ユングフラウヨッホ・トップオブヨーロッパのお食事処:在住者体験情報

スイス観光情報

ユングフラウヨッホのトップオブヨーロッパにあるレストラン・カフェバーに関する情報記事です。

スイス在住歴30年&シーズン中は月1ペースでユングフラウヨッホを訪れている私が、実際に体験して集めた情報なので、どうぞスイス旅行の際にお役立てください。

ユングフラウヨッホ・トップオブヨーロッパ:レストランとバー体験情報

ユングフラウヨッホ・トップオブヨーロッパ:レストランとバー体験情報

ヨーロッパ最高地点にある鉄道駅(3545m)、ユングフラウヨッホに直結する施設、「トップ・オブ・ヨーロッパ」には、3つのレストランとカフェバーが1つあります。

ユングフラウヨッホにあるレストラン①クリスタル

ア・ラ・カルト形式のレストラン。営業時間1100-1430。110席。

コチラ↓のサイト内から、メニューを見ることができます。

ユングフラウ鉄道公式サイト <ア・ラ・カルト・レストランクリスタル(英語版)>(閲覧日2024/02/28)

おひとりさまの分でも、チーズ・フォンデュが注文可能なのは、プラスポイントかもしれません。←通常、スイスのレストランでフォンデュは「2名以上から」と規制されていることが多いので。

ただし、フォンデュのお値段は約4900円(28.50スイスフランを2024/02/28のルート、1CHF=171.45円で換算)と、ユングフラウヨッホらしくお高い料金!

物価高のスイス+ヨーロッパ最標高駅の観光地にあるレストランですけど、その特性を考慮しても、値段の割に高い満足度は得られない、というのが私の感想です。

ユングフラウヨッホにあるレストラン②アレッチ

セルフサービスのレストラン。営業時間1015-1530。150席。←ただし、店内の一部が、団体客専用または未使用になっているので、お昼前から営業時間終了まで、いつも満席状態です。

コーヒー・スープ・サンドイッチなどの軽食やメニューが、学食っぽい雰囲気で提供されています。

スイスでの私の母校・フリブールとバーゼル大学の学食レベルが高かったのかもしれませんが、私がアレッチでこれまでに注文したものは、ハッキリ申し上げてどれもマズいお品でした。あくまでも個人的な感想ですが。

他の観光客の人たちも、注文した品にほとんど口をつけていないテーブルが目立ちました(2023年シーズンの段階)。

・・・だけど、ユングフラウヨッホで口にするものを「マズい」と感じる理由は、標高による味覚の変化にあるのかもしれません。

ユングフラウヨッホにあるレストラン③ボリウッド

ビュッフェ形式のレストラン。主に団体客専用。営業時間1100-1500。80席。

レストランの名前から想像できるかと思いますが、メニューはカレーのみのビュッフェ・レストラン。

ユングフラウヨッホにあるレストラン④ピカントス・ラウンジbyエルディンガー

営業時間はユングフラウ鉄道の運行時間内。

カフェバーで、ワッフル・菓子パンなどのおやつ、そしてアジアからの観光客に大人気のカップ麺を販売しています(下部に詳細記載)。

なぜスイスではなくドイツのビールメーカーが、スイスの象徴・ユングフラウヨッホの複合施設に出店しているのかが、日本人の私には気になる謎(笑)。

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ユングフラウ鉄道公式サイト(英語版)では、アイガー・エクスプレスをはじめとする各路線の運行時間が確認できるので、コチラ↓にリンクを貼っておきますね。

例:「JUNGFRAUBAHN」の下にある<OPERATING DATA>をクリックすると、運行時間の情報が開きます。

ユングフラウ鉄道公式サイト(英語版)<OPERATING INFORMATION>(更新日2024/02/28)(閲覧日2024/02/28)

ユングフラウヨッホ・トップオブヨーロッパ:空気の悪さが嫌な点

標高が高くて空気が薄い影響もあると思うのですが、私が苦手なのは、トップオブヨーロッパの施設全体の空気が、すごく悪いこと。

午前中はまだマシなのですが、お昼間からは、レストラン内部と近辺の施設部分にカレーの匂いが充満している状態で、胃が丈夫な私でさえ、重い空気で胸がムカついてしまうほど。

旅の疲れで身体が高度の影響を受けやすいかと思いますので、その点からも、ユングフラウヨッホより標高の低い場所(たとえばクライネ・シャイデック)に移動して、アルプスの絶景を見ながらお食事をゆったりと楽しむことを、心からオススメいたします。

もしお天気に恵まれたなら、外の席でスイスアルプスの新鮮な空気と美味しいお料理を堪能できるので、一石二鳥です🎵。

ぼったくり!ユングフラウヨッホカフェバーでのカップ麺とお湯の値段

ぼったくり!ユングフラウヨッホカフェバーでのカップ麺とお湯の値段

カフェバーであるピカントス・ラウンジで、ひっぱりだこのメニューは、スイスには似つかわしくない、韓国風味の「カップ麺」

アジアからの観光客で、カップ麺を注文しなかった人を探すのが難しいほどの大人気だと、訪れるたびにお見受けしているのですが、

  • カップ麺が約1400円(8.20スイスフラン)
  • 別売りの熱湯が約740円(4.30スイスフラン)
  • 2024/02/28のルート、1CHF=171.45円で換算

と、お値段は物価高スイスの最標高観光地・ユングフラウヨッホにふさわしい、ぼったくり料金!

だけど、カップ麺を食べている観光客の皆さん、「まさかユングフラウヨッホで、こんなものを食べられるなんて〜」と大喜びしている様子が、微笑ましくてカワイイから、見ているコチラまで笑顔になってしまうのです。

ちなみに、「ユングフラウヨッホでカップ麺を売る」アイデアの考案者は、この販売戦略のおかげでミリオネアになったと、地元の関係者から耳にしました。

なぜ私、同じアイデアを思いつかなかったのかしら……。

え〜、ユングフラウヨッホではバカ高いお値段のカップ麺ですが、グリンデルワルトのターミナル駅にあるコープでは、通常価格の500円ほどで購入できます。

カップ麺は持ち込んで、熱湯だけをオーダーする観光客も、私は毎回目にしていますので(←スタッフも親切に対応しています)、もしよければ、「スイス在住主婦の私は見た」ヒミツの情報を、ぜひご活用くださいませ。

ユングフラウヨッホ・トップオブヨーロッパ:イチオシ飲み物はコレ

ユングフラウヨッホ・トップオブヨーロッパ:イチオシ飲み物はコレ

トップオブヨーロッパで注文したコーヒーは、どれもあまり美味しくないと、コーヒー党の私は失望続きだったのですが、唯一の例外が、上の写真のお品。

ホイップクリーム+キャラメル+コーヒーと、カロリーを気にしていたら口にできないのですが、これがとっても美味し〜い!

このコーヒーは、「トップオブヨーロッパ・キャラメルコーヒー」の名称で販売されていて、お値段は約1500円だったと記憶しています。

コーヒーは中の紙カップに注がれていて、外側はシーズンごとにデザインが新調されるコーヒーカップ(モチーフはもちろん毎回、ユングフラウの山並み)が付いてくるので、お土産としてそのまま持ち帰ることができるのもウレシイ点。

通常のお土産ショップでは取り扱っていないカップなので、スイス旅行の思い出としてもオススメできるコーヒーです。

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皆様のスイス滞在が、楽しい思い出でいっぱいの時間になりますように!

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