【鳴門渦潮クルーズ体験記】超接近して大迫力のうずしおを見る秘訣

寄港地観光プラン

「鳴門で渦潮を見るためにクルーズ船に乗ったのに、全然渦が見られなかった!」と日本旅行の後、がっかりした声で私に電話をしてきたスイス人の友。

そんな友人の失敗体験を活かした私は、「鳴門海峡で大渦の渦潮をクルーズで体験するには、どうすればいいのか?」という点に注意を払いながら、観光計画を立てました。

おかげさまで、迫力満点の渦潮を近距離から観察し、素敵なクルーズも楽しむことができたので、旅は大成功♪

鳴門観光で大渦をクルーズ船上から体験するための注意点、そしてクルーズを提供している会社の比較情報をご紹介しますので、よろしかったら参考にしてください。

クルーズ船で体感する鳴門の渦潮の迫力は、世界最大級といわれる渦のようにインパクト大!

超オススメのクルーズです。

クルーズで楽しめる!【鳴門海峡の渦潮とは?】

クルーズで楽しめる!【鳴門海峡の渦潮とは?】

鳴門海峡は、

  • イタリア・シチリア島にあるメイッシーナ海峡
  • カナダのセイモア海峡

と共に、「世界三大潮流」のひとつに数えられています。

鳴門海峡の渦潮は、約6時間毎に起こる潮の干満によって生じる現象で、潮が高い海から低い海へ流れる時うず巻く激流となり、大潮時には潮流時速20km、渦の大きさ30mに達する事もあります。

引用元:兵庫・徳島「鳴門の渦潮」世界遺産登録推進協議会 <渦潮の紹介>(閲覧日2023/02/01)

【鳴門海峡の渦潮】発生する仕組みをわかりやすく説明

  • 太陽と月の引力により、潮の満ち引きがある
  • 満潮・干潮時、紀伊水道の潮波の動きと速度が淡路島の影響を受ける
  • 鳴門海峡の地形が特殊:狭い幅(1.3km)/海底断面がV字型で深い(100m)
  • よって、鳴門海峡を挟んだ瀬戸内海側と太平洋側に、満潮・干潮の波が隣り合って存在することになる
  • 満潮・干潮の海面に高低差ができるため、早い潮流が発生する

というのが、鳴門海峡で渦潮が発生する仕組みの概略です。

・・・もし自由研究ならば、この説明の仕方で「わかりやすい」と合格点がもらえるかな(笑)?! 

鳴門海峡に渦潮が発生する仕組みについて、私が参照したのは、コチラ↓のサイトにある情報です。

外部リンク
一般社団法人 鳴門市うずしお観光協会 <鳴門の渦潮について>(閲覧日2023/02/01)
兵庫・徳島「鳴門の渦潮」世界遺産登録推進協議会 <渦潮の紹介>(閲覧日2023/02/01)

【鳴門の渦潮クルーズ】3社の比較:決め手は乗り場と所要時間

【鳴門の渦潮クルーズ】3社の比較:決め手は乗り場と所要時間

鳴門海峡で渦潮クルーズを提供している会社は、3社あります。

「どのクルーズにしようかしら?」と考えた際、私にとって一番重要だったポイントは、クルーズの所要時間と船の出航場所。

私が収集した情報と、各クルーズ会社の乗り場の地図を、以下にまとめました。

【鳴門の渦潮クルーズ】①うずしお観潮船

  • 予約不要の「わんだーなると」(所要時間30分、40分毎運航)
  • 予約必須の「アクアエディ」は水中展望室付き(所要時間25分、30分毎運航)
  • 乗り場は亀浦観光港(鳴門市)

外部リンクうずしお観潮船 (公式サイト)

【鳴門の渦潮クルーズ】②うずしお汽船

  • 予約なしで乗船可能(所要時間20分、30分毎運航)
  • トリップアドバイザーで4年連続1位獲得(2017〜2020)
  • 乗り場は「大塚国際美術館」へ徒歩5分の場所(鳴門市)

