アメリカズ・ゴット・タレント(AGT)審査員と司会者は何者なの?!と気になる方の「知りたいこと」を、ゴット・タレントファンの私がまとめた記事です。
【AGT】プレゼンター:テリー・クルーズは元アメフト選手で俳優
チョコレートプラネットのおふたりが、「TTブラザーズ」としてAGTに出演した際、身近にある「T」の一例として舞台に駆り出され、軽やかでおしゃれなステップを披露したテリーさん(動画の1:25〜)に、注目した方も多いのではないでしょうか。
1968年生まれ、米国のミシガン州出身のテリーさんは元々、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)で活躍していたプロのアメフト選手。
引退後、1999年から俳優業に転向したテリーさんは、多数の映画やテレビドラマに出演。
そして2019年から、テリーさんはAGTのプレゼンターを担当し、AGT参加者の演技中、舞台横で視聴者の気持ちを代弁するかのような表情とコメントを発することで、全体の雰囲気を盛り上げています。
2021年には、あの「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に、テリーさんの星が作られたとのことです。
【AGT】審査員:ホーウィー・マンデルは多才なコメディアン
謎の制服おかっぱ集団・アバンギャルディの皆さんにAGT決勝戦進出のチャンスを与えたのは、審査員のホーウィーさん(視聴者投票で準決勝敗退が決定したアバンギャルディを、敗者復活のワイルドカード候補者に指名)。
1955年生まれ、カナダ出身のホーウィーさんは、本職が何なのかわからないほど多才な人で、コメディアン・俳優・司会者とさまざまな分野で活躍中。
「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」には、ホーウィーさんの星もあるそうです。
ホーウィーさんは、ご自分が強迫性障害により極度の潔癖症とADHD(注意欠陥・多動性障害)に悩まされていることを自伝で公表。精神障害の周知活動にも携わっているということです。
AGT番組内でも、「ホーウィーさんが他人と握手できない」ことは、たびたび他の審査員が指摘していているのですが、2015年のAGTでは、クリス・ジョーンズさんという挑戦者がホーウィーさんに催眠術をかけて、「手袋をしている」と思い込ませて他人と握手をさせるパフォーマンスを披露したことがありました。
なお、昔は髪がフサフサだったホーウィーさんは、「髪がない方が清潔に感じる」という理由で、丸坊主にしていることも公言しています。
ところで、頭をツルピカにするヘアスタイルの「スキンヘッド」という呼び方は、ヨーロッパではとても批判的な意味を含むので、使用にはご注意。
【AGT】審査員:ハイディ・クルムはドイツ出身の元モデルで司会者
ヴィクトリアズ・シークレットのモデルとして有名だったハイディさんはドイツの出身。コチラ↑の動画では、ハイディさんがAGTで知り合い、今では姉妹のように仲良くしているというソフィアさんとの関係について、ドイツ語でおしゃべりしています。
ソフィアさんの52歳(!)のお誕生日パーティも、一緒にお祝いしたそうです。
ハイディさんは、現在ではプロデューサー兼審査員として、アメリカとドイツでモデルスカウト・オーディション番組の作成に携わり、AGTでは2013年から審査員を務めています。
プライベートでは、4人のお子さん(最年長20歳〜最年少15歳)がいるハイディさんですが、2019年にTOKIO HOTELのボーカル、トム・カウリッツさんと再々婚。ハイディさんが16歳年上ということも注目を集め、ドイツのメディアでは度々盛んに報道されているスターです。
年季入りAGTファンの私は以前から、「もしかして、ハイディさんは日本びいきなのかしら?」と、日本からのAGT出場者に対する彼女の態度やコメントから想像してしたのですが、この推察が当たっていたことが、いつものように美容院で手にした女性誌の記事で(笑)、先頃判明。
ハイディさんの末っ子のお嬢さん・ルーさんが、すべて日本語のオリジナルで視聴するほど日本のアニメの大ファンなので、折に触れ家庭内で日本に関するテーマが話題になるとのことです。
AGTのパフォーマンス中、2個の風船が割れてしまい、ピンチに陥った日本人出場者・風船太郎さんに、審査員のサイモンさんが失格ブザーを押した際にも、ハイディさんが本気で文句を言っている姿が映っています(動画↓の1:52〜)。
【AGT】審査員:ソフィア・ベルガラの女優業より波瀾万丈な人生
コチラ↑は、AGTの出演者たちとの絡みで際立っているソフィアさんの魅力が、いっぱい詰まっている動画です。本当にキュート!
