の時点では、私に話しながら自分の考えをまとめているようで、娘の話し方はまだ滑らかではありませんでした。

でも、2歳になった娘は臨場感あふれる描写が上手くなり、その場にいた人同士の会話や現場の雰囲気を生き生きとレポートするようになったのです。

例えば、おやつ時間に出たチョコムースのあまりが子ども同士で取り合いになったこと。そのときのいざこざに関わっていた子どもたちの反応と、保育士さんの態度。

出来事の報告だけではなく、娘のコメント(特に感情面)もあったので、毎回親子でいろいろな意見交換をしていました。

そして、大人同士の会話もキャッチしていた娘を通じて、休憩時間に保育士さんがおしゃべりしていた恋バナも私には筒抜けの状態で、その点は私、非常に申し訳なく思っていました。

【わが家のギフテッド児】2歳児での特徴②自然に文字を習得

アルファベットのピース

ある朝、保育園へ向かう電車の中で、ベビーカーに乗った娘が突然、「エキナセアで、体の中から風邪に負けない」みたいな広告を声に出して読み上げたのです。

でも、そのときは「誰かに聞いたセリフを記憶していたのかな?」と、私は深く考えずにいました。本人はその後ごきげんで歌を口ずさんでいたので、私からあえて質問もしませんでした。

ところがそれから数日後、チョークを使ってお絵描きしていた娘が、自分の名前を書いていたのでビックリ。

ウチではまったく教えていなかったのですが、本人曰く保育士さんが少し年上の園児たちに文字を教えていたのを見ているうちに、自然に覚えたとか。

あっという間に、スラスラ本を読めるようになりましたが、それでも私が読み聞かせるスタイルでの読書も並行して継続しておりました。

【わが家のギフテッド児】2歳児での特徴③自分からおむつにさよなら

おむつにさよなら

トイレトレーニングは、子ども自身の身体的・精神的な準備ができてからこそ成功すると言われていますが、娘の場合、そのタイミングと季節がちょうどよかったのだと思います。

2歳になる直前、H&Mの子供服売り場で大好きなハローキティのパンツを見つけた娘は、「2歳になったらおむつをやめたい」と宣言。

当時のわが家のお隣さんはベテランの言語聴覚士で、たくさんの幼児に接した経験からさまざまな子育てのアドバイスを私に授けて下さった貴重な方。

その方から、「外の気温が高い今がチャンス。数日間お庭で服を脱いで遊ばせて、おしっこが出る感覚を覚えさせるのがベスト」と助言を受けたのです。

その内容通りトイレトレーニングを実行したところ、3日目には「夜のおむつもいらない」と本人が希望するほど、あっけなくおむつにお別れができました。

その翌週保育園では、娘がおむつからパンツへと瞬く間に移行できたことで、ちょっとした旋風が巻き起こりました。

  • 外のお庭で失敗しても、おしっこを水で洗い流せるから全然平気
  • なにより可愛いパンツを自分で選べるのが楽しい

そんな喜びいっぱいだった娘の態度は、それまで「失敗したら、どうしよう…」とためらっていた園児たちに、「トイトレなんて、気楽にすればOK」という印象を与えたようです。

早速同じ方法を自宅で実践した園児たちが、続々とトイトレに成功!みなさんH&Mに直行してパンツを購入!となったので、売上上昇に少し貢献できたかもしれません。

保育園もとても協力的で、たとえ誰かが保育時間内に数回失敗しても、非常に肯定的に子どもたちのチャレンジをサポート。

手数がかかって大変だったと思うのですが、保育士のみなさんは「子どもたちが前向きに取り組めるトイトレ最高!」という神対応で、ホントに頭が下がりました。

娘のお迎えに行くたびに「私も今日からパンツなの!」と報告してきた子どもたちの笑顔が忘れられません。

「おばあちゃんの知恵袋」的なお隣さんの助言のおかげで、大切な発達課題のひとつを娘が上手くクリアできたことは、とても貴重な思い出になっています。

【わが家のギフテッド児】2歳児での特徴④妖精登場

お花畑を舞う
妖精

すでに0歳だったときから、娘は「どこかちがう世界を訪れている」時間がたくさんありました。

空想旅行中の娘は、視線が遠くに泳ぎ、完全に夢の世界の住人であることが外見の様子から明らかでした。

娘が1歳のころ、空想旅行から現実に戻ると「はんにょ」と口にすることが多く、さて「はんにょ」とは何かしら?と考えていた私。

2歳のとある日、空想旅行から戻って来た娘は、私に彼女の友人・妖精はんにょを紹介してくれました。

娘によれば、はんにょは性別がない存在。姿を表現することは難しいけれど、物心ついたときから、娘の近くにいる大切なお友だちで、彼女は毎日、はんにょとおしゃべりしているそう。

「はんにょは今、ここにいるの?」と私がたずねたら、なんと私たちとキッチンテーブルに同席していると、娘は言うではありませんか!

ちょうどおやつの時間でしたので、私ははんにょ用のランチマットも用意し、私たちと同じ果物をお皿に準備。私が自己紹介して「さあ、はんにょもどうぞ召し上がれ」と、はんにょが実在するかのようにおしゃべりを始めたら、娘は大爆笑!

その日以降も、娘が「はんにょが来ている」と自分から話して来た日には、必ずはんにょへのおもてなしもしていました。

でも、娘とはんにょの世界を壊したくなかったので、はんにょと会っていることが明らかなときでも、本人が言い出さない日には、黙って見守る姿勢で接していました。

【わが家のギフテッド児】まとめ・2歳児での様子

  • 現場レポーター顔負けの状況描写・体験の伝達力
  • 自然に文字を習得
  • 自主的に、前向きにおむつにお別れ
  • 心の友・妖精はんにょの存在

「もしかしたら、ウチの子はギフテッド?!」と思い当たる点が多い方には、コチラ↓の本をオススメします。ギフテッド特有の問題点を親がよりよく理解することで、お子さんへの最適なサポートが可能になります。

タイトルとURLをコピーしました