WordPressでサイトを運営する際、欠かせないのがバックアップ。
特にサーバー移行時には、バックアップしたデータが主役を務めると言っても、過言ではありません。
それなのに、BackWPupできちんと取ったはずのバックアップをいざダウンロードしてみたら、ファイルの中身がほぼ空っぽ!
アラカンの私、ショックでシワが増えるどころか、息の根が止まるほどのダメージを受けて焦りましたが、問題の原因はWAFにあるとわかり、無事生還。
だけど、深くなった眉間のシワはそのままって、ひどくない?
【BackWPup】バックアップで発生したトラブル
サーバー移行時、念のために手動でデータベース/ファイル/プラグインのバックアップを取得。
BackWPupのログを見ると、問題なくバックアップが行われたかのように見えます。
そして、バックアップのダウンロードを行った際にも、エラー表示は一切ありませんでした。
ところが、ダウンロードしたバックアップの中身を確認してみると、ファイルがほぼ空っぽという謎の状態が発生。
【BackWPup】ダウンロードができないトラブルはWAF解除で解決
バックアップされたデータのサイズを見ると、バックアップ自体は正常に行われているようなので、問題が発生しているのはダウンロードの過程だろうと推測。
そこで、一時的にWAF (Webアプリケーションファイアウォール) の設定を変更してみました。
画像はwpXSpeedでの例です。
- 管理パネルにログイン
- 該当するワードプレスの「設定」へ
- セキュリティ設定にある「WAF設定」をクリック
・・・そして、
- WAF設定項目を一時的に「OFF」にする
- 設定変更(確認)をクリック
WAF設定をオフにした後、15分ほど経過してから手動でバックアップしたデータを再びダウンロード。
すると、今度はバックアップされた容量と同じサイズのデータを無事取得することができました。