1972年生まれ、コロンビア(アメリカの州都ではなく国)出身のソフィア・ベルガラさんは、ビーチを歩いていたときにカメラマンにスカウトされ、モデル活動を開始、南米用のペプシ・コーラのCMで、17歳のときにデビュー。
18歳で高校時代のボーイフレンドと最初の結婚をし、1991年にはお子さんが誕生しているのですが、その後国立大学の歯学部を卒業目前で中退したのは、ショー・ビジネスに重点を置くためだったとか。
けれどもソフィアさんが、母国を離れ米国に移住した理由は深刻で、1998年に彼女のお兄様が誘拐され、命を落とした事件が直接の原因のようです。
アメリカ移住後の2009〜2020年、人気テレビドラマ「モダン・ファミリー」でメインキャストのひとりを演じていたソフィアさんは、雑誌のフォーブスによれば、なんと7回連続で「最もギャラの高いテレビ女優」の座を獲得。
ソフィアさんも、「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に星がある大スターです。
女優業で大成功を収め、現在でも大活躍中のソフィアさんは、家具や洋服のプロデュースも手掛けているビジネス・ウーマンですが、2000年に診断された甲状腺機能のがんを克服した、がんサバイバーであることも公表しています。
2020年からAGT審査員を務めるソフィアさんのAGT出演者に対するコメントは、演技がイマイチの場合でも常に温かみがあって、私は大好きなのですが、彼女のあの優しさは、成功者でも逃れることのできない人生の痛みを経験したことから生まれたものなのかしら……などと、考えてしまいます。
ソフィアさんが、ますます好きになりました。
【AGT】サイモン・コーウェルはタレント番組とレコード会社のボス
AGTでもBGTでも審査員を務めているサイモンさんは、1959年生まれでイギリス出身。
サイモンさんが、世界中で放映されているゴット・タレント番組の発案者で、レコード会社の創業者、そして数多くのミュージシャンを成功に導いた音楽プロデューサーだと知ると、ゴット・タレント出場者へのときには辛口すぎるコメントも、納得がいきます。
最近は、ゴールデンブザーの複数回押しを「特例」として認めるなど、ずいぶんお人柄が丸くなったと感じますが。年齢のせいなのかしら(笑)。動画↑内のソフィアさんとサイモンさんのやり取りも、ほんわかしてません?
そんなサイモンさんは、米国のニュース雑誌「TIME」で「世界で最も影響力のある100人」に選ばれるなど、数々の賞を受賞している人物で、2018年にはサイモンさんの星も「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に作られたそうです。
初期のころからゴット・タレントを視聴しているファンにとって、審査内容と同じくらい気になるのが、サイモンさんのお顔の変遷。
余計なお世話だって、わかっちゃいるんですが、お金に糸目をつけずに美容整形できるサイモンさんだからこそ、ほどほどのお手入れで美を実現することに重点を置いている美容外科医を見つけてほしいなぁ……。
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どんどん増えている日本人出場者の活躍が、楽しみですね!
<参照サイト>
フリー百科事典 ウィキペディア(英語版)<Terry Crews> (更新日2024/06/21 03:02 UTC) (閲覧日2024/07/11)
フリー百科事典 ウィキペディア(英語版)<Howie Mandel>(更新日2024/07/04 04:33 UTC) (閲覧日2024/07/11)
フリー百科事典 ウィキペディア(ドイツ語版)<Heidi Klum>(更新日2024/07/01 12:06 UTC) (閲覧日2024/07/11)
フリー百科事典 ウィキペディア(英語版)<Simon Cowell>(更新日2024/07/07 16:26 UTC) (閲覧日2024/07/11)