【観光客は要注意】地元民の夏の風物詩、スイス・ベルンのアーレ川泳ぎ

スイス観光情報

スイス・ベルンの夏の風物詩といえば、アーレ川での遊泳。

少し気温が上がったな〜と思うと、アーレ川を泳いでいる人をチラホラ見かけるようになり、真夏日になるともう、泳ぐ人たちで川が渋滞している状態になるほど。

けれども、残念なことにほぼ毎年、特に観光客が被害者になる水難事故が発生しているため、注意喚起を促す目的で、この記事を投稿します。

アーレ川の雰囲気を安全に満喫できる川水浴場が、観光客にはオススメです。

【スイス・ベルンのアーレ川】地元民は危険地点を熟知して遊泳を楽しむ

【スイス・ベルンのアーレ川】地元民は危険地点を熟知して遊泳を楽しむ

アーレ川は、ユネスコ世界遺産認定都市であるスイスの首都・ベルンの旧市街地をぐるっと囲むように流れています。

夏でお天気が良い日には、川の水面はエメラルドグリーンに輝く、本当に美しい川です。

犬養道子さん(犬養毅元首相のお孫さん)著作の「フリブール日記」(中央公論社)で、わざわざ美しいアーレ川に「逢いに行く」ときの模様を、犬養さんが綴っていらしたのですが、時を経た今も、アーレ川の目を見張るような美しさは不変です。

ベルンの地元民も愛してやまないアーレ川。

多くの市民がアーレ遊泳専用の「防水マイバッグ」を所有していて、貴重品と服・靴を背中に担いでひと泳ぎ、なんてことを楽しんでいます(上の画像は夫所有の防水バッグ。バッグは市内にあるスポーツショップなら、通常どこでも購入可能)。

以前私が通っていた内科の先生は、1年中アーレ川を泳いで医院まで通勤していたほど。ちなみに水温は真夏でも20度前後なので、「一緒に泳ぎましょ」とお誘いを受けた私は、お断り申し上げました(あの冷水でなぜ泳げるの…)。

でも同時に、ベルンの住民はアーレ川に潜む危険性も熟知しています。

娘が通っていたスイミングの習い事でも、「アーレ川で泳ぐときの危険性」はテーマになっていました。また幼稚園や小学校でも、「アーレ川の危険な地点」や、万が一、渦に飲み込まれたときの対処法などを、先生方が指導することがしばしばありました。

【スイス・ベルンのアーレ川】見かけは穏やかで危険を見逃しやすい

【スイス・ベルンのアーレ川】見かけは穏やかで危険を見逃しやすい

鮮やかなエメラルドグリーンの川面、一見穏やかな川の流れ、そして気持ちよさそうに遊泳する人々の姿を目にして、「じゃあ、私も泳ごう」と考える観光客は多いようです。

残念なことにほぼ毎年、アーレ川では水難事故が発生しているのですが、特に観光客の方が被害に遭われるケースが多いのです。

現在(2022年5月31日)、インドネシアの某政府高官のご子息がアーレ川で行方不明となり、未だ捜索が続けられています。

川に潜む危険性について取り上げた東海テレビのレポートは、長良川を例に挙げての説明です。しかし私がスイスで耳にしたアーレ川の「見落とされがちな危険性」と重複している内容でしたので、参考までに以下にリンクを貼っておきます。

外部リンク:東海テレビ <7年で7人亡くなった地点も…死亡事故起きた川を“河川のプロ”と歩く 急な深さ以外にも「多彩な危険場所」>(更新日2022/05/29)(閲覧日2022/05/30)

【スイス・ベルンのアーレ川】遊泳の際に読むべき注意事項

Schweizerische Lebensrettungs-Gesellschaft(スイス人命救助団体)が、安全に泳ぐため、そして川での遊泳に関するルールを各6つずつまとめたPDFです。

どんなに泳ぎに自信のある方でも、ぜひ内容をご確認ください。

参考資料(英語):

【スイス・ベルンのアーレ川】安全に楽しむなら中心地にある川水浴場で

観光客としてベルンに滞在中、アーレ川を楽しみたいのなら、私は「Freibad Marzili」をオススメします。

国会議事堂から下り坂を歩いて10分のところにある公共川水浴場で、5月から9月の終わりまで営業しています。

入場料は無料で、ロッカー使用料が1日5スイスフラン(2022年5月末の情報)。詳細は観光インフォメーションセンターでご確認ください。

外部リンク(ドイツ語):ベルン州スポーツ庁 Freibad Marzili

アーレ川の真横にあるMarzili川水浴場には、50メートルのプールと子供用のプールがありますので、まさにアーレ川の雰囲気を満喫しながら、安全に泳げる環境です。しかも、国会議事堂を目の前に見上げるロケーション。緑豊かなベルン市の絶景を楽しみながら、リラックスできることが確実な場所です。

そして、ベルンでNo.1の人気を誇るアイスクリーム店「Gelateria di Berna」はMarzili川水浴場の正面玄関の目の前にあるので、ぜひお試しください。

人気店のため、長蛇の列ができることもよくあります。もしかしたら待ち人のなかに、私がまぎれているかもしれません(笑)。

そんな素敵な偶然が起きる日まで、ごきげんよう!

この記事に目を留めてくださったあなたのベルン滞在とスイス旅行が、素晴らしいものになりますように。

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