【BGT2024】決勝戦の総まとめ:出場者と順位結果

ゴット・タレント

ブリテンズ・ゴット・タレント(BGT)2024年度の決勝戦結果と最終順位一覧を、まとめた記事です。

決勝戦出場者の全演技動画付きなので、よろしければ私の主観的なコメントと共に、お楽しみください。

【BGT2024】決勝戦に進出したのは11組:日本からはハリボー!

BGT2024の決勝戦には、5日間にわたる準決勝の生放送で、トータル40組の出演者のなかから選び抜かれた10組に加え、敗者復活のワイルドカードを審査員から与えられた1組、総計11組の出場者が進出。

BGTの舞台装飾は準決勝・決勝と、とても凝っているので、視聴者にとっては目の保養です。

そんな大仕掛けの舞台で、決勝まで勝ち抜いてきた出演者たちが最高レベルの技を競い合うのですから、気分的には紅白歌合戦の大トリが11組登場するみたいな感じ(笑)。

・・・いや、ちょっと待って。もしかして小林幸子さんがあの紅白用の舞台セットと衣装でBGTにチャレンジしたら、決勝いけるんじゃないかしら?!

【BGT2024決勝戦】視聴者投票最終結果:投票率と順位一覧

BGTの決勝戦では、視聴者投票の結果のみで、出場者の順位が決定される仕組みになっています。

順位出場者(敬称略)演技項目投票率
1シドニー・クリスマス歌唱27.2%
2ジャック・ローズ手品15.8%
3アビゲイル&アフロニータダンス10.4%
4イノセント・マスク歌唱8.8%
5ザ・トリックスターズ犬との曲芸8.4%
6トリクシー手品5.9%
7マイク・ウッドハムズモノマネ歌唱5.4%
8アレックス・ミッチェルコメディ5.3%
9ノーザンツ・シングズアウトコーラス4.9%
10サウラビテコンドー4.8%
11ハリボーダブルダッチ3.1%
引用元:BBC <Britain’s Got Talent winner celebrated in Wetherspoons> (更新日2024/06/03)(閲覧日2024/06/12)

【BGT2024決勝結果】優勝者は歌手のシドニー・クリスマスさん

ゴールデンブザーを審査員のアマンダさんから獲得したオーディションでは「Tomorrow」、準決勝では「My Way」、そして決勝戦では「Over the Rainbow」を歌唱曲に選んだシドニー・クリスマスさんは、自らの夢をなぞるかのような曲目を歌い上げて、BGT2024年度優勝という栄冠に輝きました。

BGT2024:優勝者シドニーさんは早くも批判の対象に?

オーディション時、歌手になるのを夢見てロンドンに上京したばかりで、フィットネスクラブの受付の仕事で生計を立てていると自己紹介したシドニーさんは、準決勝時にも「フィットネスクラブでタオルを巻いたり、シェイクを売ったりする生活は変わっていない」とコメント。

ところがBGT優勝直後から、実はシドニーさんはプロの歌手として、ミュージカル出演やクルーズ船で歌手として勤務した経歴があると、イギリスのメディアが叩き始める事態に……。

そしてBGT決勝戦で、シドニーさんが視聴者投票の結果にいちばん有利な「最後の出演者」としてパフォーマンスをしたことまで、批判の対象になる始末。出演順は、番組側が指定するそうなのですが。

クルーズファンの私は旅行中、船上で行われるコンサートを欠かさず訪れるため、長旅になるとクルーズ船で出演中の歌手の方たちとレストランで親しくなって、おしゃべりをする機会に恵まることがしばしば。

私が出会った歌手の人たちは、どなたもびっくりするようなディプロマと経歴の持ち主ばかり、でも歌手として生活を維持することは大変なので、ブレイクする日を夢見て、今シーズンはクルーズ船に乗船して歌っている苦労人……という厳しい現実を抱えていたので、歌手としての成功を賭けてBGTに挑戦したシドニーさんを、そんなに叩かなくてもいいじゃない?と思うのですが。

ロンドンのウェスト・エンドで、歌手として舞台に立つ夢に近づいたシドニーさん、おめでとうございます🎵

【BGT2024決勝結果】準優勝は手品師のジャック・ローズさん

BGT2022年、「The Phantom(ファントム)」名義で舞台に姿を現すことなく手品を披露したジャックさんは、前回の準決勝敗退を乗り越え、2024年は準優勝!

