リカちゃん人形と私は、何を隠そう1967年生まれの同い年。YouTubeで大人気の【現実を生きるリカちゃんねる】のおかげで少女時代のお人形ごっこの喜びを再発見できて、ウレシイったらありゃしない。
だけど、【現実を生きるリカちゃんねる】の動画を楽しめば楽しむほど、私の頭に不安がチラついてきたのです。それは、現実リカちゃんのワードローブが、私のものにそっくりだという事実。
でも、私はもうアラカン…これって、若作り警報が鳴り響いているということかしら?!
【リカちゃん人形】同い年の私は自宅の黒電話でリカちゃんの声を聞いた
自慢じゃないけど(って自慢したいのだけど)、リカちゃん人形と同じ年に誕生した私は、あのリカちゃん電話を利用した経験があります。
あれは私がまだ幼稚園生だったときのこと。
友人が、彼女のお姉さまから「とんでもない情報を手に入れた」と、興奮した面持ちでわが家を訪れました。
私たちより3〜4歳年上だった彼女のお姉さまのクラスで、誰かが「香山リカちゃん」の電話番号をゲットできた、というのがその極秘情報の内容。
「見て!これがリカちゃんの電話番号」と、小さく折り畳んだメモ用紙を丁寧に広げて、友人は私に見せてくれたのです。
しかも友人は、すでにお姉さまと数回、その番号に電話をかけてみたというの。
「本当にリカちゃんが電話に出てくるの。ユキちゃんもやってごらんよ」と促されたのだけど、当時はまだ幼稚園生が自分で電話をかけることは、難易度が高い技。
リカちゃんと電話できるというチャンスを目の前に私がビビっていたら、友人は私の母に「おばさま、お電話をお借りしてもいいですか」と、たずねてくれたので、友人が急に大人びて見えたことを今でも覚えています。
黒電話をガシッと握りしめて、ダイヤルを回した私の耳に響いてきたのは、可愛いリカちゃんの「もしもし」という声!
私がリカちゃんにお電話したときには、すでに録音テープの対応だったのですが(昭和化石だけど、あいにくとさすがに本物の女性の対応は逃してしまった)、その夜はなかなか寝付けなかったほど(笑)。
でもそれは私だけではなくて、友人全員が興奮状態に陥っていたの。だってあなた、電話のお相手は、あのリカちゃんなのよ。
ちなみに「香山リカちゃん」への電話番号は、今でもまだ通じるそうです。タカラトミーの子どもへの思いやりが、素敵。
だけど、タカラトミーさん。「現実を生きるリカちゃんねる」の運営者の方を就活で落としてしまったという貴社の大変なミスを克服して、彼女をタカラトミーになぜスカウトしないのですか?
レゴは数年ごとに、レゴに夢中な人たちを正式社員として募集していますわよ。
「現実を生きるリカちゃんねる」運営者の方のリカちゃん愛が本物だということは、動画のすべてから伝わってくるというのに。面子が潰れるとか、そういう問題なのかしら(笑)?
【現実を生きるリカちゃん】アラカンでもあるある共感体験の連続
以下に続く私のブログ記事の元になった「現実を生きるリカちゃんねる」動画は、コチラ↑。
「現実を生きるリカちゃんねる」の魅力は、アラカンの私でさえ「そうそう」と頷いてしまう、日常生活で起きることの切り取り方。
例えば、スキニーをたまに履いて焦る体験は、私にも一昨日起きたこと(自宅で片付けの際に履いただけだから、ご心配なく。どんなにスイス生活が長くても、他人への迷惑は考慮しております)。
続いて私が共感したのは、使用している長財布が大きすぎて、流行りのミニバッグに、入り切らない問題。
落ち着いて考えてみたら、お買い物に行くたびに長財布に合わせて大きめのバッグを使う必要はないと、ようやく気づいた私はこの後、小さなお財布に買い換えました。
風水的には、長財布の方が金運に良いと言われていますが、私の場合は小さなお財布にしてからも、まったく変化なし。
もし近い将来、多額で当たる確率が高いことで有名なスイスロトを引き当てたら、ブログで公表します(←するわけないわ。ロトが当たる予感はいつもあるけど)。
【現実を生きるリカちゃん】これって私の?お揃いだらけのワードローブ
・・・だけど、ウフフとガハガハ笑いながら「現実を生きるリカちゃんねる」の動画を視聴していた私は、ふと気がついたの。
「なんだか、現実リカちゃんと私のワードローブのお揃い率、高くない?」と。
例えば、この↑リカちゃんのバッグ。
私自身のバッグ↓と、形もサイズもそっくりな、色違いのお揃い。
まだこの時点では、「あら、偶然ね〜」なんて、私は呑気に構えていたのです。
【現実を生きるリカちゃん】楽しく視聴する私、自分で若作り警報発令
だけど皆様、ちょっとコチラ↑↓のふたつの画像を比べてご覧になって。
現実リカちゃんのコーディネイト、私が昨日着ていたお洋服と似てる?!いや、似てるわ!
