【ドイツ語圏の反応】大リーグ史上初、1シーズンで50ホームラン&50盗塁の記録を達成した大谷翔平さんの偉業は、野球に疎いドイツ語圏でも報道されています。
ただし、高速テンポで更新され続ける記録に、報道内容が追いつかないのが現状!
大谷翔平さんの50ホームラン&50盗塁は野球に疎い欧州でも話題
スポーツファンの方たちはご存知かと思いますが、サッカーがいちばん人気を誇るヨーロッパでは、野球に対する関心はほぼゼロ。
ところが、大谷翔平さんの「1シーズン50ホームラン&50盗塁」の偉業だけは別格扱い!
数多くのドイツ語圏のメディアが、野球音痴の現地の人たちにもその凄さが伝わるような解説付きで、大谷翔平さんの50&50達成を報じています。
ただし、大谷さんの記録更新テンポが超高速すぎるため、ドイツ語圏メディアの報道内容が古いニュースに見えてしまう事態も発生中です(笑)。
私が最も驚いたのは、ドイツのサッカー専門誌『キッカー』が、大谷翔平さんの50&50達成を記事にしていたこと。
『キッカー』がサッカー以外のスポーツを話題にするなんて、イメージ的には「大相撲中継」で、ドイツ選手がブンデスリーガで達成した偉業を報道するみたいな感じです。
『キッカー』は、日本の『Number』タッチな文体なので、
- 50&50達成は「正直、自分がいちばん驚いた」という大谷さんの発言
- バスケットボール選手、レブロン・ジャームズさんの「この男は現実離れしている」との感嘆コメント
- 大谷さんとドジャーズに「10年1015億円契約」が結ばれている事実
- ロバーツ監督の「200年以上プレーされている野球史上、空前絶後の記録を成し遂げたのが大谷」というコメント
- 日本では新聞の号外発売。林芳正官房長官も祝福コメントを寄せる
- この日の勝利でドジャースはプレーオフ進出決定、大谷さんにとっては初のプレーオフに期待が高まる
と、読者にジワジワ、大谷さんの偉業が心に沁みるような記事構成。
大谷翔平は二刀流のユニコーンとドイツのシュピーゲルも絶賛
ヨーロッパで最大発行部数を誇るドイツのニュース週刊誌、「シュピーゲル」は、「キッカー」や他メディアと同様の報道内容に加え、
- ピッチャーと打者の「二刀流」である大谷さんは、「世紀の野球選手」であり、その稀さは「ユニコーン」的存在
- 元通訳の水原一平容疑者の違法賭博問題騒動を乗り超えた活躍である
という、一歩踏み込んだシュピーゲルらしい記事を公開しています。
そして、シュピーゲルの記事が、『50以上のホームランと盗塁』と、シーズン終了までまだ伸びるであろう大谷翔平さんの記録に相応しいタイトルになっている点も、興味深いです。
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私が現在、毎日の幸福度を高めるために実践しているのは、「一日一大谷翔平さんニュース」。
偉業はもちろん、大谷さんに関するエピソードはどれも心を温めてくれる内容なので、気持ちが浄化されます🎵
まさに、日本人の誇り!
<参照サイト>
Kicker <50 Homeruns, 50Steals: Superstar Ohtani gelingt MLB-Rekord> (更新日2024/09/20) (閲覧日2024/09/22)
SPIEGEL Sport <Mehr als 50 Homeruns und 50 Steals – neuer Baseballrekord des «Einhorns»> (更新日2024/09/20) (閲覧日2024/09/22)
Blick <Ohtani lässt mit Baseball-Rekord die Fans durchdrehen> (更新日2024/09/20)(閲覧日2024/09/22)
SPORT1 <EIN REKORD FÜR DIE EWIGKEIT?> (更新日2024/09/20) (閲覧日2024/09/22)
SRF <50 Homeruns und 50 Steals: Ohtani knackt magische Marke> (更新日2024/09/20) (閲覧日2024/09/22)