スイスのスーパーにあるセルフレジで買い物をした観光客が、備え付けの有料紙袋の支払いをしなかったために、200スイスフラン(約3万5千円)の手痛い罰金を課された事件発生!
「観光客だから知らなかった」の言い訳は、スイスでは通用しませんので、旅行の際にはお気をつけて!
【スイスのスーパーで観光客が有料紙袋未払い】罰金事件のあらまし
- スイスの大手スーパー・Migros(ミグロ)は、セルフレジで有料紙袋40ラッペン(約70円)を未払い通過した観光客に200スイスフラン(約3万5千円)の罰金を課す
- 観光客はブラジル出身の英国・オックスフォード大学院博士課程学生で、学会のためにジュネーブ訪問中
- お土産用にスイスのチョコを購入したが、紙袋が有料だと知らなかったと観光客は主張
- スーパー側のコメント:「紙袋は有料なので、値段もバーコードも印刷されている」
該当の観光客は、「イギリスのセルフレジではチェックアウト前に、手さげ袋の使用有無を聞かれるが、スイスではその問いがなかったので無料だと思った」と主張。
対してスーパー側は、「支払いを間違う可能性のある客は、有人レジを使用すべき」とコメント。
スイスの習慣を知らない観光客だから目をつぶるという寛大さはゼロの厳しい対応を示しました。
しかも、約3万5千円(200スイスフラン)の罰金を支払ったにもかかわらず、問題の紙袋はスーパーに取り上げられてしまったと、この観光客は苦情を述べています。
購入したのは、わずか3000円のチョコレートだったそうで、罰金がその10倍以上の額とは、本当に手痛い……。
【スイスでの買い物】備え付け/手渡される袋は基本的に全部有料
スイスのスーパーで、野菜・果物売り場に備え付けてあるこういうタイプの袋↑は無料ですが、レジ近くにあるプラスティック/紙/IKEAタイプの大型袋などは、サイズと素材にかかわらず、すべて有料です。
買い物袋が無料となる唯一の例外は、高級ブランドショップでそれなりのお値段の品物を買う場合。
それ以外は、支払い時に店員さんが「袋は必要ですか?」と質問してくるケースでも、100%有料だと、スイス旅行の際には心得てください。
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