血糖値コントロールは世界一楽なダイエット:50代女が―9kgの方法

エッセイ

血糖値をコントロールする食べ方と習慣を心がけただけで、50代アラカン女でも2ヶ月で−9kgの減量に成功した方法をご紹介します。

さよなら、浮き輪肉! こんにちは、美容体重!

BMIの計算方法:適性体重・美容体重・シンデレラ体重・モデル体重

BMI判定
18.5未満低体重
18.5以上〜25未満普通体重
25以上〜30未満肥満1度
30以上〜35未満肥満2度
35以上〜40未満肥満3度
40以上肥満4度
参照元:日本肥満学会 表 肥満度分類

ボディマス指数(BMI=body mass index)は、身長と体重から肥満度を計算する体格指数のことで、日本肥満学会の判定基準が、コチラ↑の表です。

【BMIの計算式】

  • BMI=体重(kg)➗(身長m)
  • 適正体重=(身長m)✖️22
  • 美容体重=(身長m)✖️20
  • シンデレラ体重=(身長m)✖️18
  • モデル体重=(身長m)✖️17

ちなみに「BMI 22」が、適正体重とみなされている理由は、研究データでもっとも疾病が少なかったからだそうです。

「BMIを自分で計算するのが面倒くさい〜」と思った方は、コチラ↓のサイトへGO! 身長と体重を記入するだけで、BMI値を知ることができるので、とても便利。

関連サイト:CASIO keisan 生活や実務に役立つ計算サイト (閲覧日2023/12/11)

もっとズボラなあなたには、コチラ↓のサイトがオススメです。身長140〜189cmの標準・美容・シンデレラ・モデル体重の一覧表が掲載してあります。

【ダイエット】血糖値をコントロールして痩せる3つの秘訣:ー9kg実現

【ダイエット】血糖値をコントロールして痩せる3つの秘訣:ー9kg実現

私が実践した「血糖値をコントロールする方法」は、『人生が変わる 血糖値コントロール大全 血糖値のための新「食べ方」メソッド』で、著者のジェシー・インチャウスペさんが、科学者としての視点から提唱している「血糖値スパイクを避けるための秘訣」です。

血糖値をコントロールする秘訣①食品は食べる順番が大切

血糖値をコントロールする秘訣①食品は食べる順番が大切
  • 1)食物繊維(野菜類・海藻)
  • 2)タンパク質(肉・魚・大豆製品・乳製品・卵)
  • 3)炭水化物(お米・パン・麺類・いも類)
  • 4)甘いものは間食ではなく「食後」に食べる

私が潜伏しているドイツ語圏では、インチャウスペさんがお勧めしている食事の順番を厳守するために、「サンドイッチを食べるなら、中身をバラバラにして、野菜から食べるべき!」なんて内容を、SNSで発信している人もいるほど。

けれども、おしとやかな私(笑)には、ちょっとワイルドすぎる食べ方で、マネしたいと思えませんでした。

そこで私は、出かける際にはチェリートマトをタッパーで持参し、サンドイッチなどの軽食を口にする前に食べる、という方法で対応しています。

血糖値をコントロールする秘訣②食前に酢

血糖値をコントロールする秘訣②食前に酢

推奨されているのは、1日大さじ1杯のお酢を水に混ぜて飲むこと。

でも、私は酸っぱいものが苦手なタイプで、リンゴ酢を入れたコップ1杯のお水を飲んだ後、数時間もムカムカとした吐き気に悩まされてしまう問題が発生。

そこで、代用案として「にんじんのリンゴ酢漬け」を作り置きしておき、毎朝食事のいちばん初めに食べることを習慣にしました。

血糖値をコントロールする秘訣③食後に軽い運動

血糖値をコントロールする秘訣③食後に軽い運動

食事が終わった後、90分以内に軽く体を動かすのも、血糖値の上昇を防ぐために良いとのこと。

私は毎朝1時間ほど運動する習慣があったのですが、朝晩の2度に分けて、食後体を動かすように変更しました。

そして食後に運動ができない場合には、一駅歩く・家事をするなど、座るだけの時間を避けるように心がけました。

血糖値コントロールでー9kg:BMIビフォー・アフター体験記

血糖値コントロールでー9kg:BMIビフォー・アフター体験記

【血糖値コントロールを試した私の体重とBMI変動】

56.5kg → 47.5kg   BMI 22.92 → 19.27

・・・と、たった2ヶ月でー9kgの減量に成功しました!

20年ほど前からピラティスを始めた私は、毎日1時間ほどの運動を習慣化していました。

そのおかげか、更年期になっても体の不調や体重増加とは、お陰様で無縁の好調な状態に恵まれて、BMI 20でずっと過ごしておりました。

けれども2023年の初め、足を怪我したために休養を余儀なくされ、運動量が減ったことにより、体重がジワジワと増加。

それでも初めのころは、「また毎日運動すれば、体重は減るはず!」と、気楽に構えていたのです。

ところがどっこい、怪我する前の運動量に戻してからも、体重は減るどころか、増えるばかり(涙)。

体型をチェックするために、掃除をする際にはスキニーを履く習慣が私にはあるのですが、秋のある日、まさに「スキニーで呼吸困難」の事態が発生。マジで焦りました。

毎日1時間の運動量を、倍増できるほど気力も体力もアラカンの私にはないし、もともと食事量が多かったわけでもないので、栄養摂取量を減らすダイエットは、体を壊しそうで怖い。

そこで思い出したのが、数ヶ月前にスイスの新聞で目にした「血糖値の女神」ジェシー・インチャウスペさんのインタビュー記事でした。

インチャウスペさんの初出版である『人生が変わる 血糖値コントロール大全 血糖値のための新「食べ方」メソッド』の本来の目的は、「血糖値を上げずに健康を維持するための食事のコツ」だったのに、その食事法を実践した読者が続々とダイエットに成功し、大反響になっているというのが、インタビューの内容だったのです。

早速、私も本を購入。

正直に申し上げると、「そんなに簡単に減量できるわけない」と、血糖値コントロールの食事方法にあまり期待していなかった私ですが、「パウリ効果で体重計が壊れているんじゃないの?」と疑うほど、スルスル減少。

本の内容に従い、食事量は一切減らすことがなかったので、私の人生史上初、ストレスフリーでのダイエットとなりました。

毎日の有酸素運動や筋トレを継続していた影響なのか、2ヶ月で−9kgになっても、ギスギスした痩せ方ではなく、無駄なお腹と腰回りのお肉が集中的に完全消滅!

健康的なスタイルで、なんとアラカンにして美容体重に戻れるとは、本当に自分でもビックリ。

「肥満は万病のもと」ですから、加齢で基礎代謝が悪くなっているにもかかわらず、スッキリ痩せることができて、ホッとしております。

呼吸困難に陥ったスキニーは、お腹周りが10cm以上ゆるくなったので、処分しました。よかった、太って入らなくなったせいじゃなくて(笑)。

もしあなたが、「この3キロが落ちない〜」とか、過去の私のように「空気を食べて太っているとしか思えない不思議現象」でお悩みならば、本当にこの記事でご紹介したこと以外のトリックなしで、私がラクラク−9kg減量できた方法を、試してみる価値はあると思います。

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