ダブルダッチチームのハリボー (Haribow) の皆さんが、ブリテンズ・ゴット・タレント(BGT)で観客を大熱狂させて、史上初の「オーディエンス・ゴールデンブザー」獲得の快挙達成!
この記事でわかること
- 【BGT観客が興奮のるつぼ】ハリボーへの審査員コメントが吹き飛ぶ熱狂度:動画の最重要点を解説
- ハリボーが獲得したBGTゴールデンブザーはなぜ史上初?
- ダブルダッチチームのハリボーって何者?
- 英国メディアと視聴者の反応は?
・・・あっという間に決勝進出決定!!!!!
BGT観客が興奮のるつぼ:ハリボーへの審査員コメントが吹き飛ぶ熱狂
ハリボーの皆さんが披露したダブルダッチ演技終了後、観客の熱狂レベルがすごすぎて、審査員のコメントが『ゴールデンブザーを押して!』の大声援にかき消される異常事態発生!
ところが、2024年度のBGTでは、通常のルール破りですでに8回もゴールデンブザーが押されていたため、審査員のアマンダさんやブルーノさんが、『もう、押せるゴールデンブザーが残ってないの!』と観客をなだめようとしましたが、『彼らにゴールデンブザーを押して!』と熱狂する観客の大合唱とジェスチャーは、盛り上がるばかり。
『ことばにならないほどの素晴らしいオーディションだった』とサイモンさんが述べた後、観客に『ゴールデンブザーを望んでない人は、いないよね?』とたずねると、会場は本当に興奮のるつぼ状態に突入!
この日観客席にいて、夢中でゴールデンブザー・コールを送っていた自分の息子・エリックくんと、アマンダさんの娘・ホーリーさんに向かい、サイモンさんが『君たちが押しなさい!』と声がけ。
ハリボーのメンバーが舞台を立ち去ってから、サイモンさんが『観客の皆さん全員からのゴールデンブザーだよ!』とあらためて発言し、会場が大歓声に包まれた状態で、ハリボーのオーディションは締めとなりました。
個人的には、演技開始前、舞台上で軽いウォーミングアップをするハリボーのメンバーを横目に、舞台裏の司会者アントさん&デックさん(動画1:03〜から)が交わしていた会話が、とても気になった私。
アントさん:『なんで君がウォーミングアップしてるのさ?』
デックさん:『後で出番があるかもしれないから、念のためにね』
アントさん&デックさんは、特に有望なBGT参加者の演技前に、気になる発言をすることがしばしばあるので、「もしかしたら、審査員&司会者合同のグループゴールデンブザーの可能性を、示唆しているのでは?」と期待した私の想像を超える結果となり、ウレシイ限りです。
また、伝説の振付師・ブルーノさんからのダンス技能賛辞は、ハリボーの皆さんのレベルがいかに高いかの証だと思いますので、聞き逃せないポイントでしょう。
ハリボーがダブルダッチで獲得したBGTゴールデンブザーはなぜ史上初?
BGTが2007年にスタートして以来、
- 観客の要求でゴールデンブザーが押されたことは、一度もなかった
- 会場にいた審査員の家族が、観客代表でゴールデンブザーを押したのも初めて
との理由から、ダブルダッチチームのハリボーの皆さんが獲得したゴールデンブザーは、BGT史上に刻まれる喜ばしい出来事となりました。
長年BGTを視聴していますが、ハリボーのメンバーが巻き起こしたような、観客による「ゴールデンブザーを押して!」の大合唱を見た記憶は、本当にありません。
ハリボーの皆さんが披露したダブルダッチのパフォーマンスが、観客の気持ちを史上初レベルで鷲掴みにした証拠ですよね。
【BGT観客ゴールデンブザー】ハリボーは何者?ダブルダッチって何?
ハリボーとは?
