暑い季節には快適でおしゃれなサンダルを履きたいと思った私が探し当てたのが、KEENのエル バックストラップ。
ワンシーズンフル活用したからわかるデメリット・メリットをまとめたレビューです。
KEENのサンダル:エル バックストラップはどんな商品?
東京出身で見栄っ張りの私は、あまり服装を気にかけないスイス、おまけに首都ですがおしゃれには無頓着な土地柄のベルンに潜伏して30年経過したというのに、機能性だけを重視する服や靴は嫌いという気質の持ち主(笑)。
けれどもアラカンの宿命なのでしょうか。昨年の夏、スイスの山(ちなみにシーニゲプラッテ)をトレッキングした際に足首をこっぴどくひねる怪我を負いまして、「できるだけおしゃれで、尚且つ快適なサンダル」を探した結果、KEENのエル バックストラップを購入する運びとなりました。
KEENはどんなメーカー?
- 本社はアメリカのオレゴン州にあるアウトドア専用の靴メーカー
- ハイブリッドフットウェアのパイオニア企業
参照サイト:フリー百科事典 ウィキペディア <キーン(靴)> (更新日2023/08/16 0:11 UTC)(閲覧日2024/08/13)
ハイブリッドフットウェアとは何?
「ハイブリッドフットウェア」という謳い文句、私にとっては馴染みのない表現だったので調べてみたところ、判明した内容が、コチラ↓。
ハイブリッドフットウェアとは、サンダルとシューズ、陸と水、街と山、快適性と機能性や、ファッション性と機能性といった、異なる概念を融合させたKEENオリジナルの多機能フットウェアです。
引用元:PR TIMES キーン・ジャパン合同会社<<KEEN>で足元をクールに開放しよう!多彩なハイブリッドライフを、地球に優しく、快適&ファッショナブルに彩る メンズ「2022春夏コレクション」>(更新日2022/04/19)(閲覧日2024/08/13)
あら。私ったら自分で気づかないうちに、ハイブリッドライフを楽しむ人たちの仲間入りをしていたのね🎵
KEENのサンダルレビュー:エル バックストラップの長所と短所
- (+)軽くて履きやすい
- (+)たくさん歩いても足がまったく疲れない
- (+)色のバリエーションがあるので、自分のスタイルに合ったものを選べる
- (―)ストラップのサイズ調整不可(足の縦横部分)
- (―)短命:ストラップのゴムが1シーズン後にはかなり伸びてしまう
- (―)ストラップが雨や汗の水分でヨレヨレになってしまう
- (―)河童の足音のような「ペタンペタン」という音が歩くたびに発生する
世間の人々がいったいどのくらいの頻度で新しいサンダルをお買い求めになるのか、ウェブ検索してもはっきりとした値が見つからなかったので、「KEENのエル バックストラップサンダルは短命」という私の主張は、やや手厳しいかもしれません。
ただ、「お気に入り」として大活躍し、夏特有の夕立に何度か遭遇してしまった私のKEENエルちゃんは、残念ながら1シーズン経過する前に、ストラップが「切れる寸前のパンツのゴム」的な、だらしのない姿になってしまいましたので、お出かけ用には使えない(見栄っ張りの私見ですが)状態です。
そして「KEENのエル バックストラップサンダル」の最も気になる欠点は、「音」。
私はまだ、本物の河童に遭遇した経験がないので、河童がどんな足音を立てるのか憶測しているわけですが、KEENのエルを履いていると、まるで自分が河童になった気分。
常につきまとう「ペタンペタン」という足音は、「気にしないわ🎵」で済ませられるノイズではない(特に静かな場所)と、私は感じています。
ヒールのコツコツ音より不快感を発生させるタイプの音がします。
KEENのサンダル:エル バックストラップのサイズ感は?
ネット上では、「ワンサイズ上がおすすめ」という意見をチラホラ見かけましたが、私は通常のサイズで購入しました。
上記のように、ストラップ部分の調整が一切できないので、特に足の甲に当たるストラップがご自分のジャストサイズかどうかを見極めて購入することが満足できる秘訣かな、と思います。
私は2足所有しているのですが、どちらも数回履いているうちにストラップが少しゆるめになってきましたので、参考になれば幸いです。
KEENのサンダル:エル バックストラップは結局買いだわ!
気になる短所もいくつかありますが、断然歩きやすいこと、そしておしゃれな服にも合うデザインであることから、私は来シーズン、また「KEENのエル バックストラップサンダル」を購入するつもりです。
似たようなタイプで音がしないサンダルをご存知の方は、ぜひ教えてください!