【本の表紙を著作権違反せずブログ・SNSで使う方法】一石二鳥で簡単

読書感想

最近、読書量がどんどん増えているので、いっそのことブログで感想/書評を綴ることにしようと、思い立った私。

「本を紹介する際に、できれば実際の表紙画像を使いたい」と思ったのですが、本の表紙にも著作権があるので、むやみに表紙画像を使うのは、違反行為とのこと。

だけど、山羊座の私はすぐにくじけたりしません(関係ない?)。さらに調べていくうちに、作業からムダを省くのが大好きな私に、ドンピシャの方法を発見!

本の表紙をブログやSNSに掲載したいとき、

  • 表紙画像の使用を出版社が認めているかどうかを確認
  • 意中の表紙画像をダウンロード

という作業を同時にできる便利な方法を見つけたので、以下にご紹介します。

【本の表紙を著作権違反なしで使う】版元ドットコムの利用がオススメ

【本の表紙を著作権違反なしで使う】版元ドットコムの利用がオススメ

「版元ドットコム」は、488社の出版社からなる団体(参加会員版元数閲覧日:2022/10/19)。

それぞれの出版社が作った本の販売促進のために、インターネットでさまざまな本の情報を公開・提供しているサイトだということです。

外部リンク:版元ドットコム

【本の表紙を著作権違反なしで使う】版元ドットコムの使用条件

【本の表紙を著作権違反なしで使う】版元ドットコムの使用条件

版元ドットコムで使用されている本の表紙画像は、各出版社が本の宣伝のために使用OKとして、出版界のデータベースに登録したものに基づいているそうです。

ですから、

  • 個人・企業・図書館を問わず、自由に本の表紙画像を使える
  • クレジットの表示義務なし
  • 版元ドットコムへの利用可否問い合わせは不要

とのこと。

ただし、

  • 縦横の比率変更は不可(リサイズはOK)
  • 書影(本の表紙)のトリミング不可
  • 書影の一部利用は不可
  • 書影の画像編集は不可

と、条件がついています。

また、以下の2点に該当する場合は、版元ドットコムから表紙画像を使用することはできません。

  • 薄いグレーの仮画像の場合
  • 「書影の使用は、出版社にご相談ください」の記載がある

詳細は、版元ドットコム<書影や書誌は自由にお使いください>で、ご確認ください。

出版社が表紙画面の使用を禁止している本には、「使用不可」とオリジナル書影の下に表示されるようになりました(閲覧日2024/01/11)

【本の表紙を著作権違反なしで使う】版元ドットコムで使用可能か確認

【本の表紙を著作権違反なしで使う】版元ドットコムで使用可能か確認
  1. 「本を探す」の検索マークに本のタイトルを入力
  2. または、「詳細検索」に必要なデータを入力
  3. アウトプットされた本の題名をクリック

本の題名をクリックした後、出力されるページで、表紙画像の下にある注意書きを確認。注意書きがなければ、マウスの右クリックで、画像をダウンロード。

【表紙画像が使用できる例】
「安楽死を遂げるまで(宮下洋一著)」の表紙画像は、ダウンロード・使用が可能(題名をクリックした後のページで、出力される画像下にも出版社からの注意書きなし)

【版元ドットコムでの表紙画像:使用不可能の例】

【版元ドットコムでの表紙画像:使用可能/不可能の例】

【表紙画像が使用できない例】
「終止符のない人生(反田恭平著)」は、画像部分が薄いグレー。版元ドットコムには、使用許可がないので、ダウンロード・使用不可

出版社が表紙画面の使用を禁止している本には、「使用不可」とオリジナル書影の下に表示されるようになりましたので、ご注意ください!(閲覧日2024/01/11)

番外編:海外の出版社の本の表紙を使用できるか確認する方法

英語版やドイツ語版など、海外で出版されている洋書の表紙が使用できるかどうかを調べる方法も、ご紹介しますね。

  • お目当ての洋書の出版会社を確認し、公式ウェブサイトをクリック
  • 該当する洋書を公式サイト内で検索
  • 出力された本の詳細事項欄に、ダウンロード用の表紙画像があるかどうかを確認

ダウンロード用の表紙画像が、出版社の公式サイトに用意されている場合には、本の宣伝や書評を目的とするケースに限り、表紙画像をSNSで使用してもOKというのが通例

表紙画像使用前には念の為に、ご自分で海外出版社の公式サイトをご確認ください。

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以上、本の表紙画像を安心してブログやSNSに使えるかどうか、手軽に確認し、同時に画像のダウンロードまでできる、一石二鳥の方法をご紹介しました。

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