ブリテンズ・ゴット・タレント(BGT)2025年度の準決勝出場者10組の顔ぶれと結果が、すべてわかる記事です。
準決勝終了時点で、決勝に進出した日本からの挑戦者は、ゼロなのが残念。
ワイルドカードが出ますように!
【BGT2025】準決勝に進出した日本人挑戦者は、誰?
- 準決勝1週目:アキラ100%さん(裸芸)
- 準決勝2週目:チアリーマンズの皆さん(チアリーディング)
- 準決勝4週目:IDOLLSの皆さん(ダンス)
Wannabes(ワナビーズ)の名前でBGTのオーディションを4YESで通過した、ビックスモールンのお三方の準決勝進出がならず、とっても残念! 誰もが楽しめる優しいお笑い芸、すごく素晴らしかったので。
英国ボーンマスの海辺で、ビックスモールンの演目どおりにカモメにお昼ご飯を盗まれた経験がある私は、笑い転げました。
BGT2025での新ルール:準決勝にもゴールデンブザー採用
BGT2025では、準決勝から決勝への選抜方法が変更され、これまではオーディション段階でのみ押されていたゴールデンブザーが、5週にわたって行われた準決勝でも、毎週授与される新ルールが採用されました。
この変更に伴い、準決勝の各週で、
- 審査員からのゴールデンブザーを獲得した出場者
- 視聴者投票で第1位の出場者
以上2組、トータルで10組の挑戦者たちが、決勝進出組というルールになっています。
【BGT2025】準決勝1週目:出演者と決勝進出2組の顔ぶれ
- ザ・ブラックアウツの皆さん(ライトショー):審査員アマンダさんからのゴールデンブザー
- ヴィニー・マッキーさん(歌唱):視聴者投票第1位
準決勝1週目で決勝戦への進出を決めた上記の2組は共に、オーディション段階でもゴールデンブザーを獲得した強豪。
特に、私の潜伏地であるスイスからの挑戦者、ザ・ブラックアウツは、BGT2025での優勝または準優勝が狙える出場者だと、私は予想しています。
アキラ100%さんの準決勝での演技は、オーディションより数段優れた構成で、心臓に悪いけれど大笑いできるくだらなさが魅力的でした。落ち込んだ日に数回見て、元気をもらっています。
【BGT2025】準決勝2週目:出演者と決勝進出2組の顔ぶれ
- オリー・ピアソンくん(ギター演奏):審査員サイモンさんからのゴールデンブザー
- ステイシー・リードビーターさん(歌唱):視聴者投票第1位
日本からの挑戦者、チアリーマンズが登場したのは準決勝2週目。
個人的な意見になりますが、準決勝2週目は、1〜5週のなかでも、最も手強い出演者が勢揃いしていた週だというのが私の感想です。
なぜなら、準決勝2週目に出場した8組のうち、3組がオーディション時でのゴールデンブザー獲得者、しかも全員英国出身。
反して言えば、チアリーマンズにとっては不都合な条件のもと、彼らが視聴者投票で3位の結果を得たことは、目覚ましい活躍ぶりだった証拠🎶
だからこそ、敗者復活のワイルドカードを手にするのがチアリーマンズでありますようにと、願っています。
【BGT2025】準決勝3週目:出演者と決勝進出2組の顔ぶれ
- ジャスミン・ライスさん(歌唱):審査員ブルーノさんからのゴールデンブザー
- ピン・ポン・パンの皆さん(ダンス):視聴者投票第1位
ジャスミンさんは、出身地の米国・ニューヨークでは、ドラッグクイーンのオペラ歌手としての自分の存在をあまりよく受け止めてもらえないので、あえて英国のBGTに参加したと、オーディションで表明した出場者。
私の記憶では、米国人が英国のゴットタレント番組に挑戦する理由としては初の「ゴットタレント難民」だと思うのですが、これもトランプ政権で垣間見えるアメリカの現状なのでしょうか。
そして、卓球をしながらの高速テンポダンスという、新鮮な種目を演じたイタリア出身のピン・ポン・パンの皆さんは、オーディションでゴールデンブザーが押されなかったのが不思議だったグループ。
