ポルノグラフィティの岡野昭仁さんとKing Gnuの井口理さんのコラボ曲「MELODY」の楽曲提供者・高木祥太さんの才能は、天才的だと感じる私。そこで、高木祥太さんのご両親はどんな方なのか、調べてみました。
インパクトが強い「MELODY」の作成者・高木祥太さんのご両親は、やはり只者ではありません。
憧れの岡野昭仁さんとのコラボ曲:井口理さんが高木祥太さんに依頼
昔から大ファンだったポルノグラフィティの岡野昭仁さんに初めてご対面、素人目線で超興奮状態のKing Gnuの井口理さんのお姿が収録されている動画についてはコチラ↓の記事でご覧ください。
夢が叶うって、素晴らしい♬
この出会いの後、2年越しで温めてきた岡野昭仁さんとのコラボが実現する段階となり、井口理さんが楽曲制作者に高木祥太さんを提案し、岡野さんもGOサイン。
おふたりのオファーを受け、初めて楽曲を提供することになった高木祥太さんの当時の心境は…
「なんじゃそりゃ!(驚)(喜)(戸惑)(嬉)」
引用元:中日新聞 <岡野昭仁×井口理、“2年越し”コラボ曲配信決定 BREIMEN高木祥太が初楽曲提供>
(更新日2022/05/06) (閲覧日2022/05/19)
岡野昭仁さんx井口理さんコラボ曲「MELODY」の作詞・作曲は高木祥太さん。編曲と演奏は高木さんがメンバーのおひとりであるBREIMENが担当したそうです。
「MELODY」レコーディング時の映像は、コチラ↓。みなさんの共同作業の様子が、非常に興味深い。
BREIMENで高木祥太さんはベース・ボーカル・作詞作曲担当
中毒性の高い「MELODY」の立役者であるBREIMENってどんなバンドなのか、気になったけれど昭和世代の私にはかけ離れた世界なので、YouTubeで検索!
見つけたBREIMENの新曲は、昭和アンモナイトの私にも優しいタイトル「あんたがたどこさ」。
とっつきやすくて大助かり(笑)。若者の音楽を聴いて脳活よッ! 娘にリンクを送ってビックリさせてやる〜。
【高木祥太さんのプロフィール】音楽一家で育ちベースデビューは高校時代
「天才が育った裏方には、子どもの持って生まれた才能を伸ばすことに長けていた両親あり」というのが私の持論。
聞けば聞くほど奥が深い、岡野昭仁さんと井口理さんのコラボ曲「MELODY」を作った高木祥太さんはどんなご家庭で成長したのか、興味津々となった私。
いくつかのインタビュー記事で、高木祥太さんご自身が「お父様はフラメンコギタリスト/お母様はフルート奏者」と発言していらしたので、さらに探索してみました。
【BREIMENの高木祥太さんのご両親】
- 父親 高木潤一さん(フラメンコギタリスト)
- 母親 中瀬香寿子さん(フルート奏者)
高木祥太さんがお父様の潤一さんとデュオライブをした際のフライヤーがコチラ↓。ハマッ子と知り、勝手に親しみ感が倍増するフェリス出身の私。
コチラの動画は、高木祥太さんと元バンドメンバーの佐々木萌さん(エドガー・サリヴァン) によるカバー曲「ひとつだけ」。フルート奏者として出演しているのは、お母様の中瀬香寿子さんだそうです(高木祥太さんのtwitter情報)。
親子で共演できるなんて、とっても素敵!
