グルッチュアルプ〜アルメントフーベル〜ミューレンで美景トレッキング

スイス観光情報

グルッチュアルプ〜アルメントフーベル〜ミューレンをつなぐ「マウンテンビュートレイルNr.351」は、スイスの森・草原・アルプスを堪能できる美景トレッキングルート。

スイス在住ハイカーが、体験に基づく便利情報をご案内します。

【グルッチュアルプ〜アルメントフーベル〜ミューレン】ルートの特徴

  • トレッキングにオススメの季節:6月〜9月末
  • 距離:5km
  • 上り/下り:520m/110m
  • 道のコンディション:自然道。ごく一部分のみガレ場
  • 所要時間:2時間

「ガレ場」の説明は、コチラ↓のサイトをご参照ください。

マウンテンビュートレイルNr.351は、スイス国内のハイキング/トレッキング標識を管理している「スイスハイキングクラブ」により、「白・赤・白」のトレッキングレベルと認定されているため、ハイキング初心者の方にはちょっとハードルが高いルートかもしれません。

どちらかといえば、中級者以上向きだというのが、私見です。

スイスのハイキング標識については、別記事で詳細を述べていますので、よろしければコチラ↓の記事で、標識の意味をご確認ください。

トイレは、グルッチュアルプ・アルメントフーベル・ミューレンの各駅にあります。

グルッチュアルプ〜アルメントフーベル〜ミューレン:ルートの長所と短所

  • (+)森・草原・アルプスの眺め・村と、ルート内の景色が多様に変化
  • (+)空いている(観光客より牛に会う確率の方が高い)

  • (―)放牧牛の群れに遭遇する可能性大

グルッチュアルプ〜アルメントフーベル〜ミューレン:トレッキング体験記

ラウターブルンネンの滝

まず、ラウターブルンネンからロープウェイで「グルッチュアルプ」へ。

スイスのマウンテンビュートレイルNr.351:森の中のトレッキング用マーキング

グルッチュアルプ駅を後にすると、森の小径からトレッキングが始まります。

ハイキング・トレッキング王国のスイスでは、とってもわかりやすいマーキングがルートに表示してあるので、本当に便利🎵

多くのボランティアの方々のおかげです!ありがとうございます。

ミューレンへと向かう線路とアルプスの森と山並み

グルッチュアルプとミューレンを行き来する電車が時たま通過する以外は、鳥の声しか聞こえない静けさ。

線路横の道↑は、ミューレンへと向かう初心者向きのハイキングルートなのですが……。

ミューレンへと向かうマウンテンビュートレイル

この日はマウンテンビュートレイルを選んだので、踏ん張って、急な斜面を登り続けます。

放牧牛の群れ

斜面を登り切り、目の前に草原が広がった途端、放牧牛の群れに、あっという間に囲まれる緊急事態発生。

牛たちは興奮している様子で、避けて通ることも無理な状態。大ピンチだった私たちですが、偶然ご一緒したハイカーのご夫婦のおかげで、事なきを得ました!

スイスでは定期的に、放牧牛による怪我人発生のニュースが報じられています。皆さまも、放牧牛との遭遇時にはお気をつけください。

マウンテンビュートレイルからのスイスの森と山並みの眺め

ハイジのおじいさんのような風貌の木こりの男性に、アルプスの森の片隅で遭遇。

私が話すベルン方言のスイス語を耳にした木こりのおじいさんは、「こりゃぁたまげた。今年でいちばんビックリした出来事だ」と、大笑い。

ビックリしたせいで、寿命が縮んだなどと言われなくて、よかった(笑)。

私の自宅から数時間しか離れていないのに、ず〜っとアルプスの森で暮らしているスイス人の生活は、私にとっても未知の世界。

日本を離れて30年。生まれも育ちも東京だった私はしかし、日本のさまざまな土地での生活も、知らないまま過ごしてしまったのだなぁ。もったいないことを……などと考えながら、前に進む。

アルメントフーベルへ向かうトレッキングルートから見るアイガー・メンヒ・ユングフラウ

傾斜のきついガレ場をなんとか乗り切れば、まもなくアルメントフーベルに到着!

アイガー・メンヒ・ユングフラウの山並みは、私にとってエネルギーの源。そして同時に、私の心の哲学のスイッチが入ってしまう、不思議な存在。山が持つ神秘な力の影響なのかしら。

アルメントフーベルのレストランで、ローストビーフのお昼ご飯

アルメントフーベルのレストランで、ローストビーフのお昼ご飯に舌鼓。

先ほどの遭遇で怖い思いをした放牧牛のせいで、無意識のうちにローストビーフを注文してしまったのかもと、はたと気づく。煩悩が多い証拠なのか。でも、美味しい。

アルメントフーベルからミューレンに向かう村道の景色

アルメントフーベルからミューレンに向かう道は、トレッキングルートから外れて、黄色いハイキングルートに変更。

30〜25年ほど前、よく利用していたミューレンの村にあるコテージが、ハイキングルートの近くにあったので、現在ではどうなっているのか、気になったのです。

コテージが、ほとんど変わらない状態でキープされているのを見て、時間旅行をしているみたい。

当時元気だったポメラニアンと、ミューレン滞在中よく散歩していた道をたどっていたら、ポメラニアン連れの観光客を発見!うれしすぎる偶然に、つい見知らぬポメラニアンを目で追ってしまう。

ただこれだけの偶然なのに、「今日はこのルートを選んでよかった」と、嬉しさが100倍に増加して、私のグルッチュアルプ〜アルメントフーベル〜ミューレンの美景トレッキングは、終了。

お天気の良さに誘われて、ミューレンからシルトホルンまで足を伸ばすお出かけプランへと延長しました。

グルッチュアルプ〜アルメントフーベル〜ミューレン:ルート関連情報

スイスアルプス山麓でトレッキングをする場合、天気予報だけではなく、現地にあるライブカメラで状況(例:積雪の有無)を確認してから出発するように、私は習慣づけています。

コチラ↓のサイトはあいにくとドイツ語版しかなかったのですが、アルメントフーベルとミューレンにあるライブカメラを見ることができますので、よろしければご参照ください。

そのほか、スイス政府観光局のサイトも、情報収集に役立つと思いますので、リンクを貼っておきますね。日本語版です!

関連サイト:スイス政府観光局の公式サイト(日本語版) (閲覧日2024/06/23)