決勝戦の会場には、お顔がそっくりなお父様とおぼしき方もいらしたので、原子力技術者のキャリアを捨てて、手品を本業にしたジャックさんへの親御さんの心配も、今回のBGT準優勝で払拭できたのではないでしょうか。

007の悪役的魅力があって(失礼)、冷静沈着にあっと驚く手品を乾いたユーモア付きで披露するジャックさんなら、ロンドンの劇場もお客様でいっぱいになるのでは?

BGT2024決勝結果:3位アビゲイルさん&アフロニータさん

まるでミュージカル「ライオンキング」をダンスで表現しているかのような、決勝戦のパフォーマンス!

ぴったりなおふたりのハーモニーからあふれる躍動感と、ダンスすることの喜びは、視聴者の心をポジティブなエネルギーで満たしてくれる素晴らしさ。

7歳のアビゲイルさんは、生まれつき聴力障害者で、補聴器を使うようになってから、左耳だけ少し音が聞こえるそう。

アフロニータさん(20歳)は、BGTの大ファンだというアビゲイルさんのダンス指導をすると決意し、ふたりは師弟関係を結びます。

その結果を披露したBGT2024で、3位に輝いたアビゲイルさん&アフロニータさんの演技は、見ているだけで胸が熱くなります。

ダンス版ヘレン・ケラーさん&サリバン先生みたい!

BGT2024決勝結果:4位イノセント・マスクさん

南アフリカ出身のイノセントさんも、シドニーさんと同じようにロンドンに上京して、ブレイクすることを夢見ているオペラ歌手。

なかなか成功にたどり着けない気持ちをことばに乗せて、滔々と力強く歌い上げたイノセントさんの歌声に、審査員のブルーノさんは落涙するほど。

決勝戦でイノセントさんが歌唱した、プッチーニ作曲の「Nessun doma」は、BGT初代優勝者、ポール・ポッツさんがオーディションで歌い、彼をプロのオペラ歌手としてのブレイクに導いた曲目。

ポールさんの成功にあやかって、イノセントさんも今後、オペラ歌手としてのブレイクに成功するといいですね。

BGT2024決勝結果:5位ザ・トリックスターズの皆さん

BGT2024のワイルドカード獲得者として決勝に挑んだザ・トリックスターズのワンちゃんたちと調教師のチームは、決勝戦で5位と大躍進!

一見、簡単にこなしているかのような犬の曲芸は、並々ならぬ犬と人間のチームワークによる練習の賜物だと、ザ・トリックスターズの決勝戦演技を絶賛する数多くのコメントが、YouTube動画に記されています。

犬好きの私にとっても、たまらないパフォーマンスでした。

BGT2024決勝結果:6位トリクシーさん

手品というだけではスペースが足りない、大技マジックを初回オーディションから披露したトリクシーさん。

オーディションでは、審査員サイモンさんが過去に所有していた愛車を調達、準決勝ではとにかく明るい安村さん、そして決勝ではピーター・アンドレさん(英国のシンガーソングライター)を、トリックのサプライズとして登場させるなど、視聴者の想像を超えるネタを連続で披露。

・・・けれども生放送だったはずの準決勝で、トリクシーさんが審査員のアリーシャさんにかけたことばのやり取りから発生した「録画疑惑」がやらせ批判に発展し、トリクシーさんもメディアから叩かれる事態になっています。

個人的には、トリクシーさんの決勝戦ネタは、準決勝の二番煎じ的な印象を与えたので、ややガッカリの視聴感でした。

BGT2024決勝結果:7位マイク・ウッドハムズさん

男性なのに、女性歌手と男性歌手のモノマネ歌唱を披露したマイクさんは、BGT2024で私が特に好きだった出場者🎵

初回オーディションでは、視聴者に緊張が伝わるほど、ビクビクした様子で舞台に登場したマイクさんですが、回を重ねるごとにモノマネ相手も真っ青の存在感をアピールするボディランゲージに変化して、まさにBGTでさなぎから蝶に脱皮したみたいな出場者!

