「ネヴァー・イナフ」を映画『グレイテスト・ショーマン』で歌唱したローレン・オルレッドさんは、もっと世間に周知されるべき才能豊かな歌姫。
「まだ満たされない(=ネヴァー・イナフ)」のは歌詞だけにしてほしい、ローレンさんの経歴を動画でたどります。
歌手ローレン・オルレッドさんのプロフィール:平坦ではない道のり
- 1989年生まれ。アメリカのペンシルバニア州出身。母はソプラノ歌手、父は指揮者の音楽一家で成長。ウェバー州立大学(米・ユタ州)と名門バークリー音楽大学で学ぶ
- 2012年、「The Voice(米国版)」に出場し、マルーン5のアダム・レヴィーン氏からコーチを受けるも、13位で敗退。
その後5年ほど、デモボーカリスト(仮歌シンガー)として、地道に歌手活動を継続 - 2017年に公開された映画『グレイテスト・ショーマン』で「ネヴァー・イナフ」を女優レベッカ・ファーガソン氏の吹き替え歌手として歌唱。
「ネヴァー・イナフ」はマルチ・プラチナソングとして大ヒットするも、ローレンさんの知名度は上がらずじまい - 2019年、カナダ人歌手マイケル・ブーブレ氏のアルバム「Love」で、「Help Me Make it Through the Night」をデュエット
- 2021年、イタリアのテノール歌手アンドレア・ボチェッリ氏の世界ツアーに参加
- 2022年、ブリテンズ・ゴット・タレント(BGT)に参加。「ネヴァー・イナフ」を歌唱し、ゴールデンブザーを獲得。最終結果は決勝戦で9位
- 2024年、アメリカズ・ゴット・タレント(AGT)のスピンオフ、ファンタジーリーグにサイモン・コーウェル氏の推薦で参加。惜しくもセミファイナル敗退
「The Voice」でのローレンさんは素人からプロに見事変化
「The Voice」で奮闘したローレンさんの初登場からプレイオフまでの全オーディションが視聴できる動画は、コチラ↑。
初めて登場した回では、まだ素人っぽさのあるローレンさんが、出場回数を増すごとに、プロらしい堂々とした歌いっぷりに変化していく様子が興味深いです。
ローレンさんの素質はもちろんのこと、彼女のコーチだったマルーン5のアダム・レヴィーンさんの指導能力も、只者ではない!
『グレイテスト・ショーマン』ネヴァー・イナフの吹き替え名場面
思いっきり泣きたいムードの時に、レベッカ・ファーガソンさんが歌う「ネヴァー・イナフ」のシーンを見て、何度も涙していたミュージカルファンの私。
「ミッション・インポシブルシリーズではクールなスパイ役のレベッカさんが、まさかこんなに歌唱力のある女優さんだったなんて!」と、私は勝手に思い込んでいたのですが、皆さんはあの「ネヴァー・イナフ」の名場面が口パクだと、お気づきになりましたか?
ローレンさんBGTでのゴールデン・ブザー獲得演技は鳥肌もの
ローレンさんがゴールデン・ブザーを獲得したブリテンズ・ゴット・タレント(BGT)2022年度では、手品師の岩崎圭一さんも日本人初のゴールデン・ブザー獲得者として大活躍されたので、番組を視聴した方も多いのでは。
舞台上で、実は自分が「ネヴァー・イナフ」の歌手だと打ち明けたローレンさんの発言に、審査員と観客が湧く様子が見ものです。
見事に歌い上げたローレンさんのパフォーマンスは、ゴット・タレントの歴史に残る、鳥肌ものの素晴らしさ!
審査員のアマンダさんが、いつもグタグタコメントなしでズバッとゴールデン・ブザーを押す態度が、私は好き(笑)。
ローレンさんはサイモン氏の推し!AGTでも視聴者を魅了
ローレンさんはBGT登場以来、サイモンさんの推し。
彼女の実力に見合った活躍の場が増えるようにと、サイモンさんの推薦によりAGTのスピンオフ「ファンタジー・リーグ(2024年)」に参加したローレンさんは、惜しくもセミ・ファイナルで敗退。
でも、彼女のパフォーマンスは、多くの人々の心を感動で満たした素晴らしい内容でした。
歌姫ローレン・オルレッドさんがTHE FIRST TAKEに降臨
それにしても、THE FIRST TAKEの有名人招集パワーが超越しすぎ。
最近では、THE FIRST TAKEに登場した「マネスキン」(←毎年欧州でお祭り騒ぎになる「ユーロ・ヴィジョン・ソング・コンテスト」2021年の優勝組なので、ヨーロッパでとても有名)を見て、アゴが外れるほどビックリしたばかり。
それなのに、今度はあの歌姫ローレン様がご出演とは、凄すぎやしませんか!
しかも、楽曲「No Promises to Keep」の作曲者で、日本が誇るゲーム音楽界の巨匠、植松伸夫氏自らが率いるバンド「con TIKI」と共演とは、凄すぎるの100乗?!
私と同様にゲームに疎い読者の方は、ぜひ以下の関連サイトをご覧ください。
歌い始める前と、歌い終えた後のローレンさんって、とても儚げ。
でも、彼女からあふれる気品の高さと、歌にかける情熱が、パワフルでどこまでも伸びる声と共に羽ばたいて、聴いている人々の心をつかんで離さない・・・。
そして歌唱後、声の余韻が消えてしまうと、再びはにかむように立ちすくむローレンさんの可憐で慎み深い態度は、迫力ある歌声と相まって、さまざまなアレンジの「ネヴァー・イナフ」を視聴するたびに、私の胸に感動を呼び起こします。
ローレンさんの実力に見合う場所は、スポットライトの当たるところ。
彼女の未来で「まだ満たされない(=ネヴァー・イナフ)」のは歌詞だけにしてほしいと、心から願っています🎶
こんなに素晴らしいローレンさんの動画をTHE FIRST TAKEで見られるなんて、本当に幸せ!
関係者の皆様も含めて、素敵な感動をありがとうございます。
<参照サイト>
LOREN ALLRED(英語)(閲覧日2024/04/04)
フリー百科事典ウィキペディア(英語版)<Loren Allred>(更新日2024/03/27 06:05 UTC)(閲覧日2024/04/04)