大人気のモダンドレープカーディガン:魔性の作品、遂に完成!

大人気のモダンドレープカーディガン:魔性の作品、遂に完成! エッセイ

かぎ針でカーディガンを編みたいなぁ……と考える編み物ファンは、一度は目にしているであろうモダンドレープカーディガンのYouTube動画。

米国にお住まいのJessさんが、Make & Do CrewというYouTubeチャンネルで発信している「THE HABITAT CARDIGAN」は、2018年に公開されて以来、実に176万回も再生されている(2024年12月記事執筆時点)大人気のフリーパターンです。

・・・でもね、パターンは簡単&着心地最高&完成品は外出着として着用できるオシャレ感たっぷりのはずのこの作品は、編み始めの時点では本当に手間取る困ったちゃん。

私の場合、2度もほどいて、3度目の編み直しでようやく上手くいきました。

そんな魔性のモダンドレープカーディガンですが、無事に完成し、結果には大満足!

私自身が作成開始時点にかなり手間取った点を記録しましたので、スムーズに編み上げるための参考になさってください🎵

【モダンドレープカーディガン】参照元のYouTube動画

YouTubeのコメント欄に、「カーディガンの無料パターンはもう提供されていない」との書き込みがあるのですが、これは誤報。

Jessさんのブログでは、現在でも無料パターンが公開されています。私もこの無料版を利用しました。

ただし、ものすごく大量な広告がズラーっと出てきた後にようやく、無料パターンが表示されるので、我慢が必要です。

面倒な広告がイヤ、という方のために有料版も販売されています。

無料パターンへのリンクは、コチラ↓。有料パターンへのリンクもサイトに含まれています。

関連サイト:「THE HABITAT CARDIGAN」の無料パターン(閲覧日2024/12/22)

オリジナルの動画とブログでは、説明は英語だけなのですが、YouTubeチャンネル「Susanna’s Hobbies R.」の運営者・スザンナさんは日本語で、モダンドレープカーディガン作成過程のすべてを解説していらっしゃるので、日本語解説をお探しの方は、そちらを参考になさるのがオススメです。

実は私も、スザンナさんが指摘なさった手こずる点を見てからカーディガン作成に取り掛かったのですが、それでも2度も毛糸をほどく羽目になったほどの魔性さが、このモダンドレープカーディガンには潜んでいます(笑)。

スザンナさんは本当に丁寧に、ご自分の制作過程で問題になった点を視聴者に伝えてくださっています。それでもこのカーディガンがスタート時点で作りにくいのは、

  • オリジナルパターンのサイズ表記が、かなりざっくばらん
  • デザイン発信者のJessさんの編み目が、非常にゆるい

ためだと私は思いました。

スザンナさんのアドバイスはありがたい内容ばかりでしたので、その点どうぞ誤解なきよう、お願いいたします。

【モダンドレープカーディガン】私が作成に使用した材料

【モダンドレープカーディガン】私が作成に使用した材料
襟と袖口を追加する前の段階

オリジナル作品の毛糸必要量は、

  • Lion Heartland Yarn:1玉230m・142g、毛糸の太さはカテゴリー4をトータルで1380m使用(S/MまたはM/Lサイズの場合)

私は、スザンナさんがお使いだったダイソーのメランジトリコに似ている

  • WE LOVE YARN:1玉175m・100g、カテゴリー4の毛糸をトータルで1225m (S/Mサイズ)

を使いました。

またかぎ針ですが、

  • オリジナル作品:USサイズのK(6.6m)とJ(6mm)
  • 私:本体に8mm、襟と袖には7mm

と変更しました。←この理由は以下に述べます。

ゲージは、8mmのかぎ針で編み、10目X10段です。

作品完成までの必要時間は、2週間ほど。編み始めのハードルを超えてしまえば、簡単にできるパターンなので、最初にくじけないことが肝心……というのが、「もう、やめちゃおうかな」と思った私からの助言です。

大人気のモダンドレープカーディガンが「魔性」なワケ:作成体験から

大人気のモダンドレープカーディガンが「魔性」なワケ:作成体験から

このカーディガンが作成困難な最大の理由は、パターンで指定された目数で作ると、かなり小さいサイズになってしまう点だというのが、私の意見。

スザンナさんのアドバイスを見てから作り始めたにもかかわらず、私もこの点につまずいてしまったひとりなのですが、実はYouTubeオリジナル動画コメント欄にも、同じ体験をした人たちのコメントが書き込まれています。

『自分は編み物中級者のスキルだと思う』という人が、オリジナルと同じ毛糸と針で編んだところ、『サイズ表ではSサイズで約98cmになるはずなのに、実際には約79cmとかけ離れた大きさになってしまった』と述べたコメントには、似たようなトラブルに直面した視聴者数人からの書き込みがあるのです。

これらのコメントを参考にしたのに、3度目の編み直しでようやく私が作品を完成できた理由は、

本体に8mmのかぎ針を使用し、M/Lサイズの目数で作ったらS/Mサイズが出来上がった

ことにあると思います。

途中の試行錯誤は、面倒なのではしょります。

ちなみにオリジナルでの本体部分のゲージは、10目X10段なのですが、指定の6.5mm針で編むと、天才バカボンのパパが50年は愛用している伸び切った毛糸の腹巻き的な、だらしない編み上がりに私の場合はなってしまいました(笑)。

有料パターン購入者の方たちのコメントを読むと、「大きいサイズの針に変更したら上手くいった」との声が複数見受けられたので、私もそれにならった次第です。

オリジナルの完成品と比べてみると、私のカーディガンも良く似た雰囲気の出来上がり🎵

色違いでもう1枚編もうかなと思うほど、満足のいく結果となりましたので、私の失敗体験がモダンドレープカーディガンをスムーズに編み上げる参考になれば、とても嬉しいです。

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