先週から、義母のことでてんやわんやのわが家。
嫌な気分で落ち込んだ時の私の気付け薬、B’zの「ウルトラソウル」を10回くらい聴いたけれど、効果なし。
「まずいわ、稲葉さんのシャウトが効果なかったこと、あったかしら…」と途方に暮れながらYouTubeを見ていたら、曇り空があっという間に晴れ渡るようなチャンネルを発見!
愛くるしい表情と柔らかい語り口で、40代〜50代の女性が若々しく上品に見えるメイクのコツを伝授してくださる加藤聖子さん(お美しい!)の「SHOKO美チャンネル」の動画に出てくる「昭和のNGメイク」が、私の顔にそっくりで大ウケ!
笑っている場合じゃないので、早速試してみたのですが、私はまだまだ未熟と判明。これから、練習あるのみね。
昭和化石の私、全部が昭和メイクのままではないと自分を慰め…でもね。
SHOKO先生が発信していらっしゃる動画を何本か拝見したのですが、いつも美容院で読みあさっている(←自分では絶対買わない)女性雑誌と、娘とのおしゃべりのおかげなのか、私のメイクが現代版でも間違いだらけではないとわかって、とりあえず一安心。
例えば、顔の白塗りはしないし(スイスでは日焼けしている風が、オシャレな影響もあるけど)、眉の色も形も、今風のメイクをしていたとわかったのです。
だけど、私のメイクはなぜ昭和のニオイがぷんぷん漂うわけ…? デパコス使ってるから?
何をやっても昭和風メイクの私。元凶は天然の目力?
その元凶は、どうやら天然の目力のようだわ。
私はもともとデカ目で、まつ毛もビューラーなしでもクルンと上向き(自慢じゃないけど、マッチ棒が最大6本乗った記録あり。マツエクなしよ)。
アイラインやマスカラも「黒」は昭和的、現代風を狙うなら「茶かグレー」ね。ふむふむ。黒以外の色を買うなんて、アラカンで初体験よ(だから、昭和だっつーの)。
さらにアイシャドウのグラデーションで、濃いめのポイントカラーを幅狭めに塗るのが、現代風だそう。
エアライン当時、まぶたを真っ茶色に塗りつぶしていた先輩、今どうしていらっしゃるのかな。シャネルのアイシャドウを、あれほど早く使い切る人には、後にも先にもお目にかかったことがないのだけれど。
全然関係ないのですが、シャネルのチークを底が見えるまで使い切った経験のある方は、ぜひメールでお知らせください。あれって減らないから、買い替え時が不明じゃありません?
さて口紅はラインを取るのが面倒で、いつも省いていたので、そのまま。塗り方だけSHOKO先生の真似をして、ポンポンと指で色を乗せたら、アッと驚き!
ナチュラルで優しい、上品メイクが完成。先生の説明が、とってもわかりやすい!
昭和メイクにオサラバした私、人の振り見て直した我が振りに安堵
SHOKO先生の教え通りに、現代風上品メイクをするようになって数日経った日のこと。
80年代で時間が止まってしまったかのような、プラチナブロンドとソバージュヘア、おまけにご愛用のジャケットは赤色で、遠目だとベイウォッチに出ていた女優さんのような容姿のご近所さん(推定年齢アラカン)に、バッタリ遭遇した私。
普段は他人のメイクをじ〜っくり見ることはないけれど、自分が今風メイクに生まれ変わったと自負していた私はしみじみと、「あぁ、あの人はメイクも、80年代のままで止まっているわ…。私も、危なかったじゃないの」なんて安堵のため息をつきました。
どーでもいいけど、ソバージュヘアって、今でも美容院で注文できるのかしら?それとも今また、流行中?
