風船太郎がAGT審査員のハートにバンバンバルーンで大逆転4イエス!

ゴット・タレント

ゴット・タレント史上、わずか数分の自分の持ち時間内でこれほど絶妙にお笑い、大惨事、そして見事な逆転大勝利のドラマを演じ切った出場者が、かつていたでしょうか?

その奇跡的なアメリカズ・ゴット・タレント(AGT)出場者は、風船太郎さん。

もしAGTの演技がドラマ化されたなら、風船太郎さんが今回披露した巨大バルーンパフォーマンスは、ゴールデングローブ受賞確定!

AGTで大逆転4イエス!風船太郎さんのバルーン演技はドラマチック

AGT公式チャンネルのYouTube動画↑では、残念ながら風船太郎さんの演技終了時点で動画が終わり、審査員コメントと判定部分を見ることができません。

「えっ、審査員のサイモンさんが失格ブザー押しているけど(動画内1:37〜)、どうなったの?」と気になりますよね。

でも、大丈夫。

「あなたのハートにバンバンバルーン」という風船太郎さんのキャッチコピーを体現するかのように、一度は失格のバツ印を押した審査員サイモンさんのハートを揺さぶることに成功した風船太郎さんは、サイモンさんから起死回生の「Yes」をゲット!

最終的には、審査員全員から4つのイエスを獲得する「これこそエンターテインメント」的なドラマチックな幕切れで、風船太郎さんのパフォーマンスは終了しています。

お見事!!

風船太郎さんの助手を務めているのは、息子さんのつばささん(お名前の字がわからなくてごめんなさいね)とのことです。

親子で出演なんて……、うぅ、泣けてくる。

AGTで大逆転4イエス!風船太郎さんバルーン演技への審査員コメント

AGTで大逆転4イエス!風船太郎さんバルーン演技への審査員コメント

AGTを放映しているNBCの公式サイトでは、演技前の風船太郎さんの自己紹介+演技+審査員コメント付きの動画を、視聴することが可能ですが、あいにくと米国のサーバー以外のアクセスだと再生不能(涙)。

私は幸い、VPNを使用して視聴できたので、皆さんがいちばん気になると思われる審査員コメントを、日本語に意訳してご紹介します。

【風船太郎さんの演技:AGT審査員コメント日本語意訳】

ソフィアさん:「面白くて、創造性があって、とてつもない。最高に楽しめたわ!」

ハイディさん:「父と息子が一緒に演じるなんて、素晴らしいこと。並外れた演技を、本当に楽しんだわ。上手くやったわね!」

ホーウィーさん:「僕も賛成。エンターテインメント、独創性、面白さと、たくさんのものが詰まっていた。素晴らしかった。まったくサイモン、何やってるんだよ」(←サイモンさんが失格ブザーを押してしまっていたから)

(観客全員が、サイモンさんにブーイング)

サイモンさん:「お願いだから僕のバツ印、なかったことにしてよ。最初の風船の失敗があるし、この演技、上手くいかないと思ったんだけど、素晴らしい展開になったね」

参照元:NBC <You’ve Never Seen an Act Recover From Disaster Quite Like Balloon Taro> 審査員コメント部分をサイト運営者が日本語に意訳 (更新日2024/07/10)(閲覧日2024/07/10)

ちなみに、演技開始前の審査員との会話で、

  • 「普段は100人くらいの保育園児を前に演じているので緊張している」
  • 「夢はこのパフォーマンスを世界中の子どもたちに見せること」

と、風船太郎さんは発言しています。

AGTで大逆転4イエス!:風船太郎さんバルーン演技への視聴者の反応

AGTのYouTube動画コメント欄には、

  • 『彼があきらめなかったところが好き』
  • 『歌手やダンサーなんて忘れようよ、これこそエンターテインメント』
  • 『ものすごく楽しい演技だった』
  • 『次回が楽しみ』
  • 『日本は才能・ユーモア・物の見方がひと味違う世界だ』

参照元:YouTube動画チャンネル America’s Got Talent <Balloon Taro Brings The Most UNIQUE Audition From Japan! | Auditions | AGT 2024> (閲覧日2024/07/10)

などなど、風船太郎さんの演技をほめたたえるコメントがたくさん。感覚的には99%がポジティブ・コメント。

コメント欄の常で、ごくごく少数、批判的な声もありますが、そんな意見でへこたれるような風船太郎さんではないことは、AGTの演技で証明済みなのでは?!

【祝!AGT出演で大逆転4イエス】風船太郎さんは何者?

【祝!AGT出演で大逆転4イエス】風船太郎さんは何者?

【風船太郎さんのプロフィール】

  • 1968年生まれ、岐阜県出身
  • 静岡大学工学部卒。在学中のカナダ滞在でジャグリングに出会う
  • 2000年、大道芸人として活動開始
  • 2003年から「風船太郎」として活動中
  • 2009年&2015年 岐阜県ボディビル大会入賞
  • 2010年〜 あらびき団(TBS系)準レギュラー的存在
  • 2010年&2011年、沖縄国際映画祭「World Wide Laugh」部門グランプリ2連覇達成。

参照元:フリー百科事典 ウィキペディア <風船太郎> (更新日2024/05/04 05:59 UTC)(閲覧日2024/07/10)

風船太郎さんは、沖縄国際映画祭グランプリで獲得した賞金を東日本大震災の義援金に寄付しただけではなく、被災地にある保育園を訪問して、バルーンパフォーマンスを披露する支援を、ずっと継続していらっしゃるようです。

風船太郎さんの公式サイトでは、

  • 子育て支援
  • 保育園・幼稚園
  • 小学校・子供会
  • 商業施設・企業

と、観客の年齢層に合わせたバルーンショーの出演を依頼することができますので、コチラ↓にリンクを貼っておきますね。

私も観客として、演技をぜひ拝見してみたい!

関連サイト

風船太郎さんの公式サイト (閲覧日2024/07/10)

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風船太郎さんのAGT演技を視聴して、「いやぁ、ゴット・タレントって、本当にいいもんですね」と、映画評論家・故水野晴郎氏ばりのセリフが、頭に浮かんだ私。

昭和化石で長年のゴット・タレントファン、でも幸い認知症ではない私は心から、「風船太郎さんが今回AGTで披露したレベルのドラマチックなパフォーマンスを、ゴット・タレントでこれまで見た経験は、ない」と、100%断言できます。

本当に素晴らしい演技でした!

できることなら、2つ目の風船が割れたことは計算されたドラマだったのか、実際に起こったハプニングなのか、知りたいです🎵

この記事の見出し画像と、「風船太郎さんは何者?」の章に利用した画像は、風船太郎さんの公式サイトにある「風船太郎の写真素材」から無料ダウンロード提供されているお写真を利用し、dryukiネット運営者が背景加工して使用させていただきました。

あいにくと、風船太郎さんはAGTの準々決勝進出組に選抜されなかったのですが、2024年度のAGTでは、日本からの挑戦者が準々決勝でライブ・ゴールデンブザーを獲得し、決勝に直行したドラマも起きています。詳細はコチラ↓の記事でご覧ください。

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