サイバーエージェントレジットBGT準決勝敗退は外的要因の影響?

ゴット・タレント

サイバーエージェントレジットが、ブリテンズ・ゴット・タレント(BGT)セミファイナルで、完璧なレベチ演技を披露したにもかかわらず、まさかの敗退!

しかも、敗者復活のワイルドカードもなし……。

けれども予想外のセミファイナル敗退となった背景には、外的要因の影響があると、筋金入りBGTファンの私は推測しているので、その理由を解説します。

BGT準決勝:サイバーエージェントレジットのレベチ演技を審査員絶賛

【司会者と審査員の発言内容】日本語意訳

司会者のアントさん:「サイモンさん、自分のゴールデンブザーだから、鼻高々でしょ?」

サイモンさん:「めっちゃ興奮してる!誰が押したゴールデンブザーなのかなんて、関係ないよ。レベチの才能はレベチだってこと。未来をのぞいた気分だった、マジで最高!音楽まで自作でしょ、本当に才能あるよね。(BGT優勝者は)英国王室メンバーの御前で演技をお披露目できる、とてつもない光栄な機会があるから、世界中から出場者がやって来て、そのおかげで僕らは、独創性があって信じられない演技を目にすることができるわけで……。今、メチャクチャ感動してる」

ブルーノさん:「振り付け・正確さ・キレの良さ……。無駄がなくて、音符がバッチリと完璧なメロディを奏でているみたいだった!高純度で、完璧だったね。本当に気に入ったよ!たったひとつのミスさえなかったんだもん」

アリーシャさん:「私がBGTで見たうち、最も滑らかなダンスのひとつよ。キレキレでスキのない動きが、完璧だったわ!衣装と音楽も自作だなんて、信じられない!今夜のパフォーマンスは大成功だったわね!お見事だったわ」

アマンダさん:「毎年たくさんの才能あふれる出場者が、限界までチャレンジする姿を見て来たのだけれど、あなたたちは次元が違う存在ね、素晴らしいわ!」

別記事にも書きましたが、審査員のブルーノさんは、プロのダンサーで有名な振付師なので、ブルーノさんの興奮ぶりからレジットの皆さんが、プロ視線からどれだけ素晴らしい内容のダンスを披露したのかがわかり、興味深いです。

BGT準決勝:サイバーエージェントレジットのライバルの顔ぶれ

【セミファイナル5日目の出場者と演技内容】(敬称略)

  • Alex Mitchell:コメディアン
  • Amasing:歌とダンス
  • Cyberagent Legit:ダンス ←サイモンさんのゴールデンブザー
  • Denise & Stefan:ピアノと歌唱
  • Gambino Akuboy:歌手
  • Messoudi Brothers:ジャグリング
  • The Dark Hero:歌手
  • Trixy:マジシャン

そして、セミファイナル5日目を勝ち抜いて、決勝進出したのは、コチラのおふたり。

  • 1位通過:コメディアンのAlex Mitchellさんが、視聴者から最多得票を獲得
  • 2位通過:マジシャンのTrixyさんが、審査員投票で決勝に選抜される

視聴者の反応:サイバーエージェントレジット準決勝敗退ありえなくない?

視聴者の反応:サイバーエージェントレジット準決勝敗退ありえなくない?

完璧な演技を披露して、審査員から絶賛されたにもかかわらず、「サイバーエージェントレジットが準決勝で敗退?!」と、驚いた視聴者は少なくないようです。

たとえば、BGT公式チャンネルののYouTube動画コメント欄には、

「BGTで優勝すべき演技」

「一度見た後、どうしても複数回リピートしちゃうタイプの動画」

「完璧な演技を披露した彼らが決勝に進めないなら、BGTはもう終わり」

「ワイルドカードで決まりでしょ!」

「BGT視聴者は、涙をそそるプロフィールの持ち主に投票しがちだけど、天才的なサイバーエージェントレジットに票を入れるべき」

などのコメントが、ひしめいています。

あいにくと、敗者復活のワイルドカードは別の出場者(The Trickstars)に与えられたので、残念ながらサイバーエージェントレジットはセミファイナル敗退で、BGTの幕を閉じました。

サイバーエージェントレジット準決勝敗退:外的要因の影響を推測

サイバーエージェントレジット準決勝敗退:外的要因の影響を推測

BGTセミファイナル出場者は、当然ながらどの組も、優れた才能の持ち主ばかり。

けれども、審査員の反応・観客の盛り上がり方・視聴者コメントを考慮しますと、サイバーエージェントレジットのBGTセミファイナル敗退という結果は、以下の2点に少なからず影響を受けたためではないかと、BGTを長年視聴してきたファンのひとりである私は、個人的に推測しております。