SHOKO先生直伝の現代風ナチュラルメイクの私の顔に不安を抱く夫
「今度娘が帰宅したら、メイクが今風になったことになんてコメントするかしら?」とワクワクしていた私。
夫は、私が美容院に行っても、まだ一度も気がついたことがない記録を更新中なので、最初から私のメイクの変化を目に留めるわけはないと、思っていたのです。
するとある朝、出勤前に「今日は夕食の準備はいいから、1日のんびりしたら」と、夫が私に声をかけてきました。
「あれ、今日遅くなるの?」
「ううん、だけど途中で何か買ってくるよ。なんだかあなたの顔、最近すごくボーッとしてるから。疲れてるんじゃない?」と夫がコメント。
「ちゃうねん、これが今風ナチュラルメイクやねん」と心で叫び、疲れたフリを咄嗟にしたわ。晩御飯の準備をしないで済むなんて、ラッキー♪
↑これは、私の関西弁に対するシンパシー。同じ内容を、「違うわよ。これが今風ナチュラルメイクなのよ」に変換すると、妙にキツく聞こえる東京弁の謎。
自分のキャラとしてグイグイ昭和風で行くべき?でもアフターがキレイ
私は自宅にいるときにも必ずメイクをするタイプなので(それでもシャネルのチークは減らない謎)、出会ってから四半世紀以上、エアラインでの厚化粧化がプラスされた昭和メイク顔を毎日見慣れていた夫には、今風ナチュラルメークは、「疲れた」サインと映ったらしいのです。
それほど、昭和風の化粧が濃かったということよね(笑)。
案の定、その翌日は昭和メイクに戻したら夫は、「あ、今日は元気そうだね」ですって。
う〜む。私のヘアスタイルの変化に1度も気づかぬ夫が、ハッとしたほどイメージが変わったSHOKO先生の「現代風・若々しい・上品なメイク法」、効果テキメンだわ。
それに、先生のホームページに登場していらっしゃる方たちの「ビフォー/アフター」の変化が、本当に素敵!
上の動画の中でSHOKO先生が、「ドレッシーにしないとしんどくなるけど、キャラ的にグイグイ行きたい方は昭和風のままで」的なことをおっしゃっているので、臨機応変な対応にしようかしら。
だけどあと1週間もしたら、忘れっぽい夫の記憶から私の昭和メイクのイメージは、消去されるはず。
やっぱり、メーク変えようっと。自分を大切にしないとね。
メイクアッププロデューサー・加藤聖子さんの波瀾万丈な人生
- 美容師免許取得後、ヘアメイクアーティストとして全国で活躍
- 阪神淡路大震災を経験
- ヘアメイクで独立直後に大病
- お母様の介護と美容の仕事を両立するために2019年、50歳でユーチューバーに
参照元:SHOKO美チャンネルの運営者・加藤聖子さんの公式ホームページ じぶん史上最高の顔印象で運命を変える! (閲覧日2022/10/07)
優しい笑みと柔らかい口調で、視聴者が気軽に真似できるメイクのテクニックを、ユーモアたっぷりにYouTube動画で解説してくださるSHOKO先生。
画面を通じて、視聴者を包み込んでくれるようなポジティブエネルギーを振り撒いていらっしゃるSHOKO先生が、これまで歩んで来られた人生で、こんなにも多くの困難を克服されていたとは…。
SHOKO先生のような方を、私の専門・心理学では、「レジリエンスのある人=レジリエント」と言います。
レジリエンス
レジリエンスとは、困難で脅威を与える状況にもかかわらず、うまく適応する過程や能力、および適応の結果のことで、精神的回復力とも訳される。
引用元:コトバンク 出典 <最新 心理学事典「レジリエンス」の解説>
想像もつかない心の痛みを「人生の谷」で経験し、そこから這い上がってきた心理的レジリエンス能力の高い人は、自分がかつて背負ったネガティブエネルギーの重荷を180度変換して、ポジティブなエネルギーを作り出す能力に優れているというのが、私がこれまで出会った人たちから受けた印象。
だから私は、そういう方たちからポジティブパワーを頂戴するのが、大好きなのです。
強さと美しさの権化のような、SHOKO先生の動画に出会えたことに感謝。ありがとう、YouTubeのアルゴリズム♪