BGT2025準決勝のテレビ生放送に出演したアキラ100%さん。
あいにく敗退の結果ですが、BGT史上最高のスリル度演技を披露して、会場を沸かせました。
【BGT2025】準決勝敗退でもスリル度過去最高のアキラ100%
お子さんが、とにかく明るい安村さんの大ファンだとかねてから公言しているサイモンさんは、BGT準決勝第1週目の生放送でのアキラさんの演技で、笑いのドツボにハマった状態で、大ウケ!
アリーシャさんは、ちょっと引き気味。
でも、アマンダさんはアキラさん登場時から、ノリノリで拍手、そしてオーディション時でのとまどいから一転して、夢中な様子のブルーノさんの姿も印象的です。
BGT2025準決勝:アキラ100%さんへの審査員コメント日本語意訳
- 司会者のアントさん:『今晩の演技が上手くいってホッとしました。そうでなければちょっとした問題になりましたから』
- アリーシャさん:『これは、好き嫌いが分かれる演技だと思うの。観客の様子を見ていたんだけど、頭を横に振る否定的なジェスチャーをしていた人もいれば、サイモンみたいにヒステリックなほど大笑いしていた人もいたわ。そうよ、サイモンみたいにね。正直、私の祖母が気に入る演技じゃないけれど、あなたの明るさはずば抜けていたし。とにかく、私がBGTの審査員になってから、これほどドキドキさせられた出場者はいなかったわ。上手くやったわね!』
- アマンダさん:『これは知識と経験のスキル一式が詰まっている演技だと思うの。この演技にゴールデンブザーを押すべきだったかしらと思ったほど。本気で言ってるのよ。だって真面目な話、振り付け・練習・時間・努力のすべてにたくさんの労力が必要でしょう。あなたは良い感じだし*』
(自称日本好きで、これまでにも日本人出場者にカタコトの日本語で話しかけているアリーシャさんに向かい、『NICK』*の日本語での言い方をたずねるアマンダさんとの間で、『わからないわよ』『日本語上手じゃないの』と問答が続くのを遮るサイモンさん) - サイモンさん:『何か特別な理由があって、僕の写真をお盆に使っているの?BGT優勝者は、イギリス王室の前で演技すること、知ってるよね。彼らが演技を気にいると思う?』
- アキラさん:『もう、気に入ってくれると信じています』
- サイモンさん:『僕もそう思う。彼らも気にいると思うよ。僕はすごく面白いと思ったんだ。もし失敗していたら、想像つかないほど大変なことになっただろうけど。キミはホントに陽気で、ユニーク。テレビの生放送でこの演技をやってのけたなんて、信じられないないよ。素晴らしかった』
- 司会者のデックさん:『こんなに大笑いしたサイモンさんを見たことないんですけど』
- 司会者のアントさん:『BGTで優勝したコメディアンのときより笑ってたよ』
- サイモンさん:『だって、くだらなすぎるんだもん。万一失敗していたら、トラブってたよ』
- ブルーノさん:『僕らのアングルからだとすっぽんぽんだったから、心配でたまらなかった。とっても大胆で、勇気のある、楽しい演技だった』
引用元:YouTube TALENTKINGHD <Akira Full Semi Final Performance | Britain’s Got Talent 2025 Semi Final Week 1> (閲覧日2025/05/01)
オーディションでは通訳なしで審査員と話していたアキラさんが、準決勝では通訳付きだった点が、ちょっと残念!
オーディションでの審査員とのやりとりで、十分な英語力を発揮していたアキラさんですもの。準決勝でも直接英語で会話をしていたら、もっと会場が盛り上がったと思うので。
特に、『また戻って来たいです』というアキラさんの締めの言葉が、英語に訳されずに終了してしまったのは、惜しかったなぁと思います。
審査員アマンダさんのアキラさんへのコメント「NICK」とは?
アマンダさんのコメント最後の部分*、『You are in great nick』には、イギリス英語のスラングである「良い状態」を「逮捕」に引っかけた皮肉が隠されているというのが、私の推測。
詳細は、コチラ↑の動画で。
もしアキラ100%さんが英国テレビの生放送で失敗していたら……?
『もしアキラさんが失敗していたら、大変なことになっていた』と繰り返し発言していたBGT審査員で番組プロデューサーでもあるサイモンさん。
気になったので英語検索したところ、
英国のテレビでは、21時以降であればヌードシーンが登場しても問題ない。
引用元:Quora <Is nudity allowed on television in the UK ?> 回答内容の一部を抜粋してサイト運営者が日本語に翻訳(閲覧日2025/05/01)
とのこと。
BGTの放映時間は、英国時間の19 :00〜21:00なので、罰金や自粛が必要となった可能性はあったかもと推定。
ただし、アダルトコンテンツ以外の番組であれば20時台に放映されたケース(例:「Naked Attraction」というテレビ番組。2016年スタート〜2024年)もあるので、英国ではヌードに関する規制がわりとゆるいのかなという印象を受けます。
ちなみにイギリスでは2019年に初めて、英国のドラマ・映画制作においての性的シーンとヌードに関するガイドラインが作成されたとのことで、日本と同様、時代の流れと共にコンプライアンスも変化していると思われます。
このガイドラインが作られた背景には、世界的に大ヒットした「ゲーム・オブ・スローンズ」に出演したイギリス出身のエミリア・クラークさんが、撮影時のヌードシーンで不快な点があったにもかかわらず、『ファンを失望させないように』とセットで説得されたという発言、そして#MeToo運動の影響があり、出演者の意見を尊重するための礎となる第一歩だと言えるのでは。
何はともあれ、お茶目なスリリング感でBGT会場を沸かしたアキラさん、最後まで手元がブレずに、ようございました(笑)。
BGT2025準決勝1週目:アキラさん決勝進出ならず
BGT 2025準決勝1週目に登場した8組の出場者のうち、決勝戦への切符を手にしたのは、
- ザ・ブラックアウツ(ライトショー):アマンダさんのゴールデンブザー獲得
- ヴィニー・マッキーさん(歌手):視聴者投票1位
の2組。どちらもオーディション段階でゴールデンブザーを得た出場者で、私の潜伏地・スイスから挑戦しているザ・ブラックアウツは、準優勝以上イケると、私は推測しております。
アキラさんのパフォーマンスは、特にサイモンさんのお気に召したようなので、とにかく明るい安村さんのように今後、再びBGTに出演するチャンスに恵まれると良いですね。
・・・個人的には、スーツ姿のチアリーマンズの演技のほうが、私好みですが(関係ないわね)、きわどいお姿にもかかわらず、爽やかさと茶目っ気を100%発揮しているアキラさんは、人間的な魅力にあふれている素敵な方だと思いました。
<参照サイト>
Skynews <Nudity guidelines for film an TV given to UK directors for first time>(閲覧日2019/11/26)