準決勝では、さらに難度の高いパフォーマンスを披露した、決勝進出に相応しい出場者です。
【BGT2025】準決勝4週目:出演者と決勝進出2組の顔ぶれ
- ジョセフ・チャームさん(コメディ):審査員アリーシャさんからのゴールデンブザー
- ヒア・アウア・ヴォイスの皆さん(コーラス):視聴者投票第1位
BGTに挑戦するコメディアンを見るたびに、「笑いのツボ」が違うせいで、面白さを感じないのかなぁという思いを抱くケースが多い、日本育ちの私。
ジョセフさんの演技は、審査員のアリーシャさんとサイモンさんへのゴマスリ満載で、準決勝4週目でゴールデンブザーの決定権を持っていたアリーシャさんの様子は、ロマンス詐欺で大金の代わりにゴールデンブザーを貢いでしまったオバチャンという印象を私は受けてしまったのですが、皆さんはいかがでしょう。
なんだか心の底から笑えるコメディじゃなかったのよね……。
そして、Hear Our Voiceの皆さんが視聴者投票第1位の結果になった背景は、この方たちがイギリス史上最大・最悪の冤罪「ホライゾン事件」の当事者である影響が強いと思われます。
お人形さんになりきっていた日本からの出場者、IDOLLSのメンバーは、ゴマスリなんて卑怯な手口は使わずに、精鋭なパフォーマンスで観客と審査員を魅了しましたが、準決勝で敗退の残念な結果となりました。
【BGT2025】準決勝5週目:出演者と決勝進出2組の顔ぶれ
- ハリー・モールディンさん(手品師):審査員KSIさんからのゴールデンブザー
- ビニータさん(アクロバティック):視聴者投票第1位
BGT2025の開催地・ブラックプール出身の手品師ハリーさんは、BGT生放送でアットランダムに選ばれた観客(ジェスさん)が、恋人にプロポーズされるというドラマティックな展開を含むいくつかの予言を、事前録画した大技の手品を披露。
でもね、YouTubeのコメント欄にもチラホラあるように、手品のタネのやらせ感が拭えないんだな、私も。
私がやらせを疑う理由は、審査員が偶然選んだ座席番号にいた観客のはずのジェスさんの服装が、不自然に力みすぎている印象を放っていたから。
ジェスさんは、レザージャケットとパンツの素敵なお洋服をお召しで、しかもよくお似合いだったのですが、ヨーロッパ在住30年、イギリスにも1年ほど住んでいた私の感覚から申し上げると、BGTの観客席でテレビにチラッと映る可能性があるケースで、ジェスさんのように力んでオシャレをする習慣は通常、ヨーロッパの人にはありません。
だから、ジェスさんが立ち上がった瞬間から、私は妙な違和感を覚えてしまったわけ。真偽のほどはわからないけど、東京育ちで近くのコンビニにもすっぴん+パジャマの上にコートでは買い物に行かなかった、昭和化石の単なる感覚よ(笑)。
そしてインドからの挑戦者で8歳のビニータさんは、骨と関節がないのでは疑いたくなるほど滑らかなアクロバティックで、決勝進出となりました。柔軟さが、うらやましい。
速報!ワイルドカードにも新ルール導入!2組が決勝戦へ:BGT2025
BGTを放映しているテレビ局ITVの情報によりますと、上記10組の決勝進出者に加え、5週間に及んだ準決勝で、
- 3位の結果で準決勝敗退となった出場者を対象に視聴者投票が行われ、1組がワイルドカードをゲット
- それ以外の準決勝敗退者のうち1組に、審査員が与えるワイルドカード
と、トータル2組のワイルドカード枠があると判明。
BGT2025決勝戦は、総計12組が優勝を目指して技を競い合うことになります。
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以上、【BGT2025】準決勝結果の総まとめをお伝えしました。
<参照サイト>
Itvx <Who will be your Wild Card? Have your say!> (更新日2025/05/22)(閲覧日2025/05/30)