マイクさんの本業は音楽の先生とのことで、生徒さんがうらやましい〜。←全然関係ないけど、マイクさんの腕にある大きなタトゥーを見て、あらためて海外と日本のタトゥー文化の違いを認識。こんなにどでかいタトゥーのある人が先生って、日本じゃありえない(笑)。

BGT2024決勝結果:8位アレックス・ミッチェルさん

自閉症とチック症がありながらも、コメディアンとして大勢の観客の前に立ったアレックスさんは、同じように疾患を抱える患者たちに勇気を与え、讃えられました。

以前、元CAのお笑い芸人CRAZY COCOさんが、「笑いのツボ」が外国人とは一致しない的な発言をした動画を視聴したことがあるのですが、アレックスさんの演技は私にとって、まさにそれ。

準優勝で、サイバーエージェントレジットと同じグループだったアレックスさんが1位で決勝進出を確定、レジットの皆さんは敗退してしまったショックを、私はまだ引きずっているのかも(涙)。

BGT2024決勝結果:9位ノーザンツ・シングズアウトの皆さん

ノーザンツ・シングズアウトは、25歳〜65歳のメンバーで構成されているコーラスと聞くと、「すぐ眠くなっちゃうような退屈なコーラス?」なんて連想をしてしまいがちですが、とんでもない。

2014年に結成されたというノーザンツ・シングズアウトによるコーラスは、ダイナミックでパワフル!それに、メンバー全員が本当に楽しそう🎶

今では250人ほどのメンバーを抱える大所帯とのことですが、BGTのパフォーマンスを見た歌手のマドンナさんが、ノーザンツ・シングズアウトをインスタでシェアしたので、「連絡を待っています!」と、メンバーは興奮気味なのが可愛い〜。

BGT2024決勝結果:10位サウラビの皆さん

サウラビは、全州大学のテコンドー示範団とのことで、テコンドーでBGTに挑戦した初めての出場者だそう。

BGT史上初という肩書きにふさわしく、「テコンドー=格闘技」のイメージ以上の迫力と、テンポ豊かで華麗な板割りパフォーマンスで、オーディション時に司会者のアントさん&デックさんからゴールデンブザーを獲得したサウラビの皆さんは、決勝戦でも圧巻の演技を披露しました。

残念なことに、BGT運営側がサウラビを韓国ではなく日本のチームだと紹介してしまったミスがあり、韓国で問題になったようです。←スイス在住歴30年の私の体験から言えば、ヨーロッパの日常生活での「あるある」勘違いが、BGTで発生してしまったことが、本当に残念。

何はともあれ、アジアからの出場者の活躍ぶりをBGTで目にすることは、同じアジア人の私にとっては、喜ばしい出来事です。

BGT2024決勝結果:予想外の11位でもハリボーの神技演技は5つ星

道具はダブルダッチのロープだけなのに、BGTオーディション時から準決勝・決勝と、毎回視聴者にもわかるほど、難易度の高い技を披露し続けたハリボーの皆さんは、本当に素晴らしい!!

オーディションで、BGT史上初の「観客ゴールデンブザー」を可能にしたときのように、決勝でも「ハリボーのコンサート?!」と思ってしまうほど、観客が大熱狂する見事な神業パフォーマンスを演じたハリボーの5人組。

視聴者投票の結果だけが反映される決勝戦では、あいにくと11位の結果で終わってしまいましたが、私にとってハリボーの皆さんのパフォーマンスは、5つ星!

私はダブルダッチというスポーツ種目を、ハリボーのおかげで初めて知ったのですが、さまざまな身体能力とチームワークが要求されると思われる競技は、本当に魅力的。

唯一、視聴する際についこちらまで緊張して、息を止めてしまうことだけが、アラカンの私にとっては危険ですけど(笑)、今後さらなるハリボーの皆さんのご活躍と、ダブルダッチブームの展開を、非常に楽しみにしております。

素晴らしい演技で、一緒にワクワクさせてくださり、本当にありがとうございました、ハリボーの皆さん!!

<参照サイト>
MSN スポーツソウル日本版 <韓国テコンドー示範団を“日本”と紹介 有名オーディション番組のミスが物議「荒唐無稽な間違いだ!」(閲覧日2024/06/12)