・・・と思っていたら、コチラ↓の動画は、ご家族総参加で作成されたアルバム・MEMENTOのティーザーです。これこそ夢の共演ですね。
BREIMENの高木祥太さんの父・潤一さんのプロフィール
それにしても、フラメンコギタリストという(私にとっては)稀な職業に就く方は、いったいどんな経歴の持ち主なのか。その答えは、高木潤一さんのホームページで見つかりました。
17歳よりプロとしてクラブ、ライブハウスなどで活躍する。86年渡米、名ピアニスト、バリー・ハリスに師事する傍らロン・カーター、マル・ウォルドロン等とセッションを重ねる。帰国後はフラメンコギターを坂中浩治氏に師事する一方で、ジャズ、クラッシック、世界中の民族音楽のエッセンスを盛り込んだ、ギター、ヴァイオリン他の編成によるMASARA(マサラ)を結成、東京を中心として日本各地のライブハウス、イベント等でライブ活動を展開中。
引用元:高木潤一 プロフィール
活動歴を拝見すると、津軽三味線や尺八奏者との共演もあり、ジャンルを超えた音楽を追求している演奏者だとお見受けします。若干17歳でプロの音楽家として活躍できるなんて、次元が違う!私なんてその年代の頃には、いかにニキビの数を減らすかみたいなことにしか視点が向いていませんでした。あぁ〜。
BREIMENの高木祥太さんの母・中瀬香寿子さんのプロフィール
高木祥太さんのお母様・中瀬香寿子さんの経歴は、ウィキペディアで見つかりました。
参照サイト:フリー百科事典 ウィキペディア日本語版 <中瀬香寿子> (閲覧日2022/05/19 14:00 UTC)
プロフィールを拝見して、思わず「出た〜!」と私が声を上げてしまった理由は、中瀬香寿子さんが私を日頃からクラクラさせている才能の巣窟・東京藝術大学のご出身と知ったから。藝大出身者の才能に出会うと、いつも私の息の根が止まりそうになります(笑)。
2019年に公開された周防正行監督の映画「カツベン!」では演技指導と劇奏に参加、そしてメンタルケア心理士の有資格者など、中瀬香寿子さんも音楽だけではなく、多岐にわたる場でご活躍中。
高木祥太さんのご両親に見る天才育児:環境を整え自主性尊重
FenderNewsでのインタビューによれば、
うちは音楽一家で、父がフラメンコギタリストで、母がフルート奏者、さらに叔父がアレンジャーなんですが、高校2年生まではサッカーしかやっていませんでした。楽器はずっと家にあるし、両親は楽器をずっと練習しているんだけど、別に英才教育とかはされていなくて。音楽は好きだったし興味がないわけじゃないけど、楽器はほとんどやっていませんでした。
引用元:FenderNews <SESSIONS in TOKYO | 高木祥太、サトウカツシロ、So Kanno(BREIMEN)>
(更新日2022/01/29)(閲覧日2022/05/19)
と、高木祥太さんがご自分の幼少期を語っています。
ずっとサッカーに夢中だった高木祥太さんがサッカー以外で打ち込めることを探し始め、ベースを本格的に弾き始めたのは、高校2年生ごろ。
そのわずか1年後には、亀田誠治さん(音楽プロデューサー・東京事変のメンバー)主催のベーシストコンテストで最年少のファイナリスト…って、やはり只者ではない才能の発揮力。
参照サイト:フリー百科事典 ウィキペディア日本語版 <BREIMEN> (閲覧日2022/05/19 14:30 UTC)
【子どもの人生は子どものもの】子が自ら選択した目的は達成率が高い
「蛙の子は蛙」とよく言われます。
しかしご両親ともに音楽家という家庭環境でありながら、幼少期のわが子に楽器演奏を強制せず、本人が楽器に興味を示すまで自主性を尊重した高木祥太さんの親御さんの対応は、「親の宿題の最高難易度」レベル。凡人にはできないことです。
オリンピックのメダリストなど、天賦の才能を見事に開花させ、偉業を成し遂げることに成功した人たちへのインタビューで、「親が自分の意見を尊重して見守ってくれた」というコメントを、しばしば見かけます。
何事に挑戦する場合でも、人間は「自分が好きで選んだこと」には、本気で取り組めるもの。
わが子が自らの意志で「夢中になれる対象」を見つけるまで、つかず離れず見守り、必要なときに必要なサポートを与える親御さんの姿勢から育まれた才能の持ち主のひとりが、高木祥太さんだと私は思います。
天才を育てる秘訣、高木ファミリーにあり。
世代違いの私の心を動かした岡野昭仁さんと井口理さんのコラボ曲「MELODY」の楽曲提供者・高木祥太さんの今後のご活躍がますます楽しみですね!