ここで、私の背筋をすーっと冷や汗が流れたのです。
「現実を生きるリカちゃんねる」の管理者の方は、噂によれば20代後半の女性。
現実リカちゃんの絶妙な仕草とセット、そしてセリフに感激しているのはいいけれど…。
そんな年若いお嬢さんとアラカンの私のワードローブの好みが同じって、「もしかしたら、私が知らぬ間に『若作り』に走っていた証?」と愕然よ。
ニコール・キッドマンの最新写真を見て(また美容院にあった雑誌でね)「イタイ…」なんて思っている場合ではないわ。
【現実を生きるリカちゃん】とワードローブが同じ私に娘のひと言
一応自分を客観視しなければと戒めて、娘の意見を聞くことにしてみました。
なにしろ年齢に関しては、私は自分をアクティブに認知症に追い込んだ人間。
30歳の誕生日を境に、自分の年齢を数えることは本当にしていないので、コロナの予防注射の際にも年齢を即答できず、看護師さんを驚かせたほど。
もしかしたら「年齢無視ボケ」の弊害が、若作りワードローブに反映されてしまったのかも…。
だけど今更、どーすりゃいいのよ。
ウチの娘は私には毒舌タイプなので、もし批判されたらどうしよう。
でもでも、正直に意見してくれる存在として、いちばん信用できるのは、やはり娘だもの。
おそるおそる【現実を生きるリカちゃんねる】を娘に見せ、「どう思う?」と聞いてみようと思ったら、質問する必要はまったくなかったと判明しました。
動画を見始めた娘はすぐに爆笑して、「ナニコレ? ママとまるっきり同じ趣味の持ち主じゃない?」とコメント。やっぱり似てた(笑)?
私の注釈など必要なく、「ママと同じバッグ」「ママのデカすぎるお財布のサイズ問題」「スキニーで呼吸困難発生事件」を次々指摘した娘に、面と向かってたずねてみました。
「ママはもうアラカンなのに、現実リカちゃんと同じ好みのワードローブってマズイかなって、ちょっと不安なの、あなたはどう思う?」と質問した私。
娘はすかさず動画をリピートして、「でも、ママっていつもこんなふうでしょ。コレ↑、髪の色が黒かったらママに瓜二つ。ママは無理してる感じはないし、エレガントなのはいいことじゃない?」って、娘よ。あなたはなんと母親思いの良いお嬢様なの。
娘の発言のおかげで、自分のワードローブを入れ替える必要性があるのかも、という愚案は消滅。
誰かに迷惑かけるわけじゃないから、短い人生、私は私の道を歩むことにしました。ワードローブの総入れ替えなんて、面倒だし。←年を重ねた分、面の皮が厚くなるって、こういうことよ。オホホホホ。
【現実を生きるリカちゃん】管理者さんのセンスが一流の職人技
「現実を生きるリカちゃんねる」には、チャンネル運営者の方の超一流のセンスが、いっぱい詰め込まれています。
だから、とっても楽しい♬
現実リカちゃんの仕草や、登場シーンを飾る数々の極小小物、そして動画のすべてを支える運営者の方の本気度が、アツイ!!
私などの解説より、動画で見た方が手っ取り早いわ。ここでご紹介する動画3本だけで、「現実を生きるリカちゃんねる」のスゴさがわかります。
うぅ、リカちゃんに表情があるかのような錯覚すらしてしまう…。