それは、

  • BGTなのに外国人増えすぎ問題が、ファンの間で炎上中だった
  • セミファイナル5日目の顔ぶれが、レジットには不運な組み合わせだった

という2点。

BGTなのに外国人出場者増えすぎ問題がファンの間で炎上していた

BGTなのに外国人出場者増えすぎ問題がファンの間で炎上していた

BGTの「京都・富士山絶景地化現象」とでも申しましょうか、BGTは「英国」のゴット・タレント番組のはずなのに、外国人出場者が増加しすぎだと、不満を感じる視聴者の声を、イギリスの最大手タブロイド紙・サンが、セミファイナル半ばで報道(ちなみにレジットの皆さんは、セミファイナル最終日に登場)。

2024年度のゴールデンブザー獲得者9組のうち、英国人は4組だけだったことなどからも、「いっそのこと、『ブリテンズ』じゃなくて『ワールド・ゴット・タレント』に改名すべきじゃない?」という意見や、「BGTに外国人が多すぎるとイギリスOfcom(放送通信庁)に通報するぞ!」的な過激な意見まである炎上状態に。

記事によれば、BGTスポークスマンは「BGT外国人出場者殺到問題」に関し、『年齢・出身・経験レベルに関係なく、誰もがチャレンジできる仕組みを貫いてきた結果、BGTは世界で名高いオーディション番組になったので、これからもその方針は変わらない』旨を説明。

ですから、サイバーエージェントレジット演技後のサイモンさんのコメント内容も、こういったBGTの状況と英国ファンの心境を踏まえた上での発言だったのではないかと、考えられます。

炎上した事態からの影響の程は知る由もないのですが、この日のセミファイナル視聴者投票トップ3は、全員英国の出場者でした。

セミファイナルの顔ぶれがレジットには不運な組み合わせだった可能性

以下に綴る私見は、決勝進出を果たした出場者に対し、批判の意図はまったくございませんので、その点ご了承ください。

セミファイナル5日目、視聴者投票で最多得点を獲得し、1位で決勝進出を決めたAlex Mitchellさん↑は、自閉症とチック症を抱えながらも、コメディアンとして演技を披露。

アレックスさんのBGT出演は、日常生活で偏見と戦っている、同じ疾患のある患者や家族に勇気を与えたとするコメントを反映するように、視聴者の反響も抜群の結果でした。

関連サイト

また、視聴者投票のトップ3だったDeniseさん & Stefanさんご夫妻↑は、オーディション段階でゴールデンブザーを押されなかったために、波紋を呼んだ出場者。

とんだとばっちりで、彼らと同日オーディションでゴールデンブザーを獲得した日本の髪モノマネ芸人・ノボせもんなべさんに八つ当たり批判が大量発生する事態にもなりました。

視覚障害とがん罹患の運命に負けず、美しいピアノ伴奏と伸びやかな歌声で魅せたご夫婦のパフォーマンスは、視聴者の心を動かす内容だったため、この方たちのセミファイナル敗退を惜しむ声も多かったのです。

そして、セミファイナル5日目に2位通過で決勝に進出したマジシャンのTrixyさん↑は、この日のトリック演技で観客・審査員・視聴者を完全に魅了。

演技のクライマックスには、なんとトリックのひとつとしてあの「とにかく明るい安村さん」が、サプライズゲストで登場するなど大盛況すぎたため、演技終了後にヤラセ疑惑がメディアで報道されてしまうという、思わぬ事態にまで発展しています。

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ゴット・タレントのボス、サイモンさんからゴールデンブザーを与えられ、演技も大絶賛されたのに、セミファイナル敗退/敗者復活のワイルドカードもなしの結果に、サイバーエージェントレジットの皆さんは悔し涙を流されたかもしれません。

でも、一視聴者である私は、レジットの皆さんがBGTで披露したパフォーマンスに、心底感嘆しました。

全員が、ひとつになっているかのような完璧な動きに到達するまで、いったいどれほどの時間を費やしてこられたのか、想像もつきませんが、パフォーマンスすべてから感じ取れるサイバーエージェントレジットのメンバーのひたむきさは、本当に異星人レベルの輝きを放っていた、魅力的な姿でした。

感動を、ありがとう🎵

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