最も縁起の良い福耳だと、有名な人相鑑定士に言われた経験を持つ私が、福耳とお金の関係、誰もが「老化すれば福耳になる」という驚きの事実、そして福耳特有のピアスに関するオススメ情報を綴ります。
福耳とは?
福耳(ふくみみ、plump ears)は、耳たぶが大きく肉の厚い耳のことであり、金運に恵まれ福運があると言われる。福耳で最も良いと言われている形は、耳たぶが真下に垂れ下がらずその上に米粒が乗るぐらい口の方に向かっている相。
引用元:フリー百科事典 ウィキペディア日本語版 <福耳>(更新日2022/08/22 03:46 UTC)
私の福耳がどんな形かと申しますと、有名人でそっくりな耳の持ち主は、ダウンタウンの松本人志さん。
耳だけ見ていると思わず「アニキ」(いや、兄さん?)と呼びたくなる親しみさえ感じてしまうそっくり度(笑)。
有名な人相鑑定士が「最良の福耳」と認定した私の福耳
私が「最も縁起の良い福耳の持ち主」だと認定されたのは、幼稚園生の時。
銀座の交差点で信号待ちをしていたら、粋なお着物をお召しになった恰幅の良い自称・人相鑑定士のオジサマが、「失礼ながらあなたのお嬢さんは、稀に見る福耳の持ち主です!金運と幸運に恵まれた人生を歩まれることでしょう」と唐突に話かけてきたので、母も私もドン引き。
「素晴らしい福耳にお目にかかれたのは、ありがたい」という怪しげなセリフを、お財布(茶色の長財布だったわ!)から取り出した手漉き和紙製の名刺(毛筆書体ね)と共に残して、立ち去っていったこのオジサマ。
その後、母が美容院で手にした女性誌で、有名女優さんたちの人相占いを担当していた人相鑑定士が銀座のオジサマだったと判明したのが、私の「人相鑑定士公認福耳伝説」の始まりです。
大富豪はホントに福耳?長者番付だとYESはこじつけすぎ
「福耳=金運の持ち主」なのかを確認できる手っ取り早い方法として、ミーハーな私は早速、世界と日本の長者番付に名を連ねていらっしゃる大富豪の方々のお写真をチェック!
どの業界であっても、トップとしてご活躍中の方々は、やはりインパクトの強いお顔つきではありますが、お写真を拝見する限りでは、「大富豪は福耳の持ち主」と主張するのは、ちょっとこじつけすぎではないかしらというのが、私見です。
そしてなぜ、「最も縁起の良い福耳」の持ち主である私の名前が、長者版付けリストに載っていないのか…。←この点が、本当に不思議でたまらない。
話がそれますが、日本の長者番付入りをしている富豪の皆様の出身校を見ると、典型的なお受験成功組ルートとは違う道を歩まれた方々のランク入りが目立つので、その点にも興味を奪われます。
関連リンク:
フォーブスジャパン <日本長者番付2022>(閲覧日2022/09/05)
フォーブスジャパン <世界長者番付、イーロン・マスクが初の首位 推定資産27兆円>(更新日2022/04/05)(閲覧日2022/09/05)
スイスは世界で裕福な国の5位。でも街は福耳の人で溢れていない
世界191ヵ国を一人当たりの購買力平価で比較したランキングによれば、世界で最も裕福な国は
- 1位 ルクセンブルグ
- 2位 シンガポール
- 3位 アイルランド
- 4位 カタール
- 5位 スイス
参照元リンク:世界経済のネタ帳 <世界の一人当たりの購買力平価GDP(USドル)ランキング>(更新日2022/04/21)(閲覧日2022/09/05)
とのこと。ちなみに日本は、36位。←日本、大丈夫なのかと気になる。
スイスに潜伏するようになって四半世紀以上の私ですが、街中で福耳の方々に遭遇する確率が高いと意識したことは、ありません。
それに、(私が出会った)スイスの人たちは迷信とかに全然興味を持っていないので、福耳に憧れる人にお目にかかったことも、まだございません。
福耳の迷信ゆえに「息子の嫁に」とスカウトされた経験あり
でも、気になる人は気にするのが迷信たる所以かも。
エアラインに勤めていた当時、ファーストクラスをご利用だったアジアの某国のお客様は、私の福耳にお気づきになったご様子。
「あなたの福耳は一家に幸福をもたらすシンボル。私の息子のお嫁さんになってくれませんか」と、信じられないオファーをいただいたことがあります。ウソのようなホントの話です。
ですから、文化的に福耳で縁起担ぎをするお国柄があるのは、間違いないようです。
なんと福耳の整形手術が流行中?!
