先ほど、夕ご飯の支度をしながら、YouTubeのオススメ動画で見つけた【すとさく】を試してみることにした私。
「へぇ〜、ストリート・ピアノじゃなくて、ストリート・サクソフォーンの略で【すとさく】なのね」と、今日初めて知った【すとさく】に耳を傾けながら料理をしていたら、BGMで聴いていられないほど、素敵な音色。
サクソフォーン奏者・千野哲太さんの奏でる音色にすっかり聴き惚れて、ラザニアのソースを焦がしてしまったわ(笑)。それほど演奏が素晴らしく、心が洗われました♪
YouTube動画【すとさく】の運営者・千野哲太さんとは?
千野哲太さんの本業は、クラッシックサクソフォーン奏者。全国各地をまわりながら、サクソフォーンの路上ライブも行っている、プロの音楽家だそうです。
そして私が「やっぱりね。私の耳は誤魔化せなくってよ」と自己満足に浸ったその理由は、千野哲太さんが東京藝術大学のご出身と、彼のプロフィールで知ったから。
あぁ、やはり藝大は才能の巣窟!と叫ばずにはいられない。
前回私がYouTubeでハッと息を止めて見入ったのは、King Gnuの「泡」を見たとき。動画を見終わってから、呆然としてしばらく動けなかったほどの、フリーズ状態になりました、私。
藝大出身者の才能は、どうやら私に呼吸を忘れさせる傾向にあるようです。もっとシニアになったら、気をつけなきゃ。
動画のテロップで、『留年したから…』と千野さんご自身がコメントされていましたが、藝大の空気をより長く吸って、学業以外のいろいろな経験をした結果が、音色になって響き渡っている感じ。とにかく、素敵!
澄み切ったサクソフォーンのしらべに感動して、千野さんの動画を一気見したのですが、テロップで流れるコメントがいかにも藝大らしくはっちゃけたテイストなのが、また魅力的。
ダウンタウンのおふたりと絡んでいた坂本龍一さんが、記憶に蘇ってきました(ちょっとオタク度が高すぎる例かも。わかる方には、わかる話ね)。本当に、藝大の「規格外ユーモア」って素晴らしすぎる。
千野さんお願い、ミスマッチの英語テロップは、どうぞこのままのキャラでお続けくださいませ。だって楽しくってたまらないんですもの。
それに、千野さんの音楽は、テロップなしでも世界中の人々の心に届くクオリティ。わが家ではすでに、国境を超えています。
【すとさく】の運営者・千野哲太さんの演奏に聴き惚れる
「ちょっと、あなた何しているの」と、焦げてしまったラザニア用のソースのにおいをかぎつけて、キッチンにやって来た夫。
文句タラタラになるかと思ったら、「何聴いているの?このミュージシャンすごいじゃない」と千野さんの演奏に、早速聴き惚れていました。
そのうち夫は、千野さんの路上パフォーマンスに立ち止まることなく、急ぎ足で立ち去る歩行者に向かって、「なぜストップしないの?彼の演奏に偶然街中で出会えるなんて、ものすごくラッキーなことなのに」と、動画に向かって注意するほど(将来の老害が心配なレベル)。
しばらくして、夫の大好きな尾崎豊の「I LOVE YOU」を千野さんが演奏し始めたので、今度は大興奮。
先ほどから、ひとりで再びじっくりと、千野さんの演奏を楽しんでいるのですが、音が柔らかくて、温かくて、透明で…。心の琴線に触れるとは、まさにこのこと。なんて美しい音色なのかしら。
・・・というわけで、千野さんのおかげで久しぶりに、本当に心が洗われる想いを体験できたことに、心から感謝しています。どうもありがとうございます!
【すとさく】千野哲太さんはピアノもお上手!〜YouTube番外編
コチラ↓は、高松亜衣さん(バイオリン)・僕、フォルテさん(ピアノ)と千野哲太さんの夢の共演動画。偶然その場に居合わせた方たちは、宝くじ買うと当たるかも?! 羨ましすぎる〜!
千野哲太さん、突如としてストピ演奏者にキャリアを拡張?!
藝大コンビ・千野哲太さんとしおたんのYouTube動画が才能炸裂
なんですか、この格好良すぎる動画は・・・。もう私、藝大パワーから離れられないと実感。
おふたりの研ぎ澄まされた感性で、私の心に桜が満開。素敵なときめきをありがとう!
千野哲太さんのコンサート情報
千野さんが発信しているコンサート日程へのリンクはコチラ→:CHINOTETA SAX
(スマホでないと正しく表示されないとのことです)。
千野哲太さんのCD/アルバム情報
千野さんご本人のオンラインショップ、「shop CHINOTETA」では、アルバム・チケット・その他のグッズが購入可能です。CDアルバムの予約・在庫状況に関する正確な情報が、手に入るはず。
【あの世に旅立つまでにしたいこと】東京藝術大学の学園祭・藝祭訪問
実は、東京藝術大学の学園祭・藝祭訪問は、かねてから私の「あの世に旅立つまでにぜひしたいことリスト」の項目のひとつなのです。
東京で生まれ育ったのに、なぜ藝祭に行ったことがなかったのか。過ぎたことを悔やんでも仕方がないので、あの世に私が旅立つ前に、一度は藝祭を訪れて、藝大キャンパスに流れる独特な雰囲気を体験してみたいのです。
強烈なエネルギーを吸収して、寿命が伸びそうな予感がします(笑)。
あっ、千野さんのコンサートも、リストに書き加えなくちゃ♪
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やはり藝大はタダモノの集まる場ではないと確信する、藝大入学式にお手製の看板を持参した菅野湧己さんの記事はコチラ↓。