気化式空気清浄機兼加湿器Ventaは、1台2役の優れモノ。
わが家ではもう14年間も、乾燥・花粉症対策にと大活躍していますので、実際に使った経験から、Ventaのメリット・デメリットをまとめてみました。
特に、赤ちゃんや幼児がいるご家庭、またピアノを所有していらっしゃるお宅では、安心して使える製品だと思いますので、このレビューが少しでも参考になれば幸いです。
私のように、「ズボラにしたいけど、意識高い生活を目指す」矛盾した野心をお持ちの方には、最適の加湿器だと言えます(笑)。
Ventaを選べば、コチラ↓の記事にあるようなおそろしい事件にならずにすむはずです。読むだけでゾゾッ。
加湿器4タイプの仕組みとメリット・デメリット比較
加湿器は、4タイプに分類されているのが一般的なようです。それぞれの特徴とメリット・デメリットは、以下のとおりです。
超音波式:超音波の振動で水をミストに変えて加湿
(+)購入時のお値段が安め/電気代も安い/静か
(―)頻繁な手入れが必須/雑菌が発生しやすい
スチーム式:ヒーターで水を加熱し蒸気で加湿
(+)お手入れが簡単/雑菌が繁殖しにくい/加湿力が高い
(―)電気代が高い/蒸気で火傷の危険あり
気化式:水を含んだフィルターに送風することで加湿
(+)安全性が高い/電気代が安い/加湿のしすぎが起きない
(―)送風ファンの音がする/加湿に時間がかかる/フィルターの手入れが必要
Ventaはフィルターがない気化式タイプの加湿器なので、お手入れがとっても楽です!(詳細は以下に記述)
ハイブリッド式(加熱気化式):水を含んだフィルターに温風を当て、発生する蒸気で加湿
(+)雑菌が繁殖しにくい/加湿スピードが早い
(―)電気代が高い
Venta(ベンタ)1台2役の気化式空気清浄機兼加湿器の特徴
ドイツで開発されたVentaは、「室内に水の粒子を放ち、有害物質(ウィルス・花粉・ホコリ)をその粒子に閉じ込める」という常温気化式システムが適用されている、1台2役の空気清浄機兼加湿器。
気化式にもかかわらず、フィルターがない点も、Venta最大の特徴と言えます。
Ventaのメリット/デメリット:使用歴14年のレビュー
わが家では、もう14年間もVentaを使用しているのですが、最大の魅力は、その「簡単さ」につきます!
Venta発祥の地と私の潜伏場所であるドイツ語圏では、「Ventaを買うと、ずっと専用液を購入する必要があるのがデメリット」とお考えになる消費者もいるようですが、私はこのデメリットを大歓迎。
500mlの専用液(ハイジェン液=カビやバクテリア・カルキが機械の中に付着するのを抑え、水を気化しやすくする専用液)は、わが家が使用している最大タイプのモデルでも4ヶ月持ちますし、なにしろこの専用液のおかげで、加湿器の洗浄というメンドウな家事から解放され、衛生面でも問題が起きないので、大助かり🎵
Ventaのお手入れ方法に興味のある方は、コチラ↓の外部サイトをご参照ください。
************
わが家がVentaを使用し始めたきっかけは、ピアノ店主によるオススメでした。
日本とオーストリアでご活躍中のピアノ調律師・としさんも、コチラ↓の記事内でVentaを紹介していらっしゃるので、やはりプロのお眼鏡にかなう商品なのでしょう。
外部リンク:トシブログ〜ピアノユーザーのための調律師ブログ〜 <調律師が本気で選ぶピアノ専用加湿器と湿度計2023!>(更新日2023/10/21)(閲覧日2023/12/19)
でも当時は、ピアノの購入を決めた途端に、「では、加湿器も必須となりますが、Venta以外は使わないでください」とピアノ店主に告げられ、製品カタログまで見せられたので、私と夫は「この人、加湿器販売のマージンでももらっているの?」と疑惑が浮かんだほど。
実際は、ピアノを愛するお気持ちから、顧客に良い加湿器を薦めていた善良な方だったのですが、そのオススメにより、ズボラなのに意識高い生活を可能にするVentaに出会えたので、本当に良かったです。
パウリ効果の持ち主である(かもしれない)私が使用しているのに、ずっと故障なしで動いてくれるVentaちゃん、毎日ありがとう🎵