けれども福耳が金運と幸運のシンボルと信じるあまり、なんと福耳にするための整形手術が、ベトナムでは流行しているとか。
日本ではどうなのかと気になりましたので、ネットで検索開始。
すると驚いたことに、福耳にするための手術と共に、福耳を小さくする手術を望む患者さんも、少なくはないそうです。
耳たぶを大きくしたい/小さくしたい理由はどちらも、周囲の反応が原因と思われます。
福耳にするための整形手術の費用は、ざっと見たところ片側7万円〜と、お安くはない模様。
関連リンク:カラパイヤ <「仏の耳」がベトナムで流行中。耳たぶにヒアルロン酸を注入する男性が続出>(更新日2022/04/08)(閲覧日2022/09/05)
整形しなくてもどうせみんな「年を取れば福耳になる」研究報告
でも、大枚はたいて整形などしなくても、加齢の変化により耳の長さは1年平均0.22mm、50年も経てば1cm以上長くなるという結果が、研究で報告されています。
加齢による耳のサイズの変化を動画で見ることができるBBCのサイトはコチラ↓。
BBC <The ageing process: What happens to our ears over time?> (更新日2014/05/06)(閲覧日2022/09/05)
ヒカキンさんの福耳成長ぶりは平均値以上で地球の重力に反する?
ご自分の耳たぶが福耳に変化している事実を発見、過去と現在の動画↑を用いて耳たぶの様子を比較したヒカキンさん。
動画を拝見する限り、単に重力で耳たぶが下がったというよりも、耳たぶが明らかに分厚くなって、しかもクルンと上向きになっているような…。
この変化は、地球の重力という自然の理にさえ背くことができるユーチューバー富豪・ヒカキンさんのパワーが生んだものなのかしら?
もしそうならば、ヒカキンさんの近くにあるスプーンとか、全部曲がってしまいそう。
実は、高須先生がお手伝いしたなんてこと、ないわよね?
福耳特有のピアストラブル:体験者の私がオススメしたい6点
さて最後に、福耳の私が自らの体験から、福耳だけどピアスに興味のある読者の方にオススメしたいポイントを、6点まとめてご紹介したいと思います。
- ピアスの穴開けは病院で
- ピアスを開けるのは秋以降
- ピアスの穴が完成するまで毎日消毒
- ピアスを毎日つけて楽しむことで穴が塞がるのを防ぐ
- ピアスキャッチはシリコンに変える
- フープ型のピアスはサイズに注意
ピアスの穴開けは病院で
耳たぶが分厚くない人たちは、ピアッサーでも問題ないと思いますが、私の場合はバネが動かなくなって、大失敗。
結局、ムダなドキドキを2度体験する羽目になりましたので、どうせなら初めから病院でお願いした方が、無難だと思います。
ピアスを開けるのは秋以降
私がファーストピアスを購入したお店で紹介された病院を初めて訪れた際、お医者様が私の福耳を見るなり、「悪いけど、あなたは秋以降にもう一度来院することをオススメするよ〜」とおっしゃったのです。
その理由は、福耳はピアスの穴が完成するまでに長い時間を必要とするため。
私のケースでは、穴が完成するまで半年以上かかりました。
出来上がったはずの穴も、ピアスを1日外しただけでもう塞がってしまい、再びピアスを装着するときに傷ができやすいという体験を、何度も繰り返したものです。
真夏の時期だと傷口が汗で蒸れやすいでしょうから、福耳の人は秋以降の涼しい時期にピアスの穴を開けるのがオススメというお医者様のアドバイスは、的確だったと思います。
ピアスの穴が完成するまで毎日消毒
ピアスの穴が固まりにくい福耳にとって、毎日の傷口消毒はホントに必須。
福耳の宿命と考えて、気長に毎日、ファーストピアスをクルクル回して、根気よく消毒しましょうね。
ピアスを毎日つけて楽しむことで穴が塞がるのを防ぐ
ピアスを開けてから30年以上経っている今でさえ、3日もピアスをつけずにいると、穴が塞がりかけるという福耳の手強さを、私はしばしば体験しています。
ピアスをつけていると、気分も上がりますから、どうせなら毎日楽しんじゃいましょう♪
ピアスキャッチはシリコンタイプに変える
分厚い福耳は、ピアスの軸の長さによっては、まるで無理してボディコンを着ているかのようなキツキツ状態に耳たぶがなってしまい、痛みや腫れにつながることもあります。
ですから私は、ピアスの留め金をシリコン製のキャッチに変えて、着用するようにしています。
フープ型のピアスはサイズにご注意
私はこれまで、フープ型のピアスを何度か購入してみたのですが、
- フープのサイズに福耳が収まらない
- たとえ着用できたとしても耳の後ろのキャッチャーが閉まらない
- 閉じたフープ部分と耳たぶに隙間がないので、他人の手を借りないとピアスを外せない
と、難題続き。
先日、「このサイズなら大丈夫そう」と注文したフープ型のピアスは、案の定私の福耳にはフィットせず、娘に譲る羽目になりました。
「いい加減に、フープ型はあきらめなさいよ」と娘に諭されているのですが、2〜3年に1回くらいは「平気かしら?」と誤解するデザインを見つけて、毎回失敗している私って…。
私のようにならないためにも、皆様はフープ型のピアス購入にはお気をつけて!
以上、最も縁起の良い福耳の持ち主である私が、福耳のアレコレをお届けしました。