外部リンクうずしお汽船 (公式サイト)

【鳴門の渦潮クルーズ】③うずしおクルーズ

  • 日本丸か咸臨丸で運航(所要時間1時間、出航時刻は時刻表参照)
  • インターネットで予約可能(予約推奨)
  • 乗り場は淡路島の福良港(バスターミナルから徒歩2分)

外部リンクうずしおクルーズ (公式サイト)

結局、私が利用したのは、「うずしおクルーズ」。

宿泊先の大阪(または神戸)から日帰り+ストレスフリーで、鳴門の渦潮クルーズを楽しむために、最適の選択でした。

もし、鳴門市側からクルーズを利用する場合には、「うずしお観潮船」または「うずしお汽船」の乗り場の方が、便利だと思います。

また、「うずしお観潮船」と「うずしお汽船」は、船のサイズが「うずしおクルーズ」より小さいので(この部分の見出しの下にある画像の船は、おそらく両社どちらかのもの)、よりダイナミックな渦潮を体感できるのでは。

【鳴門の渦潮クルーズ】私が「うずしおクルーズ」を選んだ理由

【鳴門の渦潮クルーズ】私が「うずしおクルーズ」を選んだ理由
  • 「神戸三宮バスターミナル」から、乗り換えなし(走行時間90分)でクルーズ船の乗り場(福良バスターミナルの停留所から徒歩2分)に到着できる。復路も同様の便利さで、バスの装備も快適
  • クルーズ時間が長い
  • 船が大きくて素敵
  • 公式サイトで、各日時と出航時刻別の「うずの大きさの期待度」を簡単にチェックできる

以上4点が決め手となり、私は「うずしおクルーズ」社を利用することに。

私は「大うず」の日に、「大うず」が期待できる(時刻表に二重丸の表示があります)船を選び、見事な渦潮を近距離で体験することができました!

「うずしおクルーズ」公式サイトでのオンライン予約は、とてもスムーズでした。

ただし、オンライン予約をする場合には、クレジットカードでの支払いが必要とのことです。

ちなみに海外在住の私でも、予約/支払い共に問題なくできましたので、参考までに。

詳細は、公式サイトでご確認くださいね。

外部リンクうずしおクルーズ (公式サイト)

【鳴門の渦潮】クルーズ船で最接近して渦の大迫力を体感できる

【鳴門の渦潮】クルーズ船で最接近して渦の大迫力を体感できる

私たちが乗船したのは、「日本丸」だったのですが(美しい!)、お天気に恵まれた事もあり、本当に素晴らしい渦潮クルーズを満喫することができました。

クルーズ船は、渦潮の真横まで運行しますので、迫力満点!

日本丸は大きい船なので、極端な揺れは感じませんでしたが、渦潮の真横では船が明らかに傾くほど。

乗り物酔いしやすい方は、酔い止めのお薬をお忘れなく。

注:「お願いだから、スマホを落とさないように気をつけて」というセリフは、クルーズの最中、家族に向けて多発してしまいました。ブルブル。

コチラ↓は「うずしおクルーズ」社のYouTubeチャンネルによる「咸臨丸」の動画。せっかく鳴門でクルーズをするなら、とことん楽しまなくちゃ♪

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わざわざスイスから鳴門まで出向いたのに、渦潮を見ることができなかったという友人の体験談を聞かなければ、「大渦の日と時間帯を狙って、鳴門でクルーズを楽しむ」という考えを、思いつかなかった私。

友人は、次回の日本旅行では大渦の時間帯に鳴門海峡に向かう計画を練り、今から楽しみにしています。

皆様もご旅行の際には、大渦狙いでクルーズの予定を立てて、ぜひ近距離で迫力ある渦潮を楽しんできてください♪

お天気に恵まれるといいですね。

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