日本でお馴染みの「小の月」の覚え方、「西向く侍(2・4・6・9・11)」の代わりに、スイスでは手のこぶしを使います。
異文化共生のわが家では、親子間で確認方法に文化の相違あり。
【西向く侍 vs. 手のこぶし】異文化共生のわが家は親子間で別方法
「西向く侍」と声にして、小の月(31日に満たない月)を確認する方法は、いつ覚えたのか定かではないけれど、今でも最低月1でお世話になっている私。
「え〜と、今月は…『西向く侍(2・4・6・9・11)』だから30日までね」と私が口にしていたら、スイス育ちの娘に言われました。
「手のこぶしで数える方が、早くない?」
【西向く侍・スイスバージョン】手のこぶしで小の月を確認する方法
スイスでは、コチラ↑の画像のように、手でこぶしを握り、出っ張る骨と、くぼむ谷間を「月」に見立てて、どの月が31日まであるのかを確認する方法が一般的です。
使用するのは、人差し指から小指までの骨(中手骨)。
いちばん端の突起している骨から1月、次の谷間が2月…と数え、親指は飛ばします。
「ね、この方がわかりやすくない?」と娘に聞かれましたが、私は「西向く侍」にこだわります。
歳は重ねても、身につけた習慣は「三つ子の魂百まで」ですもの。小の月の調べ方くらい、幼いころに身につけた「西向く侍」を愛用し続けます。
その代わり、ようやくTWINTの使い方を身に付けたのだから、勘弁してちょうだい(笑)。
日本育ちの私が、スイスの大学で最初に戸惑ったのが、「手」のサイン。興味のある方は、コチラ↓の記事へどうぞ。