クルーズでの洗濯は? スーツケースが荷物であふれない洗濯トリック

クルーズでの洗濯は? スーツケースが荷物であふれない洗濯トリック クルーズ虎の巻

こんにちは! クルーズ旅行でこれまでに23ヵ国へ渡航した経験のある、スイス在住のユキです。

せっかくのクルーズですもの、おしゃれな服をたくさん持参したい。

でも、客船上での普段着とドレスに加えて、航路によっては異なる季節と用途の服・靴、たとえばハイキング用とミュージカル観劇用のものが必要になるので、スーツケースはそれだけでかなりいっぱいになります。

いろいろな観光地で手に入るお土産だって、旅の思い出の品として持ち帰りたい…。

となると、クルーズ旅行のあいだ、手持ちの衣服をうまく洗濯することで荷物の量をセーブするしかありません。

そこで今回の記事では、クルーズのあいだストレスフリーで洗濯物を片付ける方法をご紹介します。

この記事でご紹介する方法で、私が体験したクルーズの最長期間である3週間の旅も楽にこなせましたので、よかったら参考にしてください。

クルーズ船上の洗濯トリック

  • クリーニングクーポンを事前購入
  • 小物は手洗い
  • 針金ハンガーを船上で借りる
  • 乾きやすい素材の服を選んで持参する
  • セルフサービスの洗濯室が客船にあるか確認

クリーニングのクーポン券はクルーズ開始前に買った方がお得

クルーズ船上でクリーニングのサービスを利用する場合、乗船する前にオンラインでクーポンを注文すれば、「8回分の料金で10回クリーニング」などといった割引サービスを使うことができます。

一般のクリーニング店と同じく、当日仕上げやお急ぎ依頼ももちろんOK。

ただし、当然のことながら料金は割高ですので、私は自分の旅の計画に合わせて適時利用するだけでとどめています。

「クルーズ船上のクリーニングだと、えりのパリッとした具合が気持ちいい」とおっしゃって、あえてクルーズ最終日にまとめてワイシャツをクリーニングに出していたクルーズの達人に2度出会いましたので、興味のある方はお試しあれ。

クルーズ旅行での洗濯:小物はお風呂場で手洗い

客室内は空調で乾燥しているので、お風呂場で手洗いする小物はたいてい1日で乾きます。

通常、お風呂場に引き出せるスタイルの洗濯ロープが設置してありますので、これを利用するのがオススメ。

バルコニーで干すよりも、お風呂場の方がうんと早く乾きます。外は潮風で湿度が高いのでしょうか。

スタッフにお願いすれば針金ハンガーの貸し出し可能

スタッフにお願いすれば針金ハンガーの貸し出し可能

3週間連続のクルーズのとき、部屋着はクリーニングに出す代物ではないし、ええい、いっそのこと手洗いしてしまおうと試してみました。

洗濯物をタオルの間にはさんで、まず手でトントンしてからお風呂場のバスローブフックにきちんと広げてかけたいなと思い立ち、部屋を担当していたスタッフにお願いしたところ、快く針金ハンガーを貸してもらうことができました。

これは私にとって目からウロコの体験でした。

なぜかというと、クルーズの客室内は細かいところまで収納コーナーが設置してあるので、荷物の整理はうまくいっても、洋服ダンスに常備してあるハンガーの数が私には足りなさすぎて、いつも困っていたのです。

クローゼットにある木製のハンガーは、客室ごとに一定の数しか渡せないと、毎度のクルーズで聞いていた私にしてみれば、針金ハンガーはまさに私のハンガー問題を解決してくれるお宝物。

私があまりに喜んでいたせいでしょうか、ルームサービス担当スタッフが、翌日には私のために1ダースの針金ハンガーをクローゼットにかけておいてくれたので、大助かりしました。

私がクルーズ中に知り合いになった女性は、1年のうち8ヶ月は船上ですごすという方だったのですが、この方も針金ハンガーの貸し出しについてはご存知なかったので、意外と知られていないことなのかもしれません。

クルーズの服素材は「乾きやすい」「シワになりにくい」ものを

クルーズではアイロンの持ち込み禁止

客室では防火対策のために、アイロンやヘアアイロンの持ち込みが禁止されているので、クルーズでは乾きやすくてシワになりにくい化学繊維の服を持参するのが便利です。

ちなみにアイロンの貸し出しも禁止で、私がスタッフに問い合わせたときには、クリーニングでアイロンがけのオーダーをしてほしいという返答でしたので、ご参考までに。

スーツケースにアイロンを忍ばせたという乗客の方々、何度かお目にかかりましたが、みなさん荷物検査で発見され、クルーズの最終日までアイロンを取り上げられていました。

クルーズの手荷物リストからは、アイロンを外すようにしましょうね。

セルフサービスで利用できる洗濯機・乾燥機が客船にあるか確認

私はまだそのようなクルーズ船に乗船したことはないのですが、乗客がセルフサービスで利用できる洗濯機・乾燥機が常備してある客船もあるそうなので、その点はクルーズ会社で確認してみる価値がありそうです。

まとめ:クルーズ旅行中の洗濯トリック

これまでに私が体験したクルーズの最長期間は、キールからニューヨークへの3週間の旅。

このとき、街での観光用・大自然の中でのハイキング・ミュージカル観劇と、まったく種類のちがうさまざまなシーンで必要だった荷物をパッキングしました。

今回の記事でご紹介した私の洗濯対応法で、十分にクルーズを楽しめる衣服を持参し、なおかつお土産用のスペースもスーツケースに残すことができましたので、私のアイデアがみなさんのご旅行の際にお役に立てれば幸いです。

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