誕生した病院でリトル・ブッダと呼ばれた娘。
娘が0歳のときの特徴は、<短い睡眠時間・集中して観察・考え事では指を折る動作>です。
相変わらずまったく泣かない、老成した赤ちゃんでした。
親の私でさえ、「もしやこれは赤ちゃんの着ぐるみで、中には人生の達人が隠れているのではないかしら」と思ってしまうほど、娘の様子は落ち着いていました。
【わが家のギフテッド児】0歳児での特徴①短い睡眠時間

誕生した病院で、他の赤ちゃんたちと比べて倍の時間眠っていた娘は、生後1ヶ月頃からあまり眠らなくなり、3ヶ月に入る頃の合計睡眠時間は11時間くらい。
生後3ヶ月の平均睡眠時間は約15時間といくつかの育児書に書いてあったので心配になり、出産した病院の助産師さんに電話で問い合わせをしました。
この病院では、出産準備コースの参加者に退院後も電話でのサポートが約束されていたので、娘の誕生時にすでに母が逝去していた私は何度も「お母さんの知恵袋」的な存在のサポートサービスを利用させていただいたのです。本当にありがたい存在でした。
「赤ちゃんが満足しているようなら、問題はないと思う。だけど、ママのあなたが疲れて倒れてしまわないように、夜まとめて睡眠できるよう、授乳時間を調整したほうがいい」と教えていただきました。
テクニックとしては、夜22時頃に授乳し、翌朝6時頃まではできる限り授乳をしない。そしてお昼間も、私が決めた時間に授乳をするという方法でした。
「1週間もしたら、赤ちゃんが慣れるから、安心して」という助産師さんのお言葉通り、5時間、6時間と日に日に娘の夜間の睡眠時間が伸びたので、私の疲労回復にとても役立ちました。
【わが家のギフテッド児】0歳児での特徴②集中して観察

起きている間の娘は、とにかく集中して手近の物を観察することに時間を費やしていました。
ぬいぐるみやラトルを与えると、物を手に取りじっと眺めるのです。
興味深いことに、おもちゃを口に咥えたり、舐めたりすることはしませんでした。
ただひたすら、集中して観察するだけ。
生後6ヶ月くらいまでは、私が話しかけても「よその世界」にいるみたいで、私への反応はほとんどなかったので、「これでいいのかしら?」としばしば不安になりましたが、観察に勤しむ娘の横でひとり漫才のように、私は娘の行動や夢中になっている物について話し続けておりました。
【わが家のギフテッド児】0歳児での特徴③考え事では指を折る動作

娘の行動には一定のパターンがありました。
20〜30分集中して物を観察した後、興味対象だった物を横に置き、遠くを見つめるような視線で考え事を始めるのです。
その際、数を数えているかのように両手の指を1本ずつ折り曲げ、開く動作を繰り返していました。
考え事に浸っていたときの娘は、これまた別世界の住人で、心ここにあらずという状態であることが明らかだったので、娘が指を動かして物思いにふけっている間は、話しかけずにそっとしておきました。
0歳の赤ちゃんが、一体なにをそんなに真剣に考えることがあったのか、できることなら知りたいです。
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わが子がギフティッドかもしれないと思ったら: 問題解決と飛躍のための実践的ガイド
ジェームス・T・ウェブその他(著)
【わが家のギフテッド児】まとめ・0歳児での様子
- 寝る間も惜しんでひたすら観察、考えごとをしながら指を折る動作を繰り返す
- 触覚は口ではなく、手指を使うことで探究