ブラスバンドの4人組・MOSはAGTの決勝進出を逃すも大健闘!
演奏しながら踊るMOSの「ブラダン」は、視聴者とサイモンさんらに絶賛され、観客は再び総立ちでノリノリ🎵
審査員のコメント付きで、MOSが大活躍したAGT準決勝の様子をお伝えします。
【AGT】MOS準決勝では楽曲『Sax』で視聴者を魅了し観客総立ち
AGTでの準決勝では、視聴者投票が行われるのですが、MOSはなんとこの週のベスト5に入るほどの、素晴らしいパフォーマンスを披露🎵
MOSが準決勝で演奏したのは、イギリスのシンガーソングライターでラッパーのフルール・イーストさん(ちなみにオーディション番組「Xファクター」出身のスター)の『Sax』。
前回の予選で演奏した『BANG BANG』でも思ったのですが、MOSは選曲のセンスが抜群!
- AGT視聴者と審査員にもお馴染みの曲だからノリやすい
- ダンスしながら吹奏楽器を演奏する意外性とオリジナリティ
- 健康的なセクシーさのあるパフォーマンス(←健全なセクシーさは、人気が出るために海外では必須というのが在欧歴30年の私の意見)
というMOSの演奏中、会場の観客たちは今回も総立ち!
見ているだけでワクワク楽しくなる、MOSの素晴らしい演技は最高でした。
【AGT】MOS準決勝演技に審査員のサイモンさんが起立して拍手
ゴット・タレントファンの皆様はご存知かと思いますが、ゴット・タレント番組の生みの親で、AGT審査員でもあるサイモンさんは、ちょっとやそっとのことでは、出場者をほめたりしません。
それなのに、MOSの準決勝パフォーマンス終了後、なんとあのサイモンさんが、わざわざ椅子から起立して、拍手をしている様子が、動画にバッチリ写っているのです(2分40秒あたりから)。
このサイモンさんの反応は、MOSに対する最高の賛辞!
だってサイモンさんは通常、アロンアルファで椅子にくっついているのかと思うくらい、拍手する際に立ち上がることはないんですもの。
MOS、すごいわ〜!
【AGT】MOS準決勝:審査員のコメント
AGT準決勝では、審査員には投票権がありませんが、4名中3名の審査員は、MOSのパフォーマンスを絶賛。
サイモンさん:「僕はこのグループが大好きだし、これまで見たこともないアイデアも大好き。MOSからあふれるエネルギー、楽しさ、オリジナルなスタイル…。吹奏楽器を完璧に演奏するのは難しいことだけど、そんなのは全然関係ないね。ともかく、大好きだよ」
ハイディさん:「ここに再び来て、素晴らしいパフォーマンスをしてくれたことに『アリガトウ』。普通の音楽家は、後ろの方にいて、誰も注意を払わない存在なのに、あなたたちはずっとダンスしながら演奏しているし、それに何よりその衣装もイエスよ」
ソフィアさん:「惚れ惚れしちゃう楽しさ。あなたたちも最高の時間を過ごしたみたいだしね。舞台を動き回りながらとっても難しい楽器を演奏する、あなたたちの人を惹きつけるパフォーマンスは、素晴らしいショーだったわ」
参照元:YouTubeチャンネルTALENTKINGHD <America’s Got Talent 2023 Semi Finals Week 3 Top 3 Results> (閲覧日2023/08/07)のコメント内容をサイト運営者が抜粋して日本語に翻訳
ひとりだけ違う意見だったホーウィーさんは、
「うんざりするパフォーマンス。見る分には楽しかったけど、吹奏楽でのもっと大それた演技でないと(ここで会場と他の審査員からブーイング)。(ホーウィーさんが観客席を指差しながら)観客の発言は君たちには聞こえないだろうけど、みんな僕と同意見みたいだよ(会場からさらなるブーイング)」
参照元:YouTubeチャンネルTALENTKINGHD <America’s Got Talent 2023 Semi Finals Week 3 Top 3 Results> (閲覧日2023/08/07)のコメント内容をサイト運営者が抜粋して日本語に翻訳
動画を視聴した私は、「ホーウィーさん、そろそろ聴力検査が必要なんじゃないの?自分で演奏しながら踊ってみなさいよ」と思わず毒づいたのですが、こういうシーンこそ、アメリカ人の「何があっても揺らがない自己肯定感」のシンボルではないかなどと、一応心理学博士の私は納得した次第です。
最重要なのは、「起立して拍手したサイモンさん」ですわよ、MOSの皆様〜!
それに、ホーウィーさんの後に意見を求められたハイディさんとソフィアさんが、ホーウィーさんの意見を牽制するように発言している様子もうかがえるのが、興味深いところ。
【AGT】MOS準決勝YouTube動画のコメント欄も称賛の嵐
ホーウィーさんのご意見が多数派でないことは、冒頭にご紹介したAGTによるMOSの準決勝動画のコメント欄からもうかがえます。
特に目につくのは、吹奏楽器を演奏できる人たちが、MOSのAGTでのパフォーマンスは、どれだけ困難で、レベルの高いものであるかをほめているコメント。
予選時での動画にも、同様のコメントがたくさんありましたし、吹奏楽器を新たな形でプレゼンテーションしているMOSに対する感動を表す内容や、彼女たちの演奏にベタ惚れしている視聴者からのコメントが盛りだくさん。
MOSのYouTube公式チャンネルでは、登録者10万人記念としてメンバーが100の質問に答える動画も公開されているので、メンバーの素顔に興味のある方は必見!
【AGT】MOSが準決勝3週目で競合した出場者一覧と決勝進出組
AGT2023の準決勝・3週目、MOSが決勝戦進出を賭けて競い合ったのは、以下10組の出場者たち(アルファベット順、敬称略)。
- Barry Brewer Jr. (コメディ)
- Herwan Legaillard (刀を飲み込むパフォーマー ←正式名は何なのか、どなたかご存知?)
- Justin Jackson (タップダンス)
- Mzansi Youth Choir (コーラス)
- Philip Bowen (バイオリン)
- Phil Wright & Parent Jam (ダンス)
- Putri Ariani (ピアノ・歌唱)
- Summer Rios (歌手)
- Trigg Watson (手品)
- Warrior Squad (アクロバティック・ダンス)
視聴者投票の結果、決勝戦には南アフリカ出身のムザンシ青少年合唱団と、インドネシア出身の盲目のシンガーソングライター、プトゥリ・アリアニさんの2組が進出することになりました。
2023年度の優勝者は、プトゥリさんになるような予感が私はするのですが、当たるかしら?!
準決勝で敗退とはいえ、AGTで大成功を収め、人々を魅了したMOSの皆さんは、日本と世界でさらなる活躍の場を広げていくことでしょう。
応援しています。感動をありがとう!