ダブルダッチチームの「ハリボー」は国内大会・世界大会で数々のタイトルを獲得してきた ’99〜‘02年代の若手プレーヤーで結成
引用元:Haribow <ABOUT US> (閲覧日2024/05/27)
ちなみに、「ダブルダッチ」の解説はコチラ↓。
ダブルダッチは、2本の縄を使って跳ぶ縄跳びである。向かいあったターナーと呼ばれる2人の回してが2本の縄を内側に回し、その中でジャンパーと呼ばれる跳び手が技を交えながら跳ぶ。
引用元:フリー百科事典 ウィキペディア <ダブルダッチ>(更新日2024/03/14 UTC 21:57) (閲覧日2024/05/27)
Haribowの公式サイトとウェブ検索で見つけたメンバーに関する情報は、以下のとおりです(掲載順は、公式サイトの記載順に従っています)。
坂田潤也さん:千葉県出身、2000年生まれ。2021年国内学生大会で準優勝、国際大会で3位入賞。法政大学在学中
関連サイト:アスカツ <【アスリートインタビュー】ダブルダッチ・Junya坂田潤也さんの魅力に迫る!> (更新日2023/12/19)(閲覧日2024/05/27)
海野鷹幸さん:長野県出身、1999年生まれ。2020年、学生大会でパフォーマンス日本一に。横浜国立大学出身で、「永福町ダブルダッチスクール」の代表講師
関連サイト:永福町ダブルダッチスクール(閲覧日2024/05/27)
松澤竜介さん:千葉県出身、2001年生まれ。高校時代に世界大会出場、日本大学在学中に学生3位のタイトル獲得
井端真秀さん:神奈川県出身、2002年生まれ。高校時代に世界一タイトル獲得、大学時代に代表を務めるサークルが日本一称号獲得
加藤周平さん:長野県出身、2002年生まれ。大学時代、井端さんと一緒にサークル日本一称号獲得し、学生全国大会で活躍
彼らのプロフィールからは、ダブルダッチを通じて様々な場面で活躍している様子がうかがえて、読むだけで心が弾みます🎶
ちなみに、日本大会の「ダブルダッチコンテスト」は2002年から、世界大会は2012年から開催されているそう。
そして2024年の7月には、神奈川県で世界大会が行われるとのことで、今からワクワクしますね!
ダブルダッチの競技種目・部門・パフォーマンスのルールなどが、コチラのサイト↓に詳しく報じられているので、リンクを貼っておきます。
BGT観客ゴールデンブザー獲得のハリボー:英国メディアと視聴者の反応
BGT本拠地・英国メディアは、BGT会場が割れんばかりのゴールデンブザー・コールに包まれた様子と、熱狂的な観客の反応を生んだハリボーの皆さんのダブルダッチ演技がいかに卓越した内容であったのか、という称賛記事を報道しています。
英国メディアが報じる唯一の批判は、「2024年度のBGTシーズンは、ゴールデンブザーが押されすぎた」という視聴者の声(通常は司会者・審査員トータル5回。2024年は、ハリボーのゴールデンブザーで9回目)。
ただし、ハリボーの演技に対する批判的コメントは、私が見たかぎりまったくなくて、「演技レベルからも、観客の反応からも、ハリボーへのゴールデンブザーは妥当」的なコメントがあるのみ。
そして視聴者の反応はといえば、BGTの公式YouTubeチャンネルが公開しているハリボーのオーディション動画に記載されている英語コメントも、観客の反応と同様に絶賛・称賛の嵐!
- 『これこそゴールデンブザーに値する演技!』
- 『史上最高のゴールデンブザー場面だと思う!』
- 『観客がこんなに熱狂した様子を見たのは初めて!』
- 『観客全員の熱望で押されたゴールデンブザーは、最高のパフォーマンスの証!』
- 『気力やポジティブ精神が消滅しているこのご時世に、みんなが必要とする素晴らしい演技!』
- 『ハリボーが優勝すべき!』
- 参照元:YouTubeチャンネル Britain’s Got Talent <Haribow get AUDIENCE GOLDEN BUZZER for epic DOUBLE DUTCH act | Auditions | BGT 2024> (閲覧日2024/05/27)
といった絶賛コメントが、ずら〜っと並んでいます。
通常は、どんなに優れたBGT演技に対しても、数十人にひとりの割合で、文句を言う視聴者がいるのがあたりまえなのに、ハリボーに関しては、ほめことばしか見つからないのが、驚異的!
また、熱烈BGTファンからは、『今シーズン、日本からの参加者が3組もゴールデンブザーを獲得していて、BGTに新風を吹き込んでいるのが素晴らしい!』旨のコメントが複数あるのも、興味深くウレシイ点です。
<参照サイト>
THE Sun <BUZZED OFF Amanda Holden thought she was going to be fired after shocking moment on Britain’s Got Talent panel> (更新日2024/05/27)(閲覧日2024/05/27)
Digital Spy <BGT reveals shocking ninth Golden Buzzer act> (更新日2024/05/26)(閲覧日2024/05/27)
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これでオーディション段階は終了となり、次回の放送からはもうセミファイナルを迎えるBGT。
日本からのゴールデンブザー獲得3組が、セミファイナルでいかなる演技を披露して視聴者を魅了してくれるのかが、今